標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

那須 茶臼岳 登山

2016年11月01日 | 

同期での那須登山、2日目は茶臼岳。
宿 「煙草屋旅館」。
私たちのグループは、渡り廊下を渡って左側の別館。
洗面所、食堂は、右の建物にあります。
外には、白濁した湯の露天風呂がありますが、洗い場はありません。男女、時間で交代入浴。
この宿は、すべて宿側の指示に従い行動します。
ご飯も、標高の高い山宿独特の炊きあがり。
前日のニューおおたかさんのお食事のようなわけにはいきません。



6時15分、林越しに朝日に染まる雲が見えます。お天気は良さそう。



9時35分、「すごく、きれいな池なんだよ」というリーダーの声で、ここにリュックを置いてひょうたん池まで行くことになりました。



9時43分、ひょうたん池に映る茶臼岳。
池の縁は、狭くて次の方たちとすぐに場所を交代しないとなりません。



「雨で、石が浮き上がってきて危険だから」と登山道の整備をしてくださっています。
おかげさまで、登れます。



10時10分、あの広場も通ってきました。



茶臼岳から、噴煙が上がっています。
山頂が見えてはいますが、噴煙の手前の巻き道を左に画面端から回り込んで行きますので、まだまだ、時間はかかります。



10時35分、ここで一人太ももに異変があるとのことでリタイア。
リーダー指示で、右、牛ヶ首側からロープウェイ乗り場へ向かいます。
女性ですが、登山キャリアは別格の方ですので単独行動となりました。
ここで、すでに予定より1時間の遅れが出たとのこと。
残り9名は、左へ。ここにも、緊急時の連絡ナンバーが 「25」 と打ち込まれています。



沸き上がる噴煙の横を通り過ぎたとたんに「ぐわ~ん」と大きな音がして何事かと思ったら、ヘリコプター2機が負傷者の救援に(後で伺った話)向かう音でした。
噴火かと思いました。



11時10分、見覚えのある避難小屋が見えてきました。
前日は小屋の手前を左に行き、朝日岳に登りました。今日は、右に行き茶臼岳です。



向こうに見えるのは、尾瀬、燧岳という方がいらっしゃいましたが、定かではありません。



稜線には大勢の登山者が見えます。



11時50分、山頂です。この日は、次から次へと学童登山が登ってきました。



大きなキノコ型の岩があります。



ガスが、かかり始めました。
さあ、下山しなくては・・。
幹事さん「僕らのコースタイムは、ネットにある1.5倍しないといけないな」



13時13分、ロープウェイ山頂駅に到着。登りは歩きましたが、下りは乗ります。
先に下ってきたメンバーと合流。
彼女は彼女で、ガスがかかってきて「すごく、心配していた」とのこと。
ロープウェイの中からは、ガスに隠れて山は見えませんでした。
ちょうど良い時間に降りてこられたようです。
ヘリコプターのお世話になることも無く、全員無事帰還。



ニューおおたかさんでお風呂をお借りし、高速バス乗り場前のお店でビールを一杯。
ニューおおたかさんの標高は、1,300mとありますが、標高900の我が家では咲かない玉咲きのあじさいが、たくさん花をつけるようです。温泉で地熱が高いのでしょうか?
那須岳(朝日岳、茶臼岳、今回登らなかった三本槍)は、茅野市周辺の山とは違う趣もあり、とても、すてきな山行でした。
幹事さん、ありがとうございました!