栗林のカンアオイ畑は、旅行からかえってくるとギフチョウはもういなくなっていました。今年はお別れできませんでした。その中で、生まれてきたのは、ウスバシロチョウです。ウスバシロチョウは積極的ではないにしても、栗林で保護している蝶です。幼虫の食草である、ヤマエンゴサクはたくさんありますし、もう一つのムラサキケマンも抜かずに保存しています。多いときで、10羽くらい栗林で優雅に飛び回っています。
飛んでいるのは、写真にとれないので、どうしたものかと思っていたところ、目の前の蜘蛛の巣にこのウスバシロチョウがひっかかり逃げれなくなりました。画像の右に小さなクモがいます。クモもまだ小さいので、すぐに獲物にはちかよってきませんでした。写真を撮って、はずしてやると無事に飛んでいきました。
ちょうと助けてあげたので、私が地獄に落ちたとき(たぶん、必然でしょう。害虫退治の名目で、いっぱい生き物を殺していますから)、なんかの手段で助けてくれるかもしれません。