もう10日前の写真です。山際にカンアオイを見に行ってみました。そこは、カシノキの下で3月には、なんにも生えていませんでした。カンアオイも10株くらいは、移植していたのに一つもみることができませんでした。シカに食べられたものとなげいたものです。ところが、新しい葉っぱとともに、カンアオイは、再生したもようです。これなら、ギフチョウも産卵してくれるし、食べてもくれるでしょう。とほっとしました。大きな根っこは、残っていたのでしょう。けれど、10株とはいかず、5株くらいでした。また葉っぱの枚数も少ないものもあります。そして、これくらいなら、実をつけていても不思議ではないのですが、実をつけていませんでした。
やはり、シカによるはダメージはありそうです。
シカが食べないようにするには、なかなか難しいようです。ヒガンバナと抱き合わせで植えていても、ヒガンバナも食べるのですから。冬は、シカは、夏には、食べない草も食べるようです。
というわけで、対策を3つ考えています。
一つは、大きな株を植えること。できれば、4年目くらいの株が必要です。2年目は、まだ根っこが小さく、食べられたら、再生するのに相当時間がかかりそうです。3年目もまだ小さい。4年目なら、しっかりしています。葉っぱも食べられても4枚以上は、でてくると思います。
二つは、深く植えること。浅かったら、根っこまで、食べられて、再生しなくなることもあるでしょうし、時間もかかります。
三つは、崖や水際など、シカが食べにくい場所に植えることです。平坦なところでは、シカもやすやすと食べることでしょうか。
あとは、4月から6月くらいに植えることでしょうか。
実家では、カンアオイのポットを多数置いていますが、4年目となると3年間、夏の水やりや、日射しの管理が大変です。
シカもまったく、余計なことをさせてくれます。