ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

24シーズンIII 21:00-06:00

2005-10-16 22:57:39 | 24-TWENTY FOUR-
mini AQUAってのを右のところに付けてみました。なかなかカワイイ。

フジテレビでのシーズンIII放映が終わってしまった。。。つまり、完全に世間に遅れを取ってしまった。でも、いいです。自分のペースで観ます。1日1話。まだ観てない人がいたら、他人かTSUTAYAから借りるか、買うか、いずれにしろ観るに値するテレビドラマですので。

さあさあ、ウィルス取り引きが行われる中盤ですよ。ここであの二人の女が現れる。一人は、かつてCTU捜査官だったニーナ・マイヤーズ。前回に引き続き裏稼業の人間として現れるのだが、表情がスゴイ。凄みがあるというか、堂に入っているというか。ゲスト出演扱いながら、ジャック・バウアーとの攻防は、狂気を超えた狂気を感じさせた。

そして、もう一人、シェリー・パーマーだ。またまた大統領に呼び出され、スキャンダルの揉み消しに躍起になる。まー、この人には「やり手ババア」の称号を差し上げたい。今回も、大統領周辺を見事に引っかき回す。この二人は、全2作からキーポイントであり、物語のターニングポイントを演出してきた。だから、「24」は女性たちの物語でもあった。しかし、それは「点」ばかりで「線」になるキャラクターがいなかった。

ウィルスを確保できないまま、午前3時を迎える。主役は、ジャック・バウアーからウィルス拡散の標的になったホテルに派遣されたミシェル・デスラーに移る。密かにウィルス確保に努めるが、ホテルの乗客が気づきだし、パニックになりかける。彼女は、流れゆく時間の現実に直面し、困惑しながらも、冷静で的確な判断を求められる。やっと「線」になる女性が現れたのだ(スピンオフするなら彼女が主役だろう)。午前5時から始まる第17話は、この追い込まれた人間の表情、やりとりがとても興味深いものだった。


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