『Crazy Stone』(中国語公式HP)
もーーー爆笑。おもしろかったですー。
偶然が偶然を呼んで転がっていくコメディ、というギミックは寧浩(ニン・ハオ)の前作『モンゴリアン・ピンポン』と同じなんだけど、エンターテインメント映画としての完成度にはものすごい飛躍があった。とにか?ュスカッと笑えて、共感できて、驚きもある、老若男女誰が観てもどこへ出しても通用する娯楽作品として、非常によく出来てると思う。
この映画は日本での一般公開が決まってるそーです。すばらしー。
上映後にティーチインがあり、登壇者は主演の郭涛(グォ・タオ)と音楽担当のファンキー末吉。音楽すんげーよかったですよ。ハイ。
「低予算で監督も含めスタッフがみんなとても若く、自由な雰囲気の現場で仕事が非常にやりやすかった」
「最初にもらった台本もすばらしかったが、読みあわせを経て俳優の意見なども踏まえてセリフが変更された部分もある」
「ナイトシーンが多く、撮影中ほとんど寝るヒマがなかった(撮影スケジュールを指して『アメリカ時間』といったそうだ)」
「男ばかりでほとんど女性のいない現場だったので、しょっちゅうみんなで飲みにいった」
「乱闘シーンではほんとうに殴りあっている(!!)のでよく怪我をした」
「主人公はいわゆる“正義の味方”だが、教育程度も生活水準も低いし頭のめぐりもよくない、既存の中国映画の完全無欠な英雄よりもずっと共感しやすいキャラクター。そういうところが中国の観客にウケたのではないか」
「(郭涛演じる)包世宏と同名のプロデューサーは、映画の包世宏と同じく前立腺炎を患っており、映画の包世宏は最後には無事おしっこが出るようになるのだが、偶然プロデューサーも映画の完成後に全快したという」
「監督との打合せはまず言葉ではなく、こちらがつくった音楽を聴いてもらって音楽でやりとりをするところから始めた。メインテーマは同じメロディだが、主人公/香港の怪盗/盗賊3人組で使用する楽器を変えてある。主人公は琵琶などの伝統楽器、怪盗は電子楽器、盗賊はギターなど」
とかなんとか。
もーーー爆笑。おもしろかったですー。
偶然が偶然を呼んで転がっていくコメディ、というギミックは寧浩(ニン・ハオ)の前作『モンゴリアン・ピンポン』と同じなんだけど、エンターテインメント映画としての完成度にはものすごい飛躍があった。とにか?ュスカッと笑えて、共感できて、驚きもある、老若男女誰が観てもどこへ出しても通用する娯楽作品として、非常によく出来てると思う。
この映画は日本での一般公開が決まってるそーです。すばらしー。
上映後にティーチインがあり、登壇者は主演の郭涛(グォ・タオ)と音楽担当のファンキー末吉。音楽すんげーよかったですよ。ハイ。
「低予算で監督も含めスタッフがみんなとても若く、自由な雰囲気の現場で仕事が非常にやりやすかった」
「最初にもらった台本もすばらしかったが、読みあわせを経て俳優の意見なども踏まえてセリフが変更された部分もある」
「ナイトシーンが多く、撮影中ほとんど寝るヒマがなかった(撮影スケジュールを指して『アメリカ時間』といったそうだ)」
「男ばかりでほとんど女性のいない現場だったので、しょっちゅうみんなで飲みにいった」
「乱闘シーンではほんとうに殴りあっている(!!)のでよく怪我をした」
「主人公はいわゆる“正義の味方”だが、教育程度も生活水準も低いし頭のめぐりもよくない、既存の中国映画の完全無欠な英雄よりもずっと共感しやすいキャラクター。そういうところが中国の観客にウケたのではないか」
「(郭涛演じる)包世宏と同名のプロデューサーは、映画の包世宏と同じく前立腺炎を患っており、映画の包世宏は最後には無事おしっこが出るようになるのだが、偶然プロデューサーも映画の完成後に全快したという」
「監督との打合せはまず言葉ではなく、こちらがつくった音楽を聴いてもらって音楽でやりとりをするところから始めた。メインテーマは同じメロディだが、主人公/香港の怪盗/盗賊3人組で使用する楽器を変えてある。主人公は琵琶などの伝統楽器、怪盗は電子楽器、盗賊はギターなど」
とかなんとか。