あの句は

2012年12月15日 | 健康・病気

自宅周りを散歩も…小沢昭一さん死去で永六輔さん明かす(産経新聞) - goo ニュース

   退院の一歩一歩の落ち葉踏む   小沢昭一

> 小沢昭一さんと親交のあった永六輔さん(79)は10日昼、TBSラジオに電話出演し
> 「ちょっと前に自宅周りを散歩していると聞き、そのときの句が『退院の一歩一歩の落ち葉踏む』。
> 当人は良くなってきたと思っていたんだろうね」と死去を惜しんだ。

そういってたのをわたしもあのときのラジオで聴いた。
ところが去年買った本
「楽し句も、苦し句もあり、五・七・五 五百回、四十二年」(東京やなぎ句会 編  岩波書店)の
第2章 自選 折々の句三十 小沢昭一(変哲) のところにこの句が載っていた。
ということは、最近の作ではなく、昨年以前に作られた句ということですね。

この句の他にもう一句永六輔が紹介してくれた句をメモしそこなっていた。
その句も隣にありました。

    寒月やさて行く末の丁と半      小沢昭一

この句もいいですね。
今でも小沢昭一の死を納得できない九想です。
今日の「永六輔の土曜ワイド」(TBSラジオ)で、小沢昭一のことを話したんでしょうね。
たしか黒柳徹子がゲストだった。
残念ながらわたしは仕事で聴けなかった。

コメント
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