川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

バイト語を話す、オトナの存在

2004-09-16 18:30:43 | 日々のわざ
もうこれくらいにしておこうと思いつつ、バイト語続報。
近所のサンクスで、バイト語バリバリの、40代おばちゃんがいて、常々、話してみたい気がしていて、昨日、とうとう「バイト語」について話してみました。

結論から言うと、彼女は、自分がバイト語を話していることをまったく自覚していないんですね。まあ、あたりまえか。
でも、特筆すべきは、最初、「1000円から」の「から」の部分がなぜおかしいのか、というのを理解できなかったんです。
だから、会話が不成立。
「よく最近、若い人を中心に、『千円からお預かりします』とか言いますけど、よくこれって、バイト語とか言われてて、おかしいと思う人が多いみたいなんですよ。ああいう言い方するようにって、ひょっとしてマニュアルで指示されてたりするんですか」
「はい、そうです」
「え、やっぱり、マニュアルなんですか?」
「ええ、そうなんですよー」
とかなんとか。
話してるうちに、どうも通じていないと分かってきて、一生懸命、説明しているとやっとポイントが分かってきて、でも、「別におかしくなんじゃないです。『から』って、変だと思わないですけどぉ」なんておっしゃってくださいます。

うーん、ここまで来ると、なんかあっぱれというかんじで。でも、ひょっとして……と思って再質問。
「さっきのマニュアルのことなんですけど、マニュアルに『から』をつけるように書いてあったんですか」
すると、彼女は、顔が?マーク。
「いや、そうじゃなくて、お客様からお金を受け取る時には、金額をきちんと言って、『お預かりします』と……」
どうやら、覚えていないんですね。
さらに話した結果、「から」というのは、マニュアルで指定されているわけではなく、マネジャーからそうするように言われたわけでもなく、バイトを以前からやっている学生さんが使っているから使うようになった、ということでした。
なおかつ、彼女は今このしんゅかんも、その用例になんの違和感も感じていないとのこと。

若い人の場合と違って、同じ世代あるいはそれ前後くらいの人が、こうも無自覚たと、ちょっとがっくりしちゃったり。
言語感受性が低い、って言ってしまっていいのなかなあ。
でも、自分だって、特定分野については敏感でも、別の部分ではどうしようもない言葉遣いしているしなあ。
というふうに、思ったりいたしました。


秋風、と、喉の風邪

2004-09-16 02:55:12 | 日々のわざ
涼しくなって、風邪をひきました。
今年というか、今シーズン最初の風邪。
娘が何日から体調が悪くて、そのウイルスをもらったかんじね。
きっと今、喉にコロナウイルスやらなんやらがうようよいるはず。
いやーなかんじ。
しっかり眠って、とっとと治すとします。
ま、きょうもたくさん眠ったけどね。