癒しの音楽家でーす! ありがとうございま~す。

(登場するストーリーは、全てリアルフォトとノンフィクションのみで綴られています)

【FIRST NATIONS】 カナダ バンクーバの旅 6

2007-06-21 19:49:32 | 癒しの音楽

多くの衝撃的な体験。その余韻も覚めやらぬ帰路、再び最後に選んだ場所。

 WHISLER Green Lake

 

演奏を始め、しばらくすると魚達が湖面にぽかぽかと口を開けに来る。

 

さらに驚いた事に・遠くの方から何やら一筋の波紋。

 

それは・どんどん大きくなり、

旋回して私の方に近づいて来る。

 

今まで観た事のない生物の登場!

 

ん・・

何?

 

ラッコ?

 

なんと・

 

ビーバーでした!

 

ビーバーが音楽を聴きに現れました!

本当に驚きましたが、その時はビーバーとも判らず、

そのかわいい目で何回も私の直前を旋回し・

結構・大きいんですよね。

 

たまたまですが・

たまたまが一番強烈!

しかも・その時弾いてた曲が「北の大地」。

その前の曲は何故か熊野のテーマソング「いのり」でした。

たぶん・「北の大地」に乗り変わった頃に彼が現れたと思います。

そして・すいすいと平泳ぎしながら、

何回も私の前を旋回して、私の方を気にしながらも、

何事もなかったようにすいすいと彼方に去っていったのでした。

 

そのうしろ姿は本当に哀愁に満ち、

漫画のワンシーンの様でした。

 

この小動物がビーバーであった事も演奏後お聞きし、 

さんざん今まで毛皮の売買の為にインディアン達に捕獲されて来た、

人間に大変警戒心があるビーバーが、

 

こんな、人前に簡単に現れる事もない事も知らされ・

 

春の熊野ツアーでの、太地/梶取崎の3頭の鯨から

今回の小動物/ビーバーまで、

 

決して私の音が誘い寄せたとは言いません。

 

でも・

 

 

大自然は、

 

森も・山も・木も・草も・水も・空気も・

虫も・魚も・動物も・人間も、

 

全てのものが同じひとつのもので全てである事を、

ここ・カナダのこの場所で、

とことん思い知らされました。

 

 

  最後に午後8時過ぎの夕日。

 

 

万年雪の氷河をバックに、 

 

                             

宣子さん・田村さん本当にありがとうございました!

 

癒し音楽 MA RECORDS】 YASUNOBU MATSUO

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【FIRST NATIONS】 カナダ バンクーバの旅 5

2007-06-21 15:25:29 | 癒しの音楽

WHISLER Green Lake

魂の記憶・

いよいよペンバートンの【FIRST NATION/RESERVE】先住民の保留地のエリアに。

上の建物は、エリア入り口に最近建てられたしかっりした家。

でも・その続きには、カメラに収める事も気がひける様な質素な彼らの住居が展開する。

窓越しより向けられる彼らの警戒の視線。

 

さらに火照る身体。

涙が溢れる。

魂の喜び。

再び帰って来た事への出迎えと、

そして、せつなさの涙。

 

演奏の場所を捜し、車でそのエリアを何往復も。

 

道路と平行に流れる川や牧場に、

魂の記憶が甦って来る。

 

何時か観た様な懐かしい記憶の展開。

 

それでも・

何者かが私達の侵入を拒む。

 

これは最後まで何か判りませんでしたが、

奉納演奏を申し出たBAR?の様なお店のシンボル。

このお店での交渉に、

政府の許可が下りないと、このエリアでは何も出来ない事をこんこんと説明され、

 

あまりもの真実の現実との対峙に、

ゲリラ的に演奏する事への選択肢も浮かばず。

 

エリアの入り口に引き返すも、

やはり・同じ場所で身体の火照りがピークとなる。

身体が・DNAが・魂の記憶が・

この場所を覚えている・・。

 

ようやく私も・

精霊より、魂の喜びや悲しみを感じれる身体になってしまった・。

なんとも、驚きと手放しの開放感を感じる。

 

 

エリアを抜けたところでの、

いきなりの彩雲!

 

 

ここか・

 

 

そして、遥か彼方の山々に向けての奉納演奏。

 

癒し音楽 MA RECORDS】 YASUNOBU MATSUO

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