今年の、エヒメアヤメの見学は4月14日(日)に行きました。
防府に来て、20年以上経っているが、エヒメアヤメを見たことがないとおしゃる、ひと回り上のお友達と一緒でした。
毎週、歌のレッスンにも、一緒に行っている方です。平成最後のエヒメアヤメ 🎶 思い出になると思い二人で行きました。
1年振りに見るエヒメアヤメもこんなに小さかったの?と思うほど小さいです。
今年の、天候不順で、心なしか弱っているように、見えました。見つけた方には立て札を立てて下さるのですが
立札の根元には花どころか、葉もないところがありました。何か、…凄く危機感を感じました。
山ですので小さな笹のような植物もあります。今年の公開は15日まででした。
「西浦えひめあやめ保存会」の方達にお任せしてるだけでは…と先々の事が心配になりました。
下記は、昨年、2018/04/12 投稿の記事です。(青字)
青紫色のエヒメアヤメの花が、山口県防府市西浦の自生南限地帯で咲き始めた。好天に恵まれた12日は多くの人が訪れ
小さく美しい花に見入られていたとか・・・。アヤメ科の多年草で、国の天然記念物にも指定されている防府市の
自生南限地帯では、山の斜面に約1700株が生育している。私は、昨日(11日)の見学です。
公開は17日、までです。アヤメ科の小さな花です。愛媛県で早くから知られていたので、エヒメアヤメと名前がつきました。
4月上旬の1週間ほどしか花が咲きません。
中国,四国,九州,東アジアの山地にはえるアヤメ科の多年草。花茎は高さ10cm内外で,1花を頂につける。
葉は,花が終わった後、長くのび,粉白緑色で薄い。花は青紫色で径3.5〜4cm。
エヒメアヤメI.rossii Bakerは朝鮮,中国東北部や日本の北九州,四国,山陽地方に自生し,
まれに見られる小型の植物で,低山地の草原に生える。茎,葉とも高さ30cm内外,花も小輪でかれんで,
古くからタレユエソウ「誰故草」の名がある。こんなにかれんな花が、この人影の少ない山奥で誰のために咲いて
いるのだろう〜。アヤメ科の「誰故草(タレユエソウ)」の名の由来であるとされる。
指定当時は、小茅山全体に自生し美しい花を咲かせていたと言われていますが、今日では指定地を除いては
見られなくなりました。30年前、にこの地に来た時から絶滅がが危惧されていましたが「西浦えひめあやめ保存会」の
方達のご努力で可憐で美しいお花を見させて頂きました。多くの方々のご努力に感謝です。
昨年作った、エヒメアヤメの花の画像遊びです 。
2019/04/15 撮影です。