神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

旅に出るとたくさんの親切に出会う

2018年03月31日 07時58分28秒 | 旅行
昨日の帰途、電車で席を譲ってもらった話は夜中に書いた。

が、それ以外でも、旅に出ると、いろんな親切に出会うことができる。

昨日の朝乗った西出雲から江津駅までは同年配の女性と隣り合って座ったが、
私が難聴で車内放送が聞こえないというと、
車内放送があるたびに内容を教えてくれた。

そして、江津駅で降りる前、
「ここ数日三江線目当ての人が大勢ですから早めに並んだほうがいいですよ」
と教えてくれた。

が、乗っていた電車のトイレが故障していて、その上、三江線でトイレに入れなかったら困ると
私は、忠告に反してトイレに行った。

そのせいで、三江線では座れず苦労した。

が、途中の駅で、座席に座っていた男性一人が、たぶん撮影のためだろう、下車したとき、
周囲にいた人たちが、どういうわけか私に座ることを勧めてくださった。

明らかに私よりご年配の方もいたのに・・・。

よほど私がしんどうそうに見えたか。あるいは新聞紙に腰を下ろしているのを見かねたのか。

とにかく皆さん親切に勧めてくださるものだから、お言葉に甘えて座らせてもらった。

それから三次駅前のバスターミナルでは大阪行きのバスの切符を買ったが、
待ち時間が少ないにも関わらず私はトイレに入った。

そしてトイレから出てくると、
大阪行きが停まると教えられていた場所にバスが停まっていたので、あわてて乗ろうとすると、
建物の中から切符を売っていた女性が出てきて、
「これは広島行きです」とわざわざ教えてくれた。

なんと親切な人だろう。

わざわざ出てきて教えてくれなくても、間違いはバスの運転手さんに指摘されただろうに。

よほど私のことが心配に思えたのだろうか。

そういうわけで、旅に出ると、いろんな人の親切に遭うので、
余計癒されて帰ってくることになる。

え、あなたが耄碌しているせいでしょうって?


そうかもしれないけれど・・・。

*

・旅に出て出会ふ親切うれしくて帰宅後しばらく幸せなりき

・危なげな人と見た人思ふらむ行く先々で親切に遭ふ

・親切をわが身体に纏はせてわれは帰れりこの川西に

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