夢の作品展

2009年09月25日 | 健康・病気

基本的に私は、職場のブログと九想話は無関係にしたいと思っています。
といいながら、先日は「秋海棠」のことを九想話にも書いてしまった。
九想話では、「断腸花」で書きましたが…。
「夢の作品展」のことは、いい話なので九想話でもぜひ書きたいと思った。
それで書いてしまいます。_●_

昨日から私の職場で「夢の作品展」は始まっています。
それにしても名前がいいですね。
夢の作品展」なんて洒落てます。
この作品展のメインは、中学校の美術の教師をしていた人です。
事故で37歳で亡くなってしまったそうです。

この作品展を開催した方は、この人の妹さんです。
現在73歳になります。
この方もこの「夢の作品展」に油絵を出しています。
40歳から絵を描いているそうです。
ご主人は、仏刻を私の職場で活動しているサークルでやっていまして、
その作品を展示しています。

40年前に亡くなった美術の教師をしていたお兄様の作品を、
それなりの場所を使って公開するということは、なかなか出来ることではないと思う。
お兄様の奥様が作品を全部保管していたということにも心を打たれます。
かなりの数の絵が展示されています。
いい絵です。私の好きな油絵です。
この方がもっと生きていられたら…、と思うと残念です。

それはそれとして、ごく個人的な話になってしまいますが、
私の作品と呼べるほどのものはありません。
このささやかに11年ほど続けてきた九想話が作品といえばいえるものです。
私が死んだ“あかつき”には、九想庵はどうなってしまうのでしょう。
女房には「九想話」なんてどうでもいいことだろう。
即“削除”ですね。
さびしいけど仕方ありません。
フラメンコは踊っているときだけです。
ケーナだって吹いているときだけ“作品”です。
九想話も“書いている”ときだけが“存在している”ということかも知れません。

 

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