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(開設2015年1月1日)

モノグラム1/48 ハインケルHe111H製作記 その1・コクピットの組立て

2016年06月23日 23時01分16秒 | モノグラム1/48He111H製作記
E-100の製作途中ですが、注文した商品が届くまで製作を進められなくなってしまったので、次のキットの製作を開始する事にしました。

これが今回製作する事にしたモノグラム1/48ハインケルHe111Hです。ハリケーン製作時に、次はバトルオブブリテンに縁のあるドイツ機だと仄めかしていましたが、予想通りのキットになったでしょうか? 厳密に言えば今回のキットはバトルオブブリテンには参加していませんが、一応、He111もバトルオブブリテンに関係した機体と言う事で大目に見てやって下さい。(^^;) ボックスアートと中身です。1994年に登場したキットで、なんと主翼下面にその刻印が打たれています。主翼関係の製作に入ったら写真を撮りますのでお待ち下さい。 モノグラムと言えば、私が子供だった頃は高嶺の花で、とても買える代物ではなく、ただ指を銜えて見ているだけでしたが、アルバイトで貯めたお金で初めて買ったモノグラムのキットにえらく感動したのを今でも覚えています。そのキットは1/72Me110E(当時800円だったと記憶しています?)で、これがモノグラムか!と緑色で成型されたパーツを眺めながら一人悦に入っていましたね。このキットは完成させたものの、現在どこにあるのか行方不明のままです。

話しは懐古してしまいましたが、このキットの金型は韓国で作られたようで、パーツ精度はそれほど高くありません。パーティングラインはかなり目立つし、バリも散見出来ます。一つ一つパーツ精度を上げながら製作する事でHe111の雄姿が出来上がると思います。パッケージにはHe111とだけしか書かれていませんが、型式としてはH-4、H-6になります。

パーツ群です。ランナー枠4枚と、写真はありませんが、透明パーツの小さ目のランナー枠が2枚となっています。現在の1/48キットの双発機と比べるとかなり部品数が少ないのがお分かりかと思います。パーツはブロックごとに分かれておらず(AとかBとかのパーテーションはありません。)連番となっていて、パーツを見付けるのに苦労します。説明書にはパーツ配置図は掲載されていないし、その連番パーツもランナー枠があちこちに分かれているため、1はこちら、2はあちらのランナーと言った具合です。更に、ゲートが太い上にパーツとの隙間が殆どなくて、ニッパーの刃が入り切らない個所も多く存在して、パーツの切り出しにも神経を使います。
完成すると1/48の双発爆撃機ですので、全長約342mm、全幅約469mmの大きさになります。1/32にしようかとも思ったのですが、保管場所の確保が面倒だったので1/48にしました。これも完成したら、保管場所を確保する必要があります。

デカールです。スケールマスター製の上質のデカールが入っています。今から22年前の物ですが、黄ばみもないしヒビ割れもありません。マーキングは2種類から選択出来ますが、欧米キットの例に漏れずスワスチカのデカールが印刷されていませんので、この分のデカールをどこかで探さなくてはなりません。まぁ、大丈夫でしょう!

早速コクピットの製作から開始しました。上に書いたように各パーツの精度出しがやや面倒でしたが、写真のような状態になりました。どこに接着していいのか分からないパーツなどもあり、あれこれ写真や参考資料を見ながらも、推測で接着してしまったパーツもあります。この辺はアメリカ製キットの大らかさなのでしょうか? 悪く言えば大雑把。
シートはまだ接着していません。仮に置いただけですので、背もたれの角度などは無視して下さい。同じ色(RLM66)で塗装する部分をなるべく一気に塗装してしまいたいと思っているので、まだ塗装はしていません。とは言っても、1度で済むことはないですね。各部の塗装に関しては、ハセガワのキットの説明書を参考にしています。モノグラムの説明書とは微妙に塗色の違う部分もありますが、ハセガワに準じる事にしています。

今年後半はこのキットの製作に注力する事になります。年内完成を目指しています。(その2に続く。)