昨日、古い土をかき混ぜていたところ、現れたのが、モリアオガエルです。土の中でまだ冬眠中だったようです。実家の作業場のことなのですが、今まで、実家のまわりでモリアオガエルを見たことはありませんでした。けれど、実家から50mのところの、休耕田にビニールシートで作ったビオトープには、昨年初めて、モリアオガエルが産卵しましたから、近くに生息しているのは、わかっていました。起こされたカエルは、少しして逃げ出そうとしていましたが、再び土をもってあげたら静かになりました。
調べてみると、モリアオガエルはアマガエル、ヒキガエル、トノサマガエルなどに比べて、冬眠から開けるのが一番遅いとのことです。ですから、卵を産むのも最後です。カエルの中で、うまく相談して、オタマジャクシの期間があまりだぶらないようなとりきめがあったのでしょう。
そのとなりは、アマガエルのミイラです。これも昨日見つけました。見つけたところは、化学肥料の袋の中です。なんらかの理由で、袋にはいってしまい、脱水症か酸に侵されて、遥か高みにのぼり、体はミイラ化したものと思います。
今日の朝は、5度でした。隣地区の島根県飯南町では霜がおりていたそうです。明日も心配です。このモリアオガエルももうしばらくは、ここの土の中でおとなしくしている予定らしいです。夜7時ころからは、ほかのカエルたちのの大合唱が聞こえても、平気だそうです。