ババはとてもおかしな人でした。ある人に「お前の家に夕食に行くから」と約束しました。ババは料理の支度がすべて終わるまで待っていました。しかし、その人の家にババの姿は現れませんでした。その家の人々は明け方の4時か5時ごろ、寝込んでしまうまでババを待って、待って、待ち続けて、翌朝、怒ってババの所に行きました。
「料理をたくさん用意して待っていたのに、どうしておいでくださらなかったのですか?」するとババは「いやいや、猫の姿で行ったじゃないか。お前たちの料理も味わったよ」と言ったのです。
ババの物語を読んだことはありますか?そこにちゃんと書いてあります。ババはどんな姿にも変身することができたのです。ババはこう言いました。「私はいちいちこの肉体で行く必要はない。どんな姿でも行く事は出来るのだ。どの姿で現れるかは、お前の信頼と信仰による。それはお前の中にあるものだ。お前はそれを見なければならない。それは私の中ではなく、お前の中にあるものだ」