川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

ぼくは、基本的にクラス・学年の保護者共同体が好きなのだ

2010-03-18 11:48:40 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
R0011205小学校のクラス・学年保護者が関わる「行事」が続いている。
卒業を祝う会だとか、保護者会だとか(保護者会もれっきとしたクラス「行事」さっ)。
あらためて思うのは、ぼくは、自分の子とともに育つ子たちと、その保護者からなるゆるいコミュニティが大好きだ。
というか、とっても愛してる。
みんな、大好きだぜ! イエーッ!ってくらいなものさ。

ここにはいろいろな子がいるし、いろいろな人がいる。

ほんと価値観は多様。
けれど、自分の子の健やかな笑顔は、隣の子の健やかな笑顔とともにあることを知っている、という意味ではみんな同じ。

多様と一緒。
あれ、これ、この前から、自分の子のクラスの読み聞かせで、テーマにしてきた、「みんな違って、みんないい」→「草をはむ」のながれと一緒だな。

なにはともあれ、最近、子どもたちを中心にできるコミュニティのよさを再確認しているのだ。

卒業お祝い会は、とてもよかった。息子も実行委員の一人として、お母さんたちと一緒にがんばった。

でも、ぼくの目には、こんなにも活き活き楽しそうなお母さんたちがいて、子どもたちも楽しそうで、先生もにこにこしている現場において、一番、輝いていたのは、実はこの役を引き受けたお母さんたちだった。

子どもたちがキラキラしているのは当たり前さあ。
だって、子どもだもん。

けれど、自ら好んで、役割を引き受けて、ああだこうだとこの日に向けて準備してきた役のお母さんたちのうれしそうな顔、そして、がんばっている姿ときたら!
そして、直接的にはかかわらなかったけれど、一緒に楽しみ、サポートするほかの保護者ときたら!

やっぱり、イエーッ!みんな大好きだぜって感じがするのだ。

年度末の保護者会もしかり。
新採の先生をむかえて、最初はドキドキしつつ、みんなでクラスを盛り上げた感があり、先生もすごく活き活きしていたし、保護者もとてもサポーティブだった。
良いクラスに良い先生と保護者仲間あり、だ。

結局、日本の保護者、いいじゃん、とぼくは思う。

PTAの組織がなくたって、クラスをささえ、卒業を祝うことなんでできるのだ。(あ、保護者会はもちろん、卒業を祝う会も、我が小学校ではPTA活動ではない)。

けれど、ぼくがひとたびPTAに入っちゃうと、そこにちは「みんな違って、みんないい」の発想が、貫けなくなってしまう壁が幾重にも張り巡らされていて、そのつどぶつかってしまうものだから、自分を削ってしまうことになる。
そして、時々、人も削ってしまう。
すこやかに笑っていられなくなる。

なんだか同じ場所、同じ人たちに、重なりあう事象で、かくも、違うのはなぜか。
要は、「ありてある、義務としての組織」がいかんのだろうと、結論してしまう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。