事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

勝手に人生相談Vol.07 おとなしい夫婦

2017-12-04 | うんちく・小ネタ

Vol.06「最凶の母」はこちら

40代のパート女性。夫とは、友達付き合いしていた頃からずっと性的な関係がありません。一緒に暮らし始めれば、普通の夫婦のようになるだろうと思っていましたが、手をつなぐこともキスも全くないのです。彼は恋愛ドラマは大好きで録画して欠かさず見ますが、私たちのそういう生活を変だとは感じないようです。たぶん、女性と性的関係を持ったことがないのだと思います。

彼が養ってくれ、私が家事をして……それでいいのかなと思っていました。しかし、ただの同居人か、家政婦と雇い主のようで不自然さを感じ、彼への愛情がなくなるのを感じます。

あまり考えないよう、図書館やジムに通うなど忙しくしています。それでもやはり、ふとした時、寂しさや将来への不安を感じてしまいます。こういう夫婦関係、おかしくありませんか。(千葉・E子)

世間から後ろ指を指されるようなことでもないし、驚くほど多い比率で日本の夫婦はセックスレスなのだから、お気になさらずに……で済むような話でもなさそうです。

生半可なセックスレスではなくて、一度もそういうことになっていないと来れば、当然想像できるのは不能かゲイのどちらかですよね。それも一般的なのでお気になさらずに……にはならない。なぜなら、だったらどうして結婚という形態をとったんだということだから。

わたしが気になるのは、「彼が養ってくれ」に代表される、ひたすら受け身なE子さんの姿勢だ。旦那がセックスに無関心だからこんな状況ですんでいる。これが逆に、妻の身体も考えずにセックスばっかり考えている、あるいは他の女性とせっせと励んでいる場合だと話はもっと一般化。この場合にはあっさりと「離婚するべきです」となるわけでしょう?わたしはなぜこの二人が夫婦でいるのかがわからない。もちろん性的関係が夫婦のすべてではないにしろ、裁判にもちこめば夫の敗訴は確実だ。

それでもなお夫を愛しているというなら、なぜ、自分から求めて行かないのだろう。あなたも、性的関係のない日常に安住しているのではないですか?くどいようですが、それは全然悪いことじゃない。でも、人生相談するくらいに悩んでいるというなら、あなたの側からも動くべきだと思う。具体的にどういうアクションかは恥ずかしくて言えません。

本日の1冊は「キャサリン・カーの終わりなき旅」トマス・H・クック著 ハヤカワ・ミステリ
とても素晴らしい作品であることを承知しながらも、しかしこれ、ミステリだろうか。まあ、ここまでレベルが高いとそんなことはどうでもいいんでしょうが。

 

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勝手に人生相談Vol.06 最凶の母

2017-11-06 | うんちく・小ネタ

Vol.05「“やさしい”父親」はこちら

60代の主婦。嫁が息子に離婚を求めてきましたが、息子は関係修復を希望しています。親としてどう支援すべきか悩んでいます。

嫁は孫娘を出産後、保育園に預けて職場に復帰しました。ところが今夏、孫娘を連れて実家に帰ってしまったのです。嫁だけに家事や育児の負担がかかっていると不満があるそうです。その後、「離婚してください」と一方的に言ってきました。息子が帰るように説得しても聞きません。

息子は性格が穏やかで、今まで大声でどなったことなど一度もありません。家事や育児に関しても、できるだけやっていたのは、私からも見て取れました。

嫁には、2度の離婚歴がある姉がいます。私は、嫁の背後に男の存在を疑いましたが、証拠らしきものは見つかりませんでした。

息子は嫁と孫娘を愛しています。心が日に日に陰ってきているようです。できる限り早いご回答をお願いします。
(千葉・T子)

最相葉月の回答が最高だった。

「できる限り早く回答がほしいとのことなので、急いでお答えします。支援は一切不要。金輪際、あなたはこの問題に口を出さないでください。以上です。」

「だって、あなた怖いんですもの。」

まったくだ。息子と嫁の不仲に悩む母親、というのはこの【人生案内】で定番の相談。そのなかでもこの母親は最低最強だ。息子の無謬をつゆほども疑わず

・職場に復帰し

・娘を保育園に入れ

・2度の離婚歴がある姉がいる

嫁のことが憎くて憎くて仕方がないのが文面からビシバシ伝わってくる。この母親の存在もまた、嫁が出ていった原因のひとつであることは確実。男の存在を疑ったこの母親が、いったいどんな行動をとったのか。考えると怖い怖い。

本日の1冊は、地元作家である長岡弘樹の「時が見下ろす町」

八つの短編がほんの少しずつ絡み合い、特に最初と最後がきっちり連関する……ミステリ界ではおなじみの手法が教科書的に展開。で、残念ながらちょっと教科書的すぎると思いました。面白いですけどね。

Vol.07「おとなしい夫婦」につづく

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勝手に人生相談Vol.05 “やさしい”父親

2017-10-31 | うんちく・小ネタ

Vol.04「披露宴でご披露」はこちら。(どうなったかなあ彼女の披露宴は)

40代の男性。離婚後も先妻や娘と旅行に出かけたりしていましたが、元妻の身内に知られ、彼女との関係がまずくなりました。

訳あって彼女と離婚したのは5年前です。彼女は身内の援助を受けながら定職に就いており、娘と2人で暮らしています。

私は娘のために復縁したいと考え、元妻にその意向を伝えました。そのつもりはないと言われましたが、週末には3人で一緒に過ごしたり、旅行に出かけたりしていました。

しかし、それが身内に知られ、嫌がられていることを知ると、彼女は私と一緒には旅行しないと言い出し、関係がギクシャクし始めたのです。色々と話し合いましたが、身内の意向が絶対だからと、取り付く島もない状況です。

元妻との関係が良好になって復縁できるまで、何年でも待つ覚悟はあります。しかし、娘はその間にも成長してしまいます。
(埼玉・W男)

回答者の眉村卓さんは

「虫がよすぎる」

と一刀両断。まあ、そうだろうな。

一読すると、気弱な男性を想像するけれども、どうもこの人はそれだけの人間ではないようだ。肝心の離婚の理由を明かさないのがまずあやしい。加えて、元妻と週末に出かけていることが自然なことだと考えているあたりもちょっと恐い。

おそらく、元奥さんの“身内”(この表現にも、隠れた悪意を感じる)が怒ったのは、世間体以上に、この男性の怖さに気づいているからではないだろうか。

百歩ゆずって、元妻はともかく娘はお父さんといっしょにいることを望んでいるかもしれない。しかし、次第に大人になる彼女が、はたして父親の怖さにいつまで気づかないでいられるか。

この人が読売に投稿したのは結果的に幸福だった。でなければ、確実にストーキングに走っていたはずだから。どうも、油断はできないような気もしますが。

本日の1冊は橋本治の「知性の顚覆」朝日新書。

例によって橋本に怒られているような気分になります。怒られているうちはまだ大丈夫なのかとちょっと油断。いかんいかん。

Vol.06「最凶の母」につづく

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勝手に人生相談 Vol.04 披露宴でご披露 Bill Evans - Waltz For Debby

2017-09-25 | うんちく・小ネタ

Bill Evans - Waltz For Debby

Vol.3「5月になれば彼女は」はこちら

20代の会社員女性。私の結婚披露宴で余興をお願いしている人が練習をしてくれません。心配です。

結婚式を挙げるのは秋です。昨年末にはすでに式場を決め、披露宴に来ていただく方も考えていました。

余興も早い段階でお願いしてありました。私は以前、三味線を習っていたことがあり、私も余興として、当時の仲間と一緒に披露したいと考えました。仲間に頼むと、快く引き受けてくれました。

ところが、最近になって一緒に練習をしようと持ちかけたところ、「忙しくて練習する時間がない。式の直前まで待ってほしい」と言われたのです。これまでも練習はほとんどしていないようで、式本番で失敗されるのではないかと、怖くてたまりません。

「一緒にやりたい」と言ってくれたため、安心してお願いしていました。あまりの言われように、無責任な人だなと思ってしまう自分がいます。

できないようであれば、はっきりと断ってしまった方がいいのでしょうか。(大阪・F子)

……うわあ。人生相談にこんなネタが来るとは。マリッジブルーの一形態なのかと思ってもみたけれど、しかしこれはいくらなんでも。

【人生案内】の回答者、出久根達郎さんは例によってみごとな切り返しを。

「結婚披露宴の余興は客が祝意を表すためのもので、本来、当事者のあなたが出演するものではありません。あなたの三味線の腕前は、夫にだけ披露すればよいのです。」

座布団三枚級の回答ですね。習い事の発表会じゃあるまいし、と。

わたしは別の意味でこのF子さんはうかつだと思う。

①この秋に結婚する

②むかし三味線を習っていた

③大阪の二十代の会社員

これだけの条件がそろうと個人が特定されてしまうだろう。なにしろ世界最大の発行部数を誇る新聞に投稿しているのだから。「あんた読売に投稿したやろ」と突っこまれる可能性が大きい。

……ん?ひょっとしたら彼女は、そうなることを見越して、友人に練習させるために投稿したのだろうか。だとしたらこれはマリッジブルーどころか周到な作戦では?(笑)

久しぶりに本日の一曲。ビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」。中学生にジャズを紹介するとしたら、とはよく考えるんだけど、これはひょっとしたら世界でいちばん有名なジャズの名曲かもしれない。88鍵のこの楽器がいかに凄いかを思い知らせてもくれる。

でも先週、音楽室に業者と入ったときに、暇だったので壁に貼られた音楽年表を眺めていてびっくり。ピアノの成立よりバッハの活躍の方が早い!ってことはあの人はピアノを使ってなかったのか。はあ。いろいろあるもんだ。

Vol.05「やさしい“父親”」につづく

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今月の名言2017年5月号PART2 仏式大統領恋愛事情

2017-05-15 | うんちく・小ネタ

Dan Fogelberg - Hard to Say

2017年5月号PART1「読売新聞を読んでね」はこちら

「なにがあっても私はあなたと結婚する」

フランス大統領選の候補者が紹介されたとき、若くてルックスもいい最有力候補のマクロンが、高校時代の恩師と結婚しているときいてびっくりした。飲み屋のカウンターでびっくりしました。で、当選したらそのネタがバンバン報じられている。

マクロンは17歳のときに、すでに結婚していたブリジッド先生にこう発言し、12年後についに夢をかなえた。25歳上ということだから、ブリジッド夫人は出会ったときにすでに42歳。やるなー高校生マクロン!ペタジーニとオルガ夫人に並んだなあ。おれは5歳しか上じゃないから負けた……そういう問題じゃない。

本日の一曲はダン・フォーゲルバーグのHard to Say
バックボーカルはグレン・フライ。みんな死んでしまった。

PART3「失言王」につづく

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勝手に人生相談Vol.01 ダブル不倫純情篇

2017-04-24 | うんちく・小ネタ

The Kinks - Don't Forget To Dance HD

新シリーズ開始。メディアに寄せられた人生相談に、この不完全な男が勝手に回答してしまおうという無謀な企画。なぜ思いついたかというと、あまりに典型的な不倫相談が読売の【人生案内】に載っていて、考え込まされたからなのだ。愛知のD子さんの相談は、なかなかに味わい深いです。

60代半ばの女性。10歳ほど年下の大好きな彼と、気付けば20年近く付き合っています。彼は会社員で結婚しています。私の夫は3年前に亡くなっており、彼とは、どちらかが死ぬまで付き合っていたいのですが、言い出せません。

彼のことを好きになる一方なのです。彼はクールというか、あまり積極的ではないため、私は寂しくて待ちきれず、ついメールをしてしまいます。

心配なのは、会う時間がだんだん短くなり、遠出をしたりホテルに行ったりするのも少なくなったことです。彼に嫌われないように努力し、年齢より若く見えるはずですが、飽きられているのではないかと不安です。私があまりに夢中なため、うっとうしいと思われているのでしょうか。

でも、会えば優しくキスしてくれます。言葉で「好き」と言わなくても態度でわかります。彼から別れようとも言ってきません。

この先、どうしたらいいでしょうか。控えめにして我慢すべきでしょうか。諦めきれません。

……一読して、純愛だなあと。いやもちろん二十年近く不倫関係で、そのうちほとんどがダブル不倫だったとしてもですよ。だからこそ思いました。これほどのぼせていて、よくぞ関係がばれなかったものだと。男の方がよほど周到なのか、亡くなった旦那さん(どのような経緯で亡くなったか、想像すると怖い)は気づいていなかったのか。

近ごろの60代といえば、先日の詐欺マダムが思い出される。二十代とほとんど変わらないファッションでホストクラブ通い。よほど顔と身体に金をかけているからか、確かに還暦すぎには見えなかった。その美貌に被害者たちがノックアウトされるのもありかも、と。

このD子さんがはたしてどのようなルックスかは知らないけれど、年下男との恋愛のために必死で若さを保とうとしているあたりはいじらしい。こうなったら行くところまで行ったらどうですかD子さん!

……本来の回答者である樋口恵子さんは「あなたの行為は大変な危険を伴うということを自覚してください。もし、彼の妻があなたの存在に気付いたら、婚姻侵害で慰謝料請求の訴えを起こすことだってありえます。」と、きわめてまっとうなアドバイス。うーん、でもこの舞い上がったD子さんがそれでおさまるかなあ。

本日の一曲はキンクスの「Don't Forget To Dance」あまり深読みしないでください。

Vol.02「天国の涙」につづく

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都道府県名の由来PART3

2016-07-16 | うんちく・小ネタ

最上川舟唄 大塚文雄 1090' (16) UPA‐0127

PART2はこちら

さて、この調子で47都道府県をやるわけにもいかないので、地元山形県はどんな具合だったか見てみましょう。

著者の谷川さんが筑波大に勤務していた当時、事務方に山形県出身者が二名いたそう。ひとりは村山出身の男性課長、もうひとりは庄内出身の若い女性。ふたりもいるのだからと芋煮会をやろうという話になり、しかし出来上がったのはまるで違う芋煮だったと(笑)。庄内は豚肉で味噌味、村山は牛肉で醤油味ですから。

「私たちは大いに満足だったが、二人が異口同音に語ったのは、『相手の作った芋煮は初めて食べました』という言葉であった。どうやら、村山は庄内の芋煮を食べることはないらしい。同じく、庄内の人は村山の芋煮は食べないというのである。ここまで来ると、話は尋常ではない。いくら対立があるとはいっても、信州で松本の人が長野のものを食べないということはない」

と驚いたとか。前に特集したように、山形の分断はやはり根深いということだろうか。

そんな山形県の名前が、前から存在していた山形藩の名をそのまま継続できたことに特徴があるらしい。なぜなら、名前としては「村山」のほうがはるかに強力で、現にその当時は「北村山郡」「東村山郡」「西村山郡」「南村山郡」が存在していた(南村山郡以外は現在もある)くらいだ。

つまり、村山という名をつけることを否定するために、実は弱小藩で戊辰戦争でもなんら影響することもなかった山形藩の名を、大久保利通はわざわざ巡視までして許可したというのが真相らしい。

古来、ここは出羽の国と呼ばれ、置賜郡、田川郡、村山郡、最上郡、飽海郡が置かれていた。先述のルールを適用すれば、県庁所在地が山形なのだからその郡名である村山県になるのが本来

うーん村山県か、庄内の人間にとっては、それ、どっちでもいっしょですけど(笑)。

本日の一曲は大塚文雄さんの「最上川舟歌」。わたし(ロック好き)は民謡に代表される日本の古くさいものを嫌悪しまくり。でも、妻(ジャズ好き)とクルマに乗っているときに偶然この人の歌を聴いて呆然。

「す、すごいな」

「ジャズよね」

「ロックだな」

すごい。「ちゃー!」ってのがすごい。まもなく特集します。

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都道府県名の由来PART2

2016-07-14 | うんちく・小ネタ

PART1はこちら

◆ルールその2

特に東日本において、県庁所在地が置かれた場所の旧郡名を県名にした例がとても多い。歴史的な背景を完全に無視している。(岩手、宮城、山梨など)

◆京都と大阪だけが「府」なのはなぜか

実はむかしは府がもっとあったんですって。京都と大阪以外を列挙すれば、

・江戸府(のちに東京府に改称)

・箱舘府

・長崎府

・神奈川府

・度会府(伊勢)

・奈良府

・越後府

・甲斐府

合計10の府があり、これらは重要な拠点であると同時に徳川幕府直轄領だった。東京が都となり、他の七つが県になったのに、京都と大阪(当時は大坂)のふたつが府のままだったのは、京都には歴史、大坂には商業という売り物があり、ブランドとして残したというところらしい。

◆なぜ北海道だけが「道」なのか

まったくですよね。というか都道府県名のなかでただひとつ、北海道だけが個人の意見によって名づけられたって知ってました?

道(どう)というのは、律令制の時代から使われていた地域区分で、道(みち)の名が地域の総称になっている。東海道とか、山陽道とかって、そういう意味合いもあったんだ。でも北海道はまだ蝦夷地と呼ばれていて、さあ呼称をどうしようとしたときに、幕末に活躍した探検家にして地理学者、松浦武四郎という人物が登場。彼はアイヌ研究の先駆者でもあり、政府に「道名の義につき意見書」を提出。六つの候補名のなかに「北加伊道」があったという。

そしてこの「加伊(カイ)」とは、アイヌ民族がみずからの土地をそう呼んでいたのだとか。これは……いい話じゃないですか。以下次号

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都道府県名の由来PART1

2016-07-12 | うんちく・小ネタ

半藤一利保阪正康という二大論客の対談「賊軍の昭和史」(東洋経済新報社)を読んでいたら、どうも都道府県の名前というのは、ずいぶんと恣意的に決められた様子が見える。

反骨の人、宮武外骨がまとめた「府藩県制史」が引用されていて、日本には県名と県庁所在地が違う県が17あり、そのうち三つは小藩の連合。残る14は朝敵とされた藩だったというのだ。しかも、強引ともいえる手法で、メジャーな藩名がマイナーな県名に変更させられている例も賊軍の側に多いのだとか。挙げてみましょう。

松江藩 島根県

姫路藩 播磨県と改称、のちに兵庫県に合併

松山藩 愛媛県

高松藩 香川県

桑名藩 三重県

名古屋藩 愛知県

水戸藩 茨城県

小田原藩 足柄県と改称、のちに神奈川県

高崎藩 群馬県

仙台藩 宮城県

盛岡藩 岩手県

米沢藩 置賜県に改称、のちに山形県に合併

……なるほどね。さて、それでは明治政府はどのような方針で県名を決めていったのだろう。興味がわいたので谷川彰英著「都道府県名の由来」(東京書籍)を読んでみました。いやはや知らないことっていっぱいあったんだなあ。

◆誰が主導したのか

明治4年の廃藩置県などによって県の改廃もスタート。この過程で特に重要な役割を果たしたのが内務卿の大久保利通。おお、いきなりビッグネーム。怜悧な大久保らしく、合理的な手法が内在していたらしい。

◆ルールその1

千年以上の歴史を持つ、いわゆる旧国名を完全に排除。幕藩体制を否定して欧米列強に伍すること急いだ明治政府にとって、これは最優先事項だったようだ。以下次号

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運動会~山形県スポーツ県民歌

2015-08-29 | うんちく・小ネタ

山形県スポーツ県民歌

今日は運動会。生徒も職員も盛り上がった。

この、あまり他国には見られないイベントを、文科省は教育制度として輸出する心づもりなのだとか。うーん、発展途上国には確かに有効な制度かもしれないけどねえ。

まず、もちろん思い切り体育会系なイベント。しかも発祥が海軍兵学校なので、軍国的なのは仕方ないのか。

うちの運動会も

「あのさ、白組が白軍(はくぐん)とか黄組が黄軍(おうぐん)、ほいでオレンジ組がオレ軍なのはいいとしよう。でも赤組が赤軍(せきぐん)なのはまずくないか(笑)」

校内放送では

「各組の幹部は図書室へ集合」

山口組の分裂が大ニュースになっているときに「幹部会」もあぶない(^o^)

他県の読者にはわからないでしょうが、今年はなぜかスポーツ県民歌まで登場。もっとも、これはモンテディオが勝ったときにサポーターが絶唱することが影響したか。

いやそれ以前に、他の県にはスポーツ県民歌ってないんですか。知らなかった-。しかも作者は超有名どころ。

わたしの世代は子どものころから歌いまくり。歌詞はこうです。

月山の雪 紅染めて
ほがらにあけゆく 新生日本
おこすは力 若き力
今先駆けて 我ら立つ
スポーツ山形
フレ-フレ- ヒップヒップフレ-

これが確か四番まである。新生日本ってあたりが戦後。
モンテディオが「月山山形」とチーム名が変更されそうになったのはこの歌の影響もあったか。

ただねぇ、最後のヒップヒップフレーってのがよくわからない。
今日同僚たちに質問したら

「やったろ?お尻ふってフレーフレーって」
「単なるかけ声ですよ」
「意味なんてないんです」

そうだろうか。ほんとにそうなの?

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