今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

摩尼山 宝蔵院 国分寺(高知県南国市国分)

2018年03月12日 | 神社・仏閣
摩尼山 宝蔵院 国分寺
別称:土佐国分寺。四国八十八ケ所29番札所である
道の駅「南国風良里」で朝を迎える
地元の人に話を掛けられ、超大型の台風21号が迫っているので北海道に戻った方がいいと告げられた

山門
「四国第二九番霊場国分寺」と彫られた石柱。明暦元年(1655年)の建立



額には山号の「摩尼山(まにざん)」  両脇に仁王像が安置されている



金剛力士像(仁王像)
金網に入れられて、逞しさではなく、弱々しい顔をしているように感じる



最近、楽をして仁王像を撮っていただけに、この金網に苦労する



自動を手動に切り替え、金網の隙間から像の目にピントを合わせ撮る



結構苦労している



木々に囲まれた参道



手水舎



鐘楼
建立年不明 寛永11年(1634年)に最初の改築



梵鐘(重要文化財)
平安時代前期の作、口径47cm、高さ63.8cm、重量225kg






開山堂
建立年不明、嘉永2年(1849年)に改築



記憶がはっきりしないが、桜が咲いていたような…



大師堂
寛永11年(1634年)建立。文化2年(1805年)再建



周囲には参拝者もいなく、ゆっくり彫刻を観ることができた






酒断(さけだち)地蔵尊
私には必要ないが、周囲には「酒断」をした方いいなと思われる仲間がたくさんいる。



その左横には「観音像」が置かれている



この美しい姿を観ると「酒を断とうか」と思うに違いない



さらに横にはユーモラスな石仏。この配置がとてもいい



金堂(重要文化財)
杮茸、寄棟造。永禄元年(1558年)建立。2014年屋根が葺替えられた



近づくことができないので、移動しながらお堂を眺める






全域が国の史蹟に指定されている。杉苔が美しい庭園で「土佐の苔寺」ともいわれる



この場所から観るお堂が美しい



光明殿
平成7年(1995年)11月竣工



「国分寺の薬師如来は千年のゑまひゆたかにたゝせたまへり」 いそ子(朝吹磯子)



堂内では清掃が行われていた



名残惜しいが台風のことも気になり、いつでも四国から抜け出せるように準備をしなければならない






撮影 平成29年10月19日
コメント (2)
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