今日は、くもり、ギフチョウは飛んでいませんでした。明日に期待します。
さて、シカがカンアオイを食べることを知ったことと、実際、移植したカンアオイがなくシカの糞が散乱していたことにより、シカからカンアオイを守らなければ、この地方のギフチョウは絶滅してしまうと恐怖を感じましたし、そうなると、今までやってきたこと、今からしていることは、なんだったかなあと結果を求めてしまう私には、いたたまれなくなってきました。
それで、知恵を絞りました。シカに毒な草があるはずです。例えば、アセビがそうです。宮島では、この木しか公園には、残っていません。そして、イノシシも食べない毒のあるヒガンバナやスイセンです。
実家の庭のヒガンバナの球根を掘り起こして、1つの球根を2年目の苗といっしょにポットに移植しました。これなら、シカもカンアオイに近づかないのでは、[ウッシッシ]とほくそ笑んでいました。植えるのは、来年春以降にはなると思いました。そういうのを100ポットは作ったでしょうか。
私が、考えることですから、もうとっくにシカ対策として考えられているの違いありません。そういうことで、ネットでシカ、ヒガンバナで検索してみました。すると驚愕する事実がありました。
上から、2番目に私の過去の記事がでていたのです。2017年9月23日の記事です。これを見た瞬間、そういう記事を書いたのを思い出しました。この記事は、中国新聞の記事を切り抜いたものです。三次市吉舎町のヒガンバナの群生地のヒガンンバナがその年は、咲かないというものでした。その原因は、シカは食べたからというものでした。
その時もびっくりしたものです。シカが有毒植物をわざわざ食べるんかいと。当時、この地区では、シカはそれほど多くありませんでした。
さて、各地で、シカにヒガンバナを食べられて困っているという報告があるようです。
シカは食べ物がないと、どうやら有毒植物さえ食べるようです。
食べたあとシカがどうなったかは、記述がありません。そのままくたばってくれるのであれば、食べてもらっていいわけです。その報告はないようです。
シカ対策にヒガンバナは有効ではないのでしょうか。
それについては、今年の秋に実験してみるつもりです。出没するカシの木の下にヒガンバナ、ヒガンバナとカンアオイ、カンアオイ単独と数株植えてみて、どうなるかやってみます。
一番いいのは、私が猟師さんになることでしょうか。それも頭のすみにいれておきましょう。
今度、三次市市長選挙があります。害獣対策を公約にしてくれてならうれしいのですが、無投票になりそうです。
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