たくさんの人々がババに対してひどくネガティブな感情を抱いていました。また、たくさんの人々がババの要求を受け入れ、数多くのすばらしい経験をしました。50%の人々がババを嫌悪し、50%の人々がババを愛しました。ババを愛した50%の内、3分の2の人はババを避けようとしました。
ババに何を言われるか、何を求められるか、ババと話した後に自分に何が起こるかを恐れたからです。必ずこうなるのです。ジーザスも人間として生まれてきました。50%の人々が彼を嫌い、50%の人々が彼を愛しました。最終的に人々は彼を磔(はりつけ)にしてしまいました。
シルディ村の人々は、「乞食のくせに俺たちに命令するのか?何ておかしな奴だ」と思っていました。シルディー中の人が頭を抱えていました。村人たちがババを理解するのに30~40年かかりました。
どのマスターに対しても言えることですが、特にダッタトレーヤのエネルギーを持つマスターの事を誤解し始めると、すぐに最悪の事態に陥ります。穴がどんどん広がり、非常に危険になります。
■ここに書かれていることが「50:50」の法則の真理ですから、100%の人に理解して欲しいとか100%の人々に理解されようと努力しても無駄なのです。芸能人の好き嫌いの調査をみても分かるように、好きな人が50%いれば、嫌いな人が50%いるのです。不思議ですが、それが真理ですから、自分が神から来たインスピレーションを信じて我が道を進むべきなのです。その神が悪の神なら問題ですが、悪の神も神で50%の人は信じるでしょう。ゆえに善と悪の議論は永遠に平行線で無駄な議論になります。要するに自分と波長が合う人共に生きれば良いだけなのです。悪に合わせる必要は全くありません。100%の人に愛されることは、真理から考えたなら不可能と言えるでしょう。100%を求めるからストレスを発生させるのではと考える次第です。