神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

昨夜は長男が突然来てくれて、とても嬉しかったが

2016年12月14日 11時02分21秒 | 家族
少しショックなこともあった。

というのが、私のいる食堂に入ってきて、「汚いなぁ」とつぶやいたから。

そうかも。いや、そうに違いない。

私は、最近は、一日中、この食堂にいる。

一応、私の部屋は2階の一番奥にあるのだが、耳が悪いので、人が来たときに気づきやすいようにと、一日中この食堂にいるようになった。

LDKだったら、まだいいのだが、我が家の一階は、このDKと、あと和室2部屋のみだ。

来客は、和室のほうに入ってもらうべく、和室は片付けてあるのだが、子供達は、私のいる食堂に直行してくる。

昨夜のように突然来られると、がらくたを隠す暇もない。

いや、慌てて片付けなくてもいいように、常に綺麗にしておけばいいのだが、夫と二人暮らしであることに油断して、私のものが溢れ返っている。

まず、このパソコンを食卓の上においてある。

昨日は生協の配送日だったから、そのパンフレットの束も食卓の上においてあった。

狭い食堂なのに、ソファベッドもあって、そこに私の午睡用の掛け布団もおいてある。

台所のほうも、昨夜は、生協配送品の入っていた大きなポリ袋が山盛りになっていた。

そんなところに突然入ってきたら、「わっ、汚っ」ということになるだろう。

特に、長男のところは、お嫁さんがすごい綺麗好きで、隅から隅まで掃除が行き届いている。

家も、まだ築5年で新しい。

それと、LDKが広いから、ものがあっても、目立たない。

そんなこんなで、長男は、よけい我が家を汚く思ったのだろう。

長男が来たときは、私は、もう夕食の支度は終わっていたから、夕飯を食べて帰ってと何度も言ったが、お嫁さんに気を使ってだろう、食べずに帰った。

その後、夫が帰ってきたのだが、私が長男が来てくれていたというと、さっと食堂を見回して不機嫌になった。

たぶん、我が家の掃除が行き届いていないことが恥ずかしかったのだろう。

それを感じて、私自身も落ち込んでしまった。

私も、常日頃、もっと家の中を磨かなければと思っているが、何しろ、本は読みたいは、ブログは書きたいはで、時間がいくらあっても足りない。

食事だけは手抜きしないで作っているつもりだが、それは主婦なら当たり前のことで、家の内外も、専業主婦ならば、もっと綺麗にしておかなければならないだろう。

それがわかるだけに、自己嫌悪に陥ってしまった。

長男には、長男が帰宅したと思しき時刻に、「今日は、来てくれて、ありがとう。せっかく来てくれたのだから、夕飯を食べて帰ってほしかったけれど、帰ったのはのは我が家が汚かったから?」とメールしてしまった。困った母さんだ。

長男は、昨日は、「正月は僕の家で、皆ですき焼きをしよう」と言ってくれたが、私が、「お母さんはお節料理を作って持って行きたいけれど」と言うと、長男は「しんどいやろから無理せんでええで」と言ってくれた。

これも、落ち込んでいた私は、「我が家が汚いから、私の作る料理は食べたくないのだ」と思ってしまったから、考えすぎだったと思う。

わが子であっても別所帯になると、何やら他人行儀になってしまうと思った昨夜だった。

  ブログより家磨かむと思ひつつ気づけばブログ書いてゐるわれ  biko

  障害のある子の世話をしながらも家ぴかぴかにしてゐる家も  biko

  お掃除の下手な姑とわたくしを思ひてをらむお嫁さんたちは  biko

ああ、それにしても長男に会えたのは、10月に彦根に行って以来だ。

  親子でも離れて住めば年数回会ふのみになる愛してゐても  biko

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長男は、ここ数日来の私のことを心配して、仕事の帰途、わざわざ遠回りして我が家に来てくれたのだった。

こんな不出来な母さんなのに、3人の子供達、その連れ合いの3人も、申し分もない人たちであることは、私の自慢であり、誇りでもある。

  長男も次男も娘も皆よい子こんな不出来な母さんなのに  biko

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