Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

対中政策

2007年12月03日 17時15分45秒 | Weblog
Japan observerさんが非常にバランスのとれた対中政策を提示しておられます。
 要するに日米間の軍事同盟は強化しながらも、レトリックとして、中国封じ込みを表に出すのはまずい、同時に中国も安全保障の枠組みの中に取り込んでいけと。つまり、安倍首相のように表だって中国を囲い込むようなことはいかん、というわけです。
 これは納得のいく提案ですね。以前にもありましたが、やはり、この場合、中国の軍事面での透明性を高めるということが必須でしょう。
 でここいらは、レベラル、リアリストの共通の認識ではないでしょうか?
米国のリアリストにしても中国の軍事が未だへぼいことは承知している。にも関わらず、中国に脅威を感じる大きな要因は、
最近の中国の勃興というのは、確かに他国に「脅威」を起こさせるものでありますし、いずれはこれに対してバランシングをしようという動きも出てくるものと思われます。

.....、日本の脅威よりも中国の脅威のほうが(現在のところはイメージ的に)勝っている、ということなんですね地政学を英国で学ぶ

というように、中国の挑発的言動及び、透明性の欠如が大きな要因としてある。

 そして、中国をとりまく環境というのは文字通り不透明なことが多すぎる。
MI5、中国のインターネット「スパイ活動」を巡って企業に警告
で、経済的にもどうなることやら巨大石油会社暴落で、上海自由落下中?(以上、今日の覚え書き集めてみました」様ブログより)
 もっとも、外交上、細かいことにこだわらず、とにかく中国を共通の基準で縛りをかけるような経済的枠組みに引きづり込むというのは中国及び地域にとっても有益なことじゃないでしょうか?

労働審判

2007年12月03日 09時45分19秒 | Weblog
Japan Probeで、外国人の方が起こした労働審判の訴えのケースについて投稿されている。おれは労働法ってわからんからためになる。のみならず、これは外国人が関連する事件として非常にためになるケースである。
 誰かさんと違って、安易に人種差別として取り扱わなかったところは非常に意義深い。こうしてこそ、日本の労働者にも共感を得られ、また、会社の不当な重圧をどちらかと言えば、当然視する日本人労働者にとっても風穴となる、というものである。こうした異なる背景をもった人々が日本人の視野を拡げてくれるすばらしいケースになりうる。日本人と外国人が協調できるよい範例となろう。すばらしい投稿だと思う。

本 植民地朝鮮の日本人

2007年12月03日 07時36分49秒 | Weblog
また、例の如くちょろっと読んだ本。植民地朝鮮の日本人 (岩波新書) まあ、岩波の偏向にちょっと注意しながら、ぱらぱらと引用してみよう。岩波書店の犯罪(池田信夫)


35ページ 
朝鮮からの主な輸入は米であった。74年から94年にかけての・・・

よく韓国側の論者が盗んだ盗んだっていうけど、輸入じゃん。


38ページ
「朝鮮人が貸し金や売掛代金を払わぬ時は、その朝鮮人の門や戸を釘付けにしたsたものだ、それが追々出来ぬようになったから、今度は自宅に牢を設け、朝鮮人を捕らえてきてその家に入れ、親類や友人が銭を償うの待って初めて放逸してやることにした」

これは「朝鮮の悲劇」なんかにもある。当初未開拓地にあえていくなどという日本人には非常にたちの悪いのがおり、昔の朝鮮の両班あるいは今の闇金まがいの高利貸しが跋扈していた。
58ページ 
日語 学校の当面の課題は日本の勝利が決定的になった情勢を反映して高揚した朝鮮人の日本語学習熱に応えることにあった。(日清戦争)

う~ん。そうだろうなあ。日本語を強制されたってよくいわれるが、終戦当時でも日本語ができる韓国人はたしか10数パーセント。

125ページ
・・・・・渡瀬常吉は、11年7月、今度はキリスト教伝道の為に朝鮮に派遣された。

これもおもしろい。宗教弾圧とかもよくいわれるが、確かに日本でも弾圧はあったが、日本人のキリスト教者も朝鮮にいっているわけだ。

128ページ
「朝鮮人のくせに」というせりぶもずいぶんはかれた27年のことになるが、洪?三は「朝鮮人の癖に」(内外出版協会)をかいてそれを批判している。
 俳人の高浜虚子が夫人を同伴して朝鮮旅したの、韓国併合の翌年11年であった。高浜がそこで見たのは横暴な日本人、あるいは賤しい日本人の姿であった。釜山では日本人の男が、足りない料金を請求する荷物運びの朝鮮人少年に対して五銭しか払わず、「もうそれより無い」といって「子どもを突きのけるようなにした」

あと柳宗悦なんかの知識人も当時の朝鮮人蔑視を嘆いている。こうしたことは占領下の日本人も米軍からされたわけでだけど、こうした国家間の優勢が国民の優勢になってしまうところが悲しい。


141ページ

松木は「従来内地人が朝鮮人の性格を批評するのを聞くに、唯欠点のみ着眼してその美点を没了する観がある」と批判している。そして、ヨボという言葉は差別後であるから朝鮮人との交際上注意すべきである、と指摘している。・・・・しょせん日本国のためであった。

所詮日本国の為というが、これに関してはおれはとくに違和感がない。つまり、日本の恥にならないように、他国民を尊重する、という意味なら。で、「ヨボ」っておれ知らんかった。死語だな。


155ページ
上甲が逮捕された「教育組合事件のような、在朝日本人が参加した共産主義運動関連の事件は、・・・・三〇年六月から三四年五月にかけて18件もある。在朝日本人の「朝鮮民衆の民族解放運動への組織的参加」は意外とあったようだ。

奇妙なところで日本人と朝鮮人が協力しあったわけだ。あと、軍隊に志願した日本人と朝鮮人なんかもある意味それ。


178ページ
 宇垣総督の秘書・湖面であった鎌田沢一郎は宇垣の後をついだ、南次郎総督時代のもっともひどいこととして、「労務の徴用」を挙げ、次のように書いている。「納得の上で応募させていたのでは、その予定数になかなか達しないそこで群とか面(村)とかの労務係が深夜や早晩、突如打診のある家の寝込みを襲い、あるいは田畑で働いている最中にトラックを廻して何気なくそれに乗せ、かくてそれらで集団を編成して、北海道や九州の炭坑へ送り込み、その責を果たすという乱暴なことをした。但、総督がそれまで実行せよと命じたわけではないが、上司の鼻息を窺う朝鮮出身の末端の官吏や公吏がやってのけたのである。」

これは有名な引用だね。但以下を引用しないで、日本による強制連行、連行!!って朝鮮の民族主義者たちは主張していたわけですね。