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(開設2015年1月1日)

童友社1/72 九六式艦上戦闘機二号二型 製作記 その1

2019年02月03日 18時54分30秒 | 童友社1/72九六式艦戦二号二型製作記
今日は節分、暦の上では冬が終わる日で、明日から春(立春)ですね。と言う訳でもないでしょうが、今日の日中は春を思わせるくらい暖かくなりましたが、天気は下り坂のようで、雨が降り出しそうです。節分の今夜の献立は、恵方巻(近くのスーパーで山積みされていました)に決定です…って一体だれが考え付いたんですかね?(聞いた話ですが、どっかのスーパーの企画が最初だったとか?)豆まきして、福を呼ばないといけませんね。

さて、チハも無事に完成した事で、次のキットの製作を開始しました。日本機の1/72と言うのは決めていたのですが、どれにするかまでは決めていなくて、今まで1/72の日本機と言うと零戦ばかり作っていましたが、それも前作の二式水戦で一応完了したので、今回は陸軍機にしようかなと言う思いもあったのですが、我がブロ友諸氏の面々が、九六艦戦を製作されているのに釣られ、それならワイも九六艦戦やぁ!と言う事になった次第です。今回製作するのはこちらのキットです。

九六艦戦の1/72と言うと、直ぐ思いつくのはニチモやフジミのキットだと思いますし、最近ではAVIモデルのキットなどもありますが、今回作るのは、童友社から発売されている九六艦戦です。店頭でも見かけるのでご存知の皆さんも多いと思いますが、なぜかネット上で製作記を殆どみないキットでもあります。

元々、ホビーボスから出る予定でしたが、どう言う訳か一旦発売中止になり、暫くしてから童友社ブランドで登場しました。上の画像の、箱が緑色の方が先に登場し、暫く後に〈第12海軍航空隊所属機〉のデカール替えキットが登場しました。今回は2キット同時製作で行きます。

中身はこうなっています。一瞬エッ?と思うような構成で驚きますが、パーツは20点ほどしかありません。中身は両方とも同じで、デカールだけが異なります。



説明書を並べて見ました。(最下段のみ単キット) これを見ただけで、アッと言う間に士の字になりそうですが、何か落とし穴がありそうな気配が伺えます。

ここまでが、昨日アップしようと思っていた内容で、ここからが今日の分です。

キットにはシートベルトは当然の事ながら用意されていません。まぁ、これは許せるとしても、計器パネルが完全に無視されているのは許されません。パーツ成形の点から考えても、コクピット内は何もないだろうと言うのは想像出来ますが、せめて計器パネルのパーツ位は用意して欲しかったと思います。で、まずシートベルトを取り付けようと、手持ちを探したら在庫がないのが分かり、紙創りのシートベルトを某ネットショップに注文して届くのを待っていたのですが、昨夜メールで、「店に在庫がなく、問屋を確認した所、問屋にも在庫がない」と言う連絡が来ました。これにはさすがの私も「冗談だろ!」って言う気持ちになっちゃいました。在庫があると書かれていたので注文したのに、これは無いやろ!と怒りに似たものを感じたのは事実です。 和巧本社では買えるみたいですが、紙創りのシートベルトってホント入手が難しいですね。そこで、FMのナノアビにしようかとも考えたのですが、値段も値段ですし、塗装するのも面倒だと思い、最終的に判断したのがフィギュアを乗せちゃえ!でした。(ここまで長い!w)
長期休養中のパイロットの中から2名を選びました。元の所属は不明ですが、こちらに転属して貰う事にしました。

仮組みしてフィギュアを乗せてみましたが、シートの取り付け位置が低すぎるのが原因で、頭までどっぷりと湯船に浸かった状態になってしまいます。ここは組立て時に調整する必要があります。

一方、完全無視の計器パネルですが、一つはハセガワ零戦の計器盤パーツが残っていたので、それを加工して取り付ける事にしています。もう一方は、プラ板を切り抜いて自作した物を使う事にしています。計器のデカールは、適当にストックの中からそれらしいものを見付けています。当然、形状も計器の配置も異なりますが、それは考えない事にします。(笑)

早速、コクピット内の塗装を行なおうと思ったのですが、キャノピーの窓枠の下地も一緒に塗装すれば手間が省けると思い、今日はここで終了となりました。次は、キャノピーのマスキングからです。

今月は、後半から少し忙しくなる予定なので、完成目標は特に設定せずに製作しようと思っています。

その2に続く。

童友社 1/72 九六式二号艦上戦闘機二型 第12海軍航空隊所属機 プラモデル
クリエーター情報なし
童友社(DOYUSHA)


6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (日の丸航空隊)
2019-02-03 20:52:50
こんばんは。
童友社の九六艦戦ですね。
記事にもあるように、このキットの製作記をあまり(ほとんど)見ませんね。
計器板が無いのは「端折りすぎだろう!」って感じです。
確か、風防直前の形状も実機とは違っているようなことが雑誌に書いてあった記憶があります。

通販で、「在庫あり」だったので注文したら「在庫ありません」というのは何回も経験しました。
最近では二股(2社)かけて注文し、在庫が確認できた時点で片方をキャンセルすることもあります。
入手が困難な気配の時は「大人買い」することも・・・・(笑)
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Unknown (0-sen)
2019-02-03 23:10:47
日の丸航空隊殿、コメント有難うございます。
貴殿の九六式コンプリート計画には遠く及びませんが、ヒロシ殿もFMの旧キットを製作されていたり、貴殿のブログも拝見している内に、触発されたと言うのが正直な所です。で、どうせなら人とは違うキットにしようと思って、こちらのキットにしました。中身はホビーボスのキットです。
このキット、ひょっとしたら塗装済み完成キットとして発売されるべき所の商品で、その企画がボツになり、仕方なく代理契約のある童友社が発売したのではと思う節があります。この後、同じようなコンセプトでホビーボス名で他のキット(Do335など)が発売されているし、この辺は私の勝手な推測ですが…。とにかく、何にも考えずにそのまま組んでしまうのが良いようなキットですね。ただ、そうは言ってもやはり気になる部分もあるし、オミットされている計器盤は追加したいと思っています。製作中にアンテナ支柱やピトー管を破損しないか、そっちが気になったりもしますね。
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Unknown (クラキン)
2019-02-05 07:05:58
童友社の九六は独特のパッケージで以前から気にはなっていましたが、元々ホビーボスとは知りまでんでした。
パーツ4個で士の字になるとは凄い構成ですね。
これでパーツの合いが良ければ大量生産も行けそうです。

横浜の展示会は大盛況でした。
近いうちにレポートアップします。
ヒロシ殿とはお会いしているのかも知れませんが、残念ながらよくわかりません。
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Unknown (0-sen)
2019-02-05 12:43:06
クラキン殿、コメント有難うございます。今、昼休みです。
この九六艦戦は、元々はホビーボスブランドで登場する筈で、ネット予約していましたが、その後、なぜか発売中止となって予約を取り消されました。その数ケ月後に童友社ブランドで発売される事になりました。今も店頭で見かけます。スライド金型を駆使し、一体成型された胴体と主翼を合体すれば、全体の形が出来上がりますが、やはり無理が生じている部分も見受けられるキットです。何も考えずに組み立てるのが健康的なキットだと思います。
展示会レポート、お待ちしてますね。
ちょっと風邪気味で、咽喉が痛いし、体調も良くありません。(まさか…花粉症?)
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Unknown (ヒロシ)
2019-02-06 23:22:39
遅レス失礼します(^^;
このキットですが、元々はホビーボスということはメーカーが出来て間もないころ、私が作例で製作した72のコルセア、P-47、P-40Eの3機とほぼ同じようなパーツ構成なので、同じコンセプトのキットだと思います。

要は誰でも簡単に組み立てられることを主とし、あまりディテールなどには目を向けていない商品ということです。
仰るように何も考えずに組み立てるのが健康的かもしれませんが、モデラーとしてはなかなかそうはいきませんよね。
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Unknown (0-sen)
2019-02-07 01:28:08
ヒロシ殿、コメント有難うございます。展示会レポ、お疲れ様でした。
最初、ホビーボスの新製品と言う案内で、予約までしていましたが、なぜか一旦発売中止になり、その後、取り引き関係にある童友社から発売されました。貴ブログの過去ログを探して見ましたが、見付けられなかったので断言出来ませんが、恐らく貴殿の見解通りだと思います。これと同じコンセプトのキットとして、Do335も持っていますが、こちらはホビーボスブランドで販売されています。(今では入手困難かも?)
一見、96式艦戦としては良く出来ているように見えますが、スジボリが太い上に、パネルラインがかなり怪しい感じで、特に胴体部分には、ないはずのスジボリがあったりで、修正しようかどうか迷いますね。こうなると、手間がかかるキットと言う事になってしまい、メーカーの意図していることが活かされないキットになってしまいます。
計器パネルはジャンクパーツや自作ででっち上げましたが、雰囲気だけの物ですので、考証派モデラーには何だこれは!になるでしょうね。チャチャッと完成させるのが良いみたいです。
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