アサギマダラの迷足譜

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カンアオイとギフチョウとシカ

2024年03月30日 | ギフチョウをよぶ

今日、当地区の10km南の地区へ、カタクリを花を見に行きました。その近くには、自生地が残っていて、それを整備され、増やされたようです。200花くらいは、咲いていたでしょうか。

それと同時に、そのあたりは、ギフチョウが自生していても不思議ではないところです。それで、ギフチョウを見ることができる可能性もあるかなと見にいってみたのです。ギフチョウなどチョウの仲間は、きていませんでした。それで、そこより少し山際を散策しました。すると、カンアオイを見つけました。そこは、雑木林で、葉っぱ1枚のカンアオイ1株だけでした。カンアオイは、1株あれば、それなりに近くに数株あるのですが、見つけることができませんでした。そして、それから、10m離れた、崖のところで、画像のように、花をつけた比較的大きな株を3株見つけました。今の時期は、カンアオイがあってもギフチョウをみないことには、それが自生しているかはわかりません。

また10m行くと、見つけたのは、

これです。スゲの仲間の草ですが、見事に上の葉っぱが食べられたあとがあります。冬の間に、でたところは、食べられたのでしょう。ここもシカがいるのだなあ。最初にあったカンアオイの周囲は、皆食べられたんだなあと思ってしまいます。

そして、もう20m進むと、藪から大きな音がしました。イノシシ?とひるみましたが、道をゆっくり進みます。すると、山のほうへ、向かっていったのは、大きなシカです。そのあと、また1頭、シカがついていました。大きかったです。ここまで大きなのは、初めて見ました。シカは、ゆっくりと上にあがり、30mくらい離れたところで、動かずにいます。こちらを警戒しているのでしょう。カメラをもっていたのですが、撮影はまったく間に合いませんでした。

昼間から、人里から100m離れていないところでエサを食べているようです。

自生しているカンアオイもガケのような場所でしか生きながらえることができなくなってきています。ギフチョウもそれだけでは、子孫を残すことはできないでしょう。

今日は、栗林で1羽だけ、ギフチョウを見ました。実家のほうでは、見ませんでした。

なかなか心配しています。