雑誌、出版社のPR誌、フリーペーパーの類はよく読むのですが、単行本はここ数年、1年で80冊読めるかどうかです。
今年の最初の1冊も10日を過ぎてやっと読めました。
有川浩さんの「クジラの彼」。
2007年に出版され、2010年に文庫化された本です。
筆者のあとがきを読むと――文庫のいいところはあとがきや解説が加えられているところですね――いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何が悪い!という単行本のあとがきがキャッチコピー的な位置付けになってしまった感じがします。
と、ありました。
たしかに、あまぁ~~い恋物語が6本。
男女のどちらかが、あるいは両方が自衛隊員です。
タイトルになっているクジラは潜水艦です。
いつも、よく取材して書いているなーと思いながら読んでいる有川さんの作品。
この本では自衛隊のことを少し知りました。