算数宇宙の冒険 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2009-11-20 |
その結果、「独特の読後感」的な感想を述べてくださる方が多い。
たしかに、この小説は、読者に負荷をかけていて、読む人をかなり選ぶ。
でも、このチャレンジをしなかったら、小説書いている意味なんてないや、と感じるほど、大切なアプローチ。
今もアマゾンでは3週間から6週間だけれど、すでに倉庫には入荷済み。明日か明後日には、在庫ありになる予定と聞いています。
以下、言及リストです。
愛唱会きらくジャーナルざん
http://blogs.yahoo.co.jp/yhakrymd/58166375.html
読書メーターさんhttp://book.akahoshitakuya.com/b/440853563X
ぷーのんさんhttp://www.amazon.co.jp/review/RC4CW23JYYFTF
自称天才さんhttp://d.hatena.ne.jp/ad2217/20091205/1260014233
http://twitter.com/takagi02/status/6377564942
花男さん
http://moon.ap.teacup.com/hanao/2274.html
ナナメモさん
http://nanamemo.jugem.jp/?eid=1941
http://manaty24.blog110.fc2.com/blog-entry-2600.html
この方は,RAG FAIRにプレゼントしたらしいです。どういう反応だったのか,少し気になります。
http://geo-library.blogspot.com/2009/12/11656820091226.html
http://woodie2wopper.blogspot.com/2009/12/blog-post.html
さて、私がアリスメトリックの中で、一番「気に入ってしまった言葉」が、ユーキのお父さんの言葉
「空良くん、いよいよだが。よろしく頼むよちゃんと普通にやってくれればいいんだ。神隠しとか、今度は絶対になしだよ」(p222)
普通の子=ウツミやスグロは、サッサと還されている。娘「有希」を「幽鬼」にする訳にはいかない。「うちの方針では、女の子はガリガリ勉強しなくていいんだって。地元の中学行って、高校も普通に行って…」「地元で育って地元で生きろ(父である自分もそうだったが、深淵に落ち込む訳にはいかない。)」
あぁ、意図を180度取り替えた虚数的な解。本当に「読む人をかなり選ぶ。」んですね。
さあ、やるぞ。
またもジャポンでがんばるのだ。