この暑さで外出を控えている夫が借りてきたDVDの中からつまんで^^観た映画です。
前の記事での、「マイ・ファニー・レディ」もその1本でした。
自分からは映画館に観にいったり、借りたりしないような映画を観るのもいいもんですね。
「野のなななのか」は本編の長さが2時間51分。
特典映像を入れたら3時間をゆうに超えました。
その特典映像の中で、出演者も言っているのですが、1回観ただけじゃわからない「不思議な映画」です。
分かりづらくて、長かったら、映画館では寝てしまったかもしれません。
でも私、退屈しなかったし、面白いところを見つけながら^^観ることができました。
集中力が衰えている年寄りにはDVD鑑賞いいですよね。
聞き逃したせりふや筋をもどって^^確認できます。
3月11日14時46分、まだ雪の残る北海道芦別で、92歳の元病院長鈴木光男が亡くなります。
臨終から通夜、葬儀、火葬、なななのか(七七日)、納骨と、死者がこの世をまださまよっている間の過去と現在に存在する人間たちの物語です。
亡くなった光男には年の離れた妹がいます。
光男には年の離れた息子が2人いて、それぞれ結婚しましたが、息子と嫁はもう亡くなっています。
その2人の息子にはそれぞれ子どもが2人、上の息子の長男には大学生の娘がいますから、光男にとってひ孫にあたります。
光男の次男には風来坊の長男と看護師の長女。
この長女が祖父光男と暮らしていました。
この看護師のカンナとひ孫かさねは年齢がそう離れていないので、家系図はややこしいです。
そこに、東日本大震災、終戦、終戦後の旧ソ連の参戦、戦時中の恋愛、原発問題、新エネルギー、拙速な町おこし等々、けっこう詰め込まれています。
だから、長くなったんだですねー。
野の音楽隊が練り歩く、芦別の四季がきれいでした。
そこですか?よかったのは^^。
(写真は映画.comのサイトから借用しました)