学名: Chenopodium album var. centrorubrum) 科名:アカザ科(ヒユ科) 属名:アカザ属の一年草
日本中のいたるところ畑や空地などに自生しています。 昔、中国から帰化したと言われています。
命名は牧野 富太郎博士です。
若芽や若葉はほうれん草と同じように食用にも出来ます。キラキラした′粉状物はよく洗い流してから
調理します。ホウレンソウと同じように、調理して食べられ、ビタミンCも豊富です。とありました。
(ここまでの資料は昭和63年の図艦からでした)
今、ネットで調べてみると図艦を見て、この件について調べて、書かれたサイトがありました。
【木のメモ帳 続・樹の散歩道 アカザやシロザの葉の粉とは一体何なのか】
のサイトです。以下は抜粋しました。
『そこで試してみたのであるが、意外やかなり強くこすらなければ粉状毛を完全に落とすことができないのを
確認した。なお、シロザでもアカザでも、葉の表面をゴリゴリこすって粉状毛を落とせば、普通の緑色の葉面
が姿を現す。』
また、ショキングなこともこの度、知りました。次のようにも書いてあります。
『葉を多く食べると、アカザに含まれている不溶解性の物質が消化管から皮膚下に運ばれ、その部分がた
またま日光の直射を受けると、水ぶくれとなる。これをアカザ皮膚炎という。大戦中や戦後の食糧難時代に
これを毎日食べた多くの人が経験した。
* アカザやシロザが戦中・戦後の日本の風景・生活と密接係わっていたことを知ると複雑な心境となる。』
マクロレンズを持っていらっしゃる方!試してください宝石が見えますよ!同じページに書かれています。
アカザから杖も作られていることも教えて頂きました。これも同じページに書かれています。
アカザに対して白い粉の付いたものをシロザと呼ぶそうです。中間色もあるそうです。
しかし、アカザにも紅紫色の粉状物の多い、少ないにより花の色が随分変わります。粉状物を落とすと緑です。
アカザも種類が多いのですがこのようにキレイなアカザが、画像の中にあるのはありました。
花のようすから見てもやはりアカザですよね。これだけのアカザが1~1.5mになったらどうなるのでしょうか?
ここは3年位前に田圃を埋められた空き地です。今後、抜かれなければ、観察したいと思います。