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自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

第8回 神戸国際フルートコンクール 審査員によるスペシャルコンサート

2013-04-06 | コンサート・音楽・宝塚

4月5日(金) 神戸文化ホール中ホールで、第8回神戸国際フルートコンクール
審査員によるスペシャルコンサート

演奏者と曲目は―
神田寛明さん ピアノ/石橋尚子さん
 ジュリオ・ブリッチャルディ◆ヴェルディによるドラマティック・ファンタジー
ヘンリック・ヴィーゼさん(学究肌の演奏家さん) ピアノ/石橋衣里さん
 モーリス・ラヴェル◆「ダフニスとクロエ」よりパントマイム(編曲はヴィーゼさん)
リー・ソヨンさん、酒井秀明さん(師弟共演です) ピアノ/西脇千花さん
 フリードリッヒ・クーラウ◆三重奏曲 ト長調
マテュー・デュフーさん ピアノ/石橋衣里さん
 アンリ・デュテュー◆ソナチネ
ティモシー・ハッチンスさん ピアノ/西脇千花さん
 ゲオルク・フィリップ・テレマン◆ファンタジー イ長調
 ヨアキム・アンデルセン◆練習曲 嬰ト短調
 エルネスト・ケーラー◆パピヨン
ウィリアム・ベネットさん、ジャック・ズーンさん ピアノ/石橋尚子さん、石橋衣里さん

ほかアンコール曲たくさん^^


 


神田寛明さんの演奏で始まったスペシャルコンサート。
音を聴いた途端、ス~ッ、ホ~ッと気持ちがほぐれました。

真剣勝負、コンクール出場者それぞれの緊張感がビリビリと、伝わってくるような演奏を連日聴き続けていて、こちらも大分肩がこっていました。


司会は審査委員長の金昌国さん。
金さんはご病気で満身創痍、フルートを演奏できる状態ではないので、「罰として、司会を仰せつかった」言っていましたが、吹けないのはどんなにもどかしいことでしょう。

まず、このコンクールの審査を引き受けてくれていたヴォルフガング・シュルツさんが奇しくもコンクールが始まった3月28日にウィーンで死去されたことにふれ、声をつまらせていました。

世界的にも著名なフルーティストが審査員に加わっていることで、コンクールの権威も上がるはずですから、審査員群は弱体化させないでほしいです。


金さんの演奏者のエピソードを聞きながら、演奏会は和やかに進められました。

神田さんは芸大で朝から晩まで練習をしていたこと。
デュフーさんは16年前、このコンクールの入賞者演奏会に、虚無僧姿で、尺八を持って登場したこと。

現在モントリオール交響楽団の首席奏者であるハッチンスさんは紳士的でバロック音楽に造詣が深いこと。
私はきさくそうで、アイビーリーガーおじさんに見えるハッチンスさん大好きになりました。

ウィリアム・ベネットさん、ジャック・ズーンさん、クリーム色とオレンジ色のスーツで、根っから明るそうです。
ブラームスのヴァイオリン協奏曲が最初はドップラー兄弟のフルート曲として作曲されたって、ホントの話(?)か(?)。

リラックスした楽しい演奏会でした。
 


 

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生田川のサクラ

2013-04-05 | 花・木・実・いきもの・自然

連日、朝10時からのフルートコンクール見学中ですが、4月5日は第3次審査と本選の間のコンクールなしの1日です。
夜7時から審査員によるスペシャルコンサートを聴きに行く前に、会場に向かう地下鉄の沿線にある
生田川河畔のサクラを見に行くことにしました。

生田川公園ではさくらまつりが翌6日に開催される予定でしたが、サクラはもう大分散っていました。
それでも、遠くから見る分にはまだまだ十分きれいです。

 

道沿いには・・・
モクレン

 

カリン

 

カナメモチユキヤナギ

 

 

コンサートまでの時間調整に入った珈琲屋OB新神戸店。
チェーン展開しているお店で、飲み物系のカップ・器が巨大^^というのが特徴のようです。

私が注文したアメリカンコーヒーも500ccは入っていそうなカップでした。

 

 

 

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椿、つばき、ツバキ

2013-04-04 | 花・木・実・いきもの・自然

今年は出かけられる日と、お天気とのタイミングが合わなくて、お花見をする機会があまりなかった年になりました。

でも、例年にもまして、ツバキの花はよく見かけました。
サクラと違って次々と花をつけて、長い期間咲いているからですね。

折にふれて撮っておいた写真です。


まず始めは散歩道のツバキ

 

宝塚の花のみちのオトメツバキ

 

弓弦羽神社の境内で、サクラとツバキ

 

これはビックリ、大木にあふれるように咲いていた、香雪美術館のそばのツバキ

 

神戸国際フルートコンクールが開かれていた神戸文化ホールそばの大倉山公園や
ホール周辺のツバキ

 

(3月中旬から4月初旬にかけての撮影です)

 

 

 

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吉本百年物語「百年感謝 これからもよろしく」

2013-04-03 | コンサート・音楽・宝塚

昨年4月から月替わりで12本、吉本興業創業から100年の歴史を舞台化してなんばグランド花月で上演されていた「吉本百年物語」

そのフィナーレとなる、「百年感謝 これからもよろしく」を観てきました。
(4/7千秋楽)

月ごとにマドンナとなる女優さんの出演があったりして、最終月は誰かしら?と思ったのですが、ゲスト女優なしで座長は間寛平さんでした。
テレビを通じて見る寛平さんはどちらかというと寛平ちゃんというほうが似合う、頼りないイメージがあるのですが、この舞台では中心となって出演者をまとめていました。

 


12本のうち何本かを観た夫が言うには、これまでは台本通り演じる「演劇」といった感じだったのが、フィナーレの今回は「演芸」の吉本といった感じでアドリブ多用、舞台も華やかでおもしろかったそうです。
加えて、松竹新喜劇のベテラン役者さん3人も出演していて、懐かしかったようです。

私が観た日(3/2)は劇中日替わりゲストがブラックマヨネーズ、エンディングゲストが月亭八方さんでした。
八方さんは阪神・中日戦の経過も報告、客席からも声がかかって、和やかな雰囲気でした。


和やかといえば、エントランスでは吉本の芸人さんの着ぐるみが待ち時間のお客さんの相手をしてくれていました。

1Fで買って、一口食べたミニたこ焼きのおいしかったこと。
写真を撮るつもりはなかったのですが、「おいしいよ!」と載せておきます。

 

「大入袋」ならぬ、「大笑袋」までいただいてしまいました。

 

 

 

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春のナチュラル庭園「シーズンズ」

2013-04-02 | 花・木・実・いきもの・自然

3月25日、宝塚大劇場に行った日の「シーズンズ」です。
3月末のシーズンズはまだ、葉っぱを落とした枝や土の上の落ち葉の枯れ草色と、若葉や春の草花の葉の緑色がまじりあった園内でした。

 

フリーゾーンのソメイヨシノ

 

園内のサクラユキヤナギ

 

ネメシア

 

シラー・シビリカ

 

ムスカリ・アルメニアカム

 

プリムラ

 

春を待つイースターエッグ

 

トサミズキ

 

ミツマタ

 

オルソニガラム・バランサエ

 

スノーフレーク

 

ミケリア

 

ボケ

 

フリチラリア

 

ツルハナシノブ

 

チューリップ‘ライラック・ワンダー’

 

チューリップ‘ポリクロマ’

 

ローダンセマム‘アフリカンアイズ’

 

(すべて3/25撮影)

 

 

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特別展「小倉遊亀 慈愛のまなざし」

2013-04-01 | 展覧会

香雪美術館特別展「小倉遊亀 慈愛のまなざし」を観てきました。
会期は5月6日(月・休)までです。

 

小ぢんまりとした館内を一回りしたあと、別室での記念講演会に参加しました。
講師は小倉さんの出身地滋賀にある、滋賀県立近代美術館の主任学芸員、國賀由美子さん。

滋賀県立美術館は小倉さんの代表的な作品を数多く所蔵しています。

ホテルだったか旅館だったか失念しましたが、小倉さんの作品を飾っていたところが火災で作品とともに消失してから、作品を手元に置くことが多くなっていたのが、美術館建設の計画とともに寄贈され、コレクションのもとになっているようです。

父親が満州に42年間も渡ったきり帰国せず、決して豊かだったとはいえない子ども時代を過ごし、周囲の援助で奈良女子高等師範学校で学び、故郷の近くで母親の面倒をみながら、小学校の教師となりながらも、結局、恩師の東進について、彼女も東へ移動していく経歴や家族関係、作風など1時間半のレクチャーでした。

2000年に105歳で亡くなるまで、小倉さんは作品を創作し続けました。
2000年の第85回院展は彼女が亡くなった年の秋に作品が展示されたことになります。

マチスやピカソの影響を受けた作品があることは、以前観た展覧会の時に知りましたが、身近なものを題材にしていることが多いことや、ちょっとくだけた作風が温かさにつながっているように思います。

レクチャーを受けたあと、もう1回会場を回りました。
この展覧会には下絵や作品に登場している花器など、関連資料が併せて展示されています。

 

 

 

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