今年の夏は例年になく暑い日が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか。
お陰様で私も、相も変らぬマイペースでの音楽活動を続けさせていただいております。
これもひとえに皆様のご協力のたまものと、心より感謝しております。ありがとうございます。
和歌山「2004高野熊野の世界遺産登録」に際し、熊野本宮大社よりのお誘いで、「世界遺産登録記念報告祭」の奉納演奏を本社殿の玉砂利の上でさせていただいてから早くも4年が過ぎました。
それからこの4年間に、様々な高野熊野の地で多くの演奏を経験させていただきました。
今振り返ると、最初の熊野での演奏は遥か昔・’88「日本文化デザイン会議'88熊野」での「白虎社」との那智勝浦の無人島、「弁天島」でした。’94には「熊野国際アートフェスティウ゛ァル/和歌山那智勝浦 弁天島」にも参加しました。これが、’94「和歌山リゾート博」への演奏につながっていきます。
でもその頃は熊野の事など何も知らず、和歌山・海南市出身と言う事だけで何か引き寄せられているのかな・くらいの感じで、海南が熊野古道の「一の鳥居」のある入り口である事すら知りませんでした。
それからしばらくは、熊野での演奏はありませんでしたが、古くからの和歌山の友人の誘いで毎年の様に熊野に行く事になります。最初に、「松尾は熊野に行かなあかん!」と言われ、宿を取ってくれたのが「湯の峯温泉」の「小栗屋」さんでした。ここは熊野本宮大社のエリアで、温泉の質の良さと、熊野の大自然のエネルギーにも感動しました。何回も足を運ぶうちに、気が付くと、’02に本宮大社で奉納演奏をさせていただいていました。
そして’04にも奉納演奏をさせていただき、それが7月の「世界遺産登録記念報告祭奉納演奏」へつながっていったのでした。