川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

Mag fourに入れる秋の調光レンズ

2004-10-04 15:32:42 | きうらきら光ったりするもの
IMG_0194秋から冬にかけて、午後お出かけする時、なやましいのが、どのサングラスをかけていくか。充分陽差しはまぶしいのに、すぐに翳ってくるのも分かっていて、透過率が低い夏仕様のものは途中でお荷物になる可能性があります。そこで活躍するのが調光レンズ……ということで、手持ちのOakley Mag fourに入れてみました。

SMCという会社の、日本ではまだ正式上陸していないレンズを某ルートで紹介していただいたのだけれど、これ、すごくおもしろいです。
80パーセントのイエローっぽいブラウンから始まって、最大25パーセントのグレイまで着色します。
最大の特徴は両面マルチコート!
めがねみたいでしょう? サングラスとだと裏面の反射防止コートくらいまではよくあるけど、両面マルチというのがめずらしい。そのせいで、「見え」はとていいです。よくチタニウム・クリアなど、薄いレンズカラーで逆光の中に入ると、裏映りがはげしくて、サングラスをつけないほうがまぶしくないって状況になることがあるけど、このレンズではそういうことが起きそうにないですね。表面にまでマルチコートしていあるせいで、レンズカラーもちょっと緑がかって見えるのですが、これは好きな人と、嫌いな人がいるかもしれません。でも、度付きにするの人はむしろこの方がいいですよね。

で、使ってみて、自転車や車に乗る時にナイスだと思いました。いいかんじでコントラストが出るレンズカラーなのです。

ひとつ、問題があるとすれば、秋の午後の光くらいではMAXの着色までいかない、ということ。にもかかわらず25パーセントのグレイといえば、秋冬の昼間用くらいの透過率じゃないですか。ちょっと調光範囲と感度の設定がちぐはぐなんです。
もっとも、これは今の調光レンズ一般の弱点で、このレンズだけの問題じゃないです。なにか技術的なネックがあるらしいんですが(くわしくは知らない)、これはなんとかしてほしいです。業界的に。

ちなみに、レンズをいれたMagシリーズは、とても装着感がよくて大好きです。
でも、フレームがすぐに腐食します。はっきり言ってOakleyの失敗作です。そこで汗をよくかく夏にはつかいにくくて、秋冬用レンズに最適、というわけでした。


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