私はこの番組をこれまではあまり観なかった。
どうもこういうのは苦手なんです。
なんか“偽善”ぽくて。
ですから6年間の九想話でこれを取り上げることはなかった。
福祉施設に勤めているということもあったのかな。
今年はけっこう観ました。
いや、リビングのテレビで女房がずーっと観ていたからかな。
女房だってこれまで今年ほど観ていない。
24時間マラソンランナーが欽ちゃんということがありますかね。
難病や障害者、ガンなど不治の病で
亡くなった人のエピソードはつらいです。
そのときどきで涙を流して観ている私でした。
なんだかんだいっても人の善意というものは素晴らしい。
“偽善”が大ッ嫌いな私ですが、
あれぐらい許してやろう、という気持ちで観ていた。
私にだって“偽善”くさいものは少々ある。
作業所の通所者でHくんという青年がいた。
彼は毎年、24時間テレビの会場に行くことが自慢だった。
Hくんは、右手の指が少なく、脚が極端にO脚で普通に歩けない。
お母さんも知的障害者だった。
彼は、24時間テレビの終わった月曜日に、
必ず私に24時間テレビの会場に行ってきたことを話した。
いつもは世の中の人からへんな視線で見られている彼も、
その会場に行けば誰もが声をかけてくれてやさしく接してくれる。
彼はその会場では“主役”でいられたのだ。
Hくんは、野球が好きでいつも元気な25、6歳の青年だ。
でも、すぐ落ち込む脆弱な性格の持ち主だった。
落ち込むと何ヶ月でも作業所を休んだ。
今はちゃんと登所しているのだろうか。
どうもこういうのは苦手なんです。
なんか“偽善”ぽくて。
ですから6年間の九想話でこれを取り上げることはなかった。
福祉施設に勤めているということもあったのかな。
今年はけっこう観ました。
いや、リビングのテレビで女房がずーっと観ていたからかな。
女房だってこれまで今年ほど観ていない。
24時間マラソンランナーが欽ちゃんということがありますかね。
難病や障害者、ガンなど不治の病で
亡くなった人のエピソードはつらいです。
そのときどきで涙を流して観ている私でした。
なんだかんだいっても人の善意というものは素晴らしい。
“偽善”が大ッ嫌いな私ですが、
あれぐらい許してやろう、という気持ちで観ていた。
私にだって“偽善”くさいものは少々ある。
作業所の通所者でHくんという青年がいた。
彼は毎年、24時間テレビの会場に行くことが自慢だった。
Hくんは、右手の指が少なく、脚が極端にO脚で普通に歩けない。
お母さんも知的障害者だった。
彼は、24時間テレビの終わった月曜日に、
必ず私に24時間テレビの会場に行ってきたことを話した。
いつもは世の中の人からへんな視線で見られている彼も、
その会場に行けば誰もが声をかけてくれてやさしく接してくれる。
彼はその会場では“主役”でいられたのだ。
Hくんは、野球が好きでいつも元気な25、6歳の青年だ。
でも、すぐ落ち込む脆弱な性格の持ち主だった。
落ち込むと何ヶ月でも作業所を休んだ。
今はちゃんと登所しているのだろうか。