京都国立近代美術館で会期終了間際のKATAGAMI Styleを観てきました。
京都は8月19日まで8月28日からは三重県立美術館に巡回します。
せっかく京都に行くからには、お寺の一つでも寄ってこようと思っていたのですが、京都はまだまだ暑い~と言ってるうちに、またもやギリギリになりました。
KATAGAMI―型紙というと、まず、洋裁で生地の上に置く型紙を思い浮かべてしまいますが、この展覧会の型紙は型染めに使う美濃和紙に彫刻刀で文様が彫られたもののことだそうです。
その、本来は染めの道具であった「型紙」が、「KATAGAMI」として、世界の美術やデザインに大きな影響を与えたそうなのです。
そのまま、織物に利用されるのはもちろんのこと、壁紙、食器、家具、アクセサリー、ポスター、建造物などに、巧みにデザイン化されています。
国内外約70カ所から集められた様々なジャンルの作品約400点が展示されていました。
美術館を出ようとしたころ、外は土砂降りの雨です。遠くで稲光りもしています。
ロビーの椅子が空いていたので、しばらくゆっくりしていることにしました。
本を読むには少し暗かったので、ぼんやりしていました。
閉館のころには、雨も上がったので、地下鉄の駅まで歩きました。
どこにも寄らずに帰ったのですが、この日(8/18)は大阪をはじめ、雷雨の被害が大きく、電車のダイヤが乱れていました。