ボランティアオヤジ 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2002-02 |
元旦に紹介するのにふさわしい。
「瞬間百パーセント」で生きる彼が、日本・アメリカ・ヨーロッパでやりたい放題破天荒な半生をおくるうちに、いかにアフリカでのボランティアにめざめ、そして、難民キャンプの人に「日本にだっていろいろ大変な人がいるのになんてアフリカまでくるのか」としかられて、新宿のホームレス支援をすることに至ったか。ありゃ、ちょっと日本語変だろうか。でも、そうなっちゃうくらい熱気にあふれている。
ボランティアってなんだろうということを念頭に置きつつ読むと、人間って本当に働く(だれかの役に立つ)ことが好きで、しかし、それは自発精神が発揮された時に最大になるのだなあ、といふうにも理解できる。
ああ、いいもん読んだ。
ちなみに、津田さんは、今は、新宿での「530」(ゴミゼロ)部隊から、ホームレスによる農村での米作り部隊(?)に活動に力点をすでに移しておられる。
というのは、先日和田中でお会いした時の情報なのだけれど。
本当に、ローリングストーンな人だ。熱中し、瞬間百パーセントで生きている。
ひとつのことしかやれない自分のことを考えると、非常に対極的で、強い敬意を覚えてしまう。