ババの人生の後半になると、祝祭時には何千人もの生徒や信者がババの元を訪れるようになっていました。ヒーリングを受けに何千人もの人々が訪ねて来ては、帰って行きました。しかしババは誰に対しても執着を持ちませんでした。
この世の何にも執着をしませんでした。ババはアヴァドゥターの性質を持っていたのです。村では質素に暮らし、2か月間沐浴しない時もありました。汚れた服をそのまま着ていました。ババは、アヴァドゥターの段階のどこか、最も深い瞑想状態にあったのです。
最も優秀な生徒の一人であるタティアがババの前に立ちました。タティアは子供の頃からババの食事の世話をし、ババの服を洗濯し、ドワルカマイの床を履き、花を摘み、毎日火をおこし、雨が降れば食事をドワルカマイの中まで運んでババに仕えていました。子供の頃からそのようにしてきたのです。
タティアはババにこう言いました。「お願いですから沐浴して、その服を着かえて下さい。でなければ僕は食事もしませんし、水も飲みませんからね」