ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

ER9-01「災害」 CHAOS THEORY

2005-10-07 23:46:37 | ER緊急救命室
いよいよ明日からNHK総合で、ER9の放送が始まる。BSでの放送から1年半。韓流ドラマのために総合での放送開始が遅れ、しかも夜遅い時間帯。NHKに抗議しても音沙汰ナシ。しょーがないので、DVD買っちゃった。キャンペーンで安かったし。

というわけで、放送の前日に第1話シーズンプレミアを観た。前シーズン最終回で、天然痘ウィルスの疑いがある患者がカウンティ総合病院に運び込まれ、患者と接触した者は、隔離を命ぜられた。

最初のシーンがいきなりアフリカのジャングルでビックリ。海外ってこのドラマ初じゃない?ここでのサンプル採取で、サル痘の突然変異であることが分かった。病院の閉鎖に向けて、患者の移動が始まる。重篤患者のヘリ移動に手間取ったとき、ロマノの腕がプロペラに接触、切断してしまう。あまりにもショッキングな映像で、こちらの血の気まで引いていく。病院内にもう人はほとんどいず、停電している。ER始まって以来の異常なまでの緊張感。手に汗握った。

打ってかわって、後半は隔離の日々。退屈な日々の中で、お互いの心の内がポツポツ出てくる。アビーとカーターはこんな状況なのに、関係を持ってしまったようだ。うーん、すごいなアメリカ人は。ロンドンに帰っていたコーデイは、病院とそりが合わず、アメリカに戻る決心をする。今回は、かなりワールドワイドなERだった。

オープニング映像に、アンソニー・エドワーズの名は、もうない。しかし、この状況をなんとか凌いだ彼らに、この病院と物語を託す気持ちが出来た。