ふんどしかつぎ

2011年02月09日 | 健康・病気

「ふんどしかつぎ」とは、なんとヒドイ名前でしょうね。

褌担ぎとは、その世界(業界)で最も地位の低い人のこと。

褌担ぎの解説
褌担ぎとはもともと相撲の世界で序二段以下の力士を意味する。
これはそういった下位の者が関取の褌を持ち運びすることからきている。
これが転じ、様々な世界(業界)で下位の地位にある者のことを褌担ぎと呼ぶ。
日本語俗語辞典より)

こういう正しい意味を子どものときの私は知りませんでした。
でも、この「ふんどしかつぎ」という遊びは、何回もしましたね。
やることは簡単です。
ただジャンケンをするだけですから。
何人でも遊べます。私たちがしたのはだいたい5・6人です。
まず全員でジャンケンをします。そこで負けたのが「ふんどしかつぎ」になる。
あとの人は、縁側などに坐る。左から右に偉くなっていく。
「ふんどしかつぎ」が、一番左の人とキチンと礼をしてジャンケンをする。
勝つと次の人とジャンケンをする。
負けると相手と交換してそこに坐る。
勝ち続ければ「王様」になれるのです。
「王様」でいてもジャンケンに負けると「ふんどしかつぎ」に戻る。
子どもの頃は、こんな単純な遊びを永遠とやってました。
といっても1時間もすれば飽きて、缶けりや鬼ごっこをしたりした。
「ふんどしかつぎ」は、男女や年齢差も関係なしに遊べたのがよかったのかな?

むかしは、小学生の低学年から中学生まで一緒に遊んでいた。
「かくれんぼ」では「みそっかす」という存在を作ってあそんでいた。
小さい子が見つかっても鬼にならなくてもよかった。
自分が「みそっかす」じゃなくなったときに、一人前になれたと思いましたね。

この「ふんどしかつぎ」に戻りたくなくて、今回の八百長は生まれたのだろうか?

コメント (4)
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