Sting Kennedy Center Honors 2014
コロナ関係のPART7はこちら。
2020年3月号PART5「ドラえもんがいない3月」はこちら。
子の傍らで慣れない在宅勤務をこなす親がいる。誰かがせねばならない仕事のために子とわかれて出勤する親もいる。学校では学べない何かを感じ取っている幼い心があるだろう。
4月22日夕刊 読売新聞 よみうり寸評
……全世界の大方のひとたちは、このような形でがんばっている。医療従事者をはじめとして、献身的でいてくれる彼らに感謝の気持ちを表したいと考えている。でも残念なことに、こういう人もいるのだ。
「この10万円は生活保障。給料、ボーナスがびた一文減らないことが確実な人には給付する必要はありません。生活保護受給権者も」
橋下徹はいつものように世間を分断し、仮想敵をつくりあげ、それを叩くことで大人気だ。公務員嫌悪や政治家批判を繰り広げ、維新を大きな存在にした方法論は健在。しかし、このやり方がいま有効なのか。
「いま、いちばん必要なのは政治的なものを乗り越えて、団結ではないかと思います。政治的対立を一時休戦して、いかにこのウイルスと戦うかを、国民のみんなで、また世界中のみんなで助け合って考えなければならないときです。なんでも反対、プロパガンダはお休みになりませんか。責任の追及、糾弾は、このウイルスが終息してからいくらでもすればいいと思います。冷静さと寛容さが何よりも大事です。正確な判断は冷静さでしか生まれません。我々は我々ができることをしましょう」
《わかったことがある。新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。ずっと、誰かが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ》
……上がサンデーソングブックにおける山下達郎のコメントで、下が糸井重里のツィッター。賛同の声もあり、批判にさらされてもいる。全共闘時代からきわめつけの反体制だったふたりが、こんな発言をする時代。わたしも政権の批判は控えようか。
「私はこれまでも政治は結果責任であると申し上げてきた。全ての責任は首相である私にある。その大きな責任を先頭に立って果たしていく決意に変わりはない」
誰の発言かは言うまでもない。一度でもあなたは責任をとったのか。やれやれ、やっぱり言うことは言っとかないと。
本日はケネディ・センター名誉賞のスティング篇を。この、大統領が偉大な芸術家に贈る賞はなかなかすごいです。ステージの上より観客席の方がVIPぞろいですから。にしても、スティングの曲をあの人やあの人がっ!
“法律的エイリアン”であり、ニューヨークのイギリス人であるスティングは、この受賞を喜んでいるようだ。学生時代、向ヶ丘遊園駅前のダイエーで、ポリスのデビューアルバムを輸入盤で買って以来幾星霜。なんかもうたまんないっす。
あ。現大統領はまだこれに欠席しているのかな?これの日本版が桜を見る会?(T_T)
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2020年5月号PART1「横着な人」はこちら。