goo blog サービス終了のお知らせ 

今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

上田城跡(長野県上田市二の丸)

2017年11月18日 | 
上田城跡・真田神社
大河ドラマ「真田丸」人気で上田城跡に人が集まっていることはメディアを通して知っていた
放映も数ヶ月前に終わり、ほとぼりが冷めるまで時間をおいて、さらに週末を避けて訪れた

東虎口楼門
楼門付近でTV局の取材なのか、観光客に声を掛けマイクを向けている
真田丸は全て視聴し内容も覚えていたのだが、私の容姿がTV向きでないのか無視されてしまった



市の情報によると「おもてなし武将隊」というのが組織されているらしい
カメラを向けると幸村のカゲに「くの一」が隠れてしまった。隠遁の術か、見事に消えている



楼門の左右に南櫓(写真)と北櫓がある



天正11年(1583)真田昌幸によって築城された上田城は、第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城



真田石
真田信之が松代に移封を命じられた際に、父の形見としてこの石を持っていこうとしたが、微動だにしなかったという伝承がある



石垣に興味をお持ちの、大学そして人生の大先輩のために…



城を訪れたら必ず石垣の写真を撮るようにしている。



北櫓



受付をして南北櫓の内部に入る



武者窓



上田城金箔鯱瓦
真田氏の栄華と匠の技を後世に伝えるのを目的に復元したもの






北櫓



鉄砲狭間



火縄銃(種子島)保管庫



駕籠
旅の途中で死去した真田信之の妻大蓮院の遺骸を、上田まで運んだと伝える駕籠



この古写真を見て吃驚。昭和19年櫓は遊郭として使われていた



眞田神社
上田城本丸跡に鎮座し、真田氏、仙石氏、松平氏という歴代の上田城主を祭神としている。

手水鉢



鳥居
もともとは松平家の先祖を祀る御宮であり、松平(しょうへい)神社と称していた



拝殿



真田氏は上田城を築き、その武略によって上田城の名を高からしめ、仙石氏はその後をうけて上田藩政を発展されるとともに、関ケ原合戦後破却されていた上田城の復興にもあたった



昭和28年(1953年)に真田氏と仙石氏、そして松平氏の歴代全城主を合祀して、松平神社から上田神社と改称



昭和38年、初代城主である真田氏の名を冠して、眞田神社と再度改称し今日に至っている



真田井戸
ドラマでもこの井戸のシーンがあった



この井戸には抜け穴があって、敵に包囲されていても、抜け穴から兵糧を運び入れることも、城兵の出入りにも不自由しなかったという。



西櫓
立入禁止になっている



井伊の赤備え兜
大阪夏の陣で武具を赤で統一した。真田幸村が被った朱色で鹿角型の兜



東虎口櫓門の写真左に南櫓、右に北櫓



本丸土塁の隅欠(すみおとし)
鬼門除けのため、本丸の土塁は東北の角を切り込んでいる



堀や土塁の斜面が内側にへこんで見えるのはそのためである



この後、市立博物館に入館し(既に記憶にはないが)歴史を学ぶ

撮影 平成29年5月22日

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 信濃国分寺(長野県上田市大... | トップ | 布引山 釈尊寺<布引観音>... »

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
間違えたかも知れません (OTETSUDAI @)
2017-11-18 13:01:03
過日、別所温泉に行ったことを記した時に松本城のうしろと記述したかも知れません。上田城の後ろにある運動公園のコートでした。
在職中は約30年間、毎年各県で開催される毎に出掛けていましたが、勧誘のために朝から日没迄監督らに声を掛けていましたので由緒ある場所へ足を運ぶことは出来ませんでした。またその意識も薄かったと思います。
地元の人は真田一族に関しては「崇拝」の感を抱きます。今の森友・加計を知らなければ世間を知らないかのように思われるくらいです。
石垣などはブラタモリ(本日)ではよく何の石かとか由来などが話題になりますね。かつて武田信玄(NHK)で勘助の役をやった火野正平のこころたびを観ています。ブログのような国宝級の神社へ行くわけではありませんが、自転車の旅も危険を伴いながらも楽しいかなと。
私が今よりもっともっと若かったら…忙しくて旅には出られませんでしたか…。
ありがとうござました。
返信する
旅はいいですよ (2014kurumatabi)
2017-11-18 17:00:06
いつもありがとうございます。
今回、上田城に行くきっかけになったことがあります。
昨年日体フェスで大学に行ったときに、和楽器と水墨画のコラボを同窓会主催でやっていました(その様子はH28.11.13に発信しています)。その時の水墨画家の渡邊ちょんと氏がご自身のFBで真田親子を描く時に現地に赴き空気を感じとったということを書いていました。
何でも影響を受けやすい私は歴史上の人物と時代は違えども同じ場所に立ってみたいと思うようになったのです。百聞は一見にしかず、行ってよかったと思います。
フラタモリという番組は普段は見ていませんが、洞爺湖周辺を取りあげた回だけは知人が出るということで見ましたが、実に面白い番組だと思いました。
「こころたび」は大好きな番組の一つです。旅をしていると多くの人との出逢いがありますが、人とのかかわり方など大変参考になります。


返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

」カテゴリの最新記事