今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

関山 中尊寺 その1(岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関)

2016年09月15日 | 神社・仏閣
中尊寺参拝には長い距離を歩かなければならない
運動不足解消にはいいかもしれないが、気が重い
 


緩やかだが長い坂道。すでに呼吸が乱れている。写真を撮りながら呼吸を整え出発する



八幡堂
天喜5年(1057)源頼義・義家、安倍氏追討のためこの地に至り、ここ月見坂で戦勝を祈願した
勝利の記念に京都石清水から迎えたのが鎌倉の八幡宮



吾妻鏡のなかに「中尊寺寺年中恒例の法会」として「八月放生会」とみられる記載あり



「総門跡」の小さな石柱がある。先へ進む



弁慶堂



1826年に再建されたとされている



堂内に、弁慶と、義経にまつわる像が安置されている



月見坂の両脇には樹齢300年の杉が参拝者を迎える
この景色を見ると来て良かったと思うから不思議だ



地蔵堂






薬師堂
藤原清衡が建立した堂塔の一宇。明暦3年(1657)に現在地に。現在の堂は明治18年に改築された



本尊に薬師如来立像、脇仏に日光・月光菩薩。十二神将の姿も見える



詳細を記した案内板



観音堂
中尊寺境内図に記載のない不思議なお堂






本堂
山門の姿が目に入る



天台宗東北大本山の寺院。奥州三十三観音番外札所になっている



周囲の写真を撮りながら、参拝者が写り込まないようタイミングをはかる



高齢者の団体と時折外国人の姿が



寺伝によると嘉祥3年(850年)に円仁が関山弘台寿院を開創したのが始まり
貞観元年(859年)に清和天皇から「中尊寺」の額を賜ったという






丈六の本尊「釈迦如来坐像」 平成25年に安置された



本堂内に入ったのは初めて、見たことのない額があったので一枚



今一人で旅をしてこの場に来ているが、近い将来このような団体客の一人になる日も近いなと思いながら本堂を後にする。



撮影 平成28年5月24日

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