北海道大学の図書館に保管されている1949年度の博士論文を閲覧させてもらった。
既定では、北大の内部者ではないと見られないのだけれど、事情を説明した上で判断をいただいたらオーケイが出た。
尽力してくださったみなさんどうもありがとうございます。
で、蜂須賀博士論文は、こんなふうに2つの箱に入っていた。
これは主論文と参考論文に分かれているからだ。
1つの箱には、主論文+参考論文2。
もうそひつの箱には、参考論文1。
そのような構成。
蜂須賀正氏のドードー研究というと1953年(没後)に出版された「ドド鳥と近縁の鳥類」が有名。これは稀覯本になっている。
博士論文は、その元になったもので、基本的に中身は一緒と言われていた。
でも、ぱっとみたところ、49年論文の方が、ちょっと内容か薄いかもしれない。
その一方で、参考論文なるものが大量に添付されていて、これは53年書籍版にはないものだ。
いずれにせよ65年以上、ひと目に触れなかったと思われる一次資料を引っ張りだすことに成功したので、自分でもざっと目を通しつつ、しかるべき専門家に見てらおうと思っております!
北大のみなさん、ちゃんとここから、有意義な成果を出しますのでちょっとお待ちを(かなりお待ちを、になったらすみません)。
引き続き、ドードーめぐりしていくぜよ。