9月10日~12日まで京都に2泊3日、小旅行してきました。
鷹峯ぶらぶら歩き、源光庵のあとは光悦寺に向かいました。
光悦寺は以前時々お邪魔した木屋町の蒸し料理屋さんの大将がいいところだと教えてくれた場所でもあります。
徳川家康公が、洛中に住んでいた木阿弥光悦に野屋敷として与えた土地に、光悦の一族や種々の工芸に携わる多くの職人とともに移り住んだ地域で、のちに寺が建立されたことで、広大な土地と景観が遺されました。
狭い参道、園内の道に覆いかぶさるように枝を伸ばす紅葉の木が紅葉した時にはどれほど素晴らしいかは想像する^^しかありません。
大虚庵と光悦垣
この日(9/12)は人影もほとんどなく、庵の縁側に座って、雨で洗われた鷹峯三山(鷹ヶ峯、鷲ヶ峰、天ヶ峰)を見、遠くに東山三十六峰を眺めました。
宝物殿の資料も係の方の説明付きで拝見してきました。
この日最後に拝観したのは常照寺です。
寛永のころ、天下の名妓として、一世を風靡し、才色兼備をうたわれた吉野太夫が寄進した山門や、墓所があります。
ここでもですが、境内の建物より、お庭ばっかり見ていた、鷹峯ぶらぶら歩きでした。
JR京都駅に戻るころには青空が広がっていました。
バス停でお話した地元の方によると、紅葉の時期には路線バスに乗れなくなるそうです。
ゆったり、静かに拝観できるこの時期、お薦めです。