川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

日本教育新聞!

2008-12-03 07:31:16 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
R0010790住宅街の中に、なぜかいきなりプラモデル屋さんがあって、ガンプラなんかが積まれているのだけれど、その上には子どもの頃、ちょっとお金持ち系の友人の家にお邪魔する必ず置いてあった気がする、古き良き船舶模型。オランダの捕鯨船ですって。

で、それとはまったく関係なく……PTA本で日本教育新聞社の取材を受けました。
内容はおいおい明かになるとして……いただいたサンプルの新聞や、学校管理職にむけた「週刊教育資料」の内容の濃い事!
「教育の世界」というのは実にディープなのだなあ、と思い知らされるのですよ。

考えてみれば、100万人もいる現職教員だけでなく、教育行政関係者や、さらに教育産業関係者まで入れれば、非常に大きく、また専門性の高いコミュニティ。

業界新聞がディープなのは当然かもしれません。

「教育資料」では、「校長は関係者をつなぐコーディネーターになれ」とか、「管理職必携! 新学習指導要領を読み解く」とか、「校長選考論文のまとめ方──どう書き出し、どう展開すればよいか」とか、「こう育てた、教師の資質」だとか、「変わる教育委員会──その活性策」とか、切実だったり、今日的だったりするテーマが目白押し。

たとえば、文科省の方針がかくかくしかじかであったとして、それに対して論評するのではなく、いかに現場で消化するか、ということにむしろ主眼が来るわけです。「絵に描いた餅」をいかに、実りあるものに落とし込むかということについての関心。「現場」の合わせ鏡として、非常に興味深い内容でした。

ちなみに、教育新聞の方で、大阪府の市議が、防犯についてのコラムを書いていて、
 
不審者とはその場に似つかわしくない人の事です。その場所、その時間にふさわしくない人物がいたら、近寄ってはいけません。変に近づいてくる人や変に後をつけてくる人、新設を無理に押し付けてくる人がいたら要注意です。
 私たちは地域社会の中でこうしたことを教えていきますが、これはあらゆる子どもにとって必要な教育です。

とたからかに述べていたり……。
これも「現場」のリアリティなのでしょうね。
なにしろ、「安全な町づくりは子どもの教育から」なのだそうで……。

ここ読んだ時には、「教育ってなにからなにまで背負い込んで、大変だー」って感じましたが、それはまた別の話。