事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

またまた007 スペクター

2015-11-30 | 洋画

PART2はこちら

「ボンドガールじゃないわ。ボンドウーマンと呼んで」

「スペクター」におけるボンドガールのひとり、モニカ・ベルッチの発言。彼女は007の24作において、(ジュディ・デンチをのぞけば)最高齢のボンドガール。ジェームズ・ボンドがいま何才なのかは男優次第でしょうが、ダニエル・クレイグ自身はいま47才。モニカはいま51才で、ボンドより年上なのも史上初だそうです。

でもさあ、モニカ・ベルッチですよ(笑)。あの「マレーナ」の熟れ熟れ美女「マトリックス」2、3作目で美の象徴をやった人ですよ。これまで若い女しか相手にしてこなかったなんてボンド、青いな。

とか言いながら、わたしの考えるボンドガールのトップスリーは、大好きなファムケ・ヤンセンロザムンド・パイクを押しのけて

・ジェーン・セイモア(「死ぬのは奴らだ」のソリティア)

エヴァ・グリーン「カジノ・ロワイヤル」のヴェスパー……今回も名前は出て来ます)

・クローディーヌ・オージェ(「サンダーボール作戦」のドミノ)

かなあ。ええそうですともわたしは変わっています。意外に清純派好きだったんだな。自分でもびっくり。

そしてモニカ・ベルッチの早めの退場(残念)を引き継いだボンドガールはレア・セドゥ。あれ?この娘をおれは近ごろ観たぞ……

あーっ、「ゴースト・プロトコル」で、ごひいきポーラ・パットンと死闘を繰り広げた凄腕の殺し屋じゃないか。さすが「アメリカン・ビューティー」のメンデス監督は、服を着ていた方がよほどいやらしい、って感じで美しく彼女を撮っています。

そして今回、ショーン・コネリーやロジャー・ムーアと比べればストイックに過ぎたダニエル・クレイグが、ちゃんと女たらしになっているのがうれしい。以下次号

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また007 スペクター

2015-11-29 | 洋画

 

PART1はこちら

ジェームズ・ボンド役がダニエル・クレイグになってから、それまでのバカっぽい007らしさは影を潜め、シリアス路線に転向。ジェイソン・ボーンのシリーズを観客の側が経過した以上、そうせざるをえなかったのはわかる。辛気くさい顔(笑)のダニエル・クレイグは、その路線にマッチしていましたし。

今回はそれ以上に“テーマ”がくっきりと。前作は“旧いものはいい”だったけれど、「スペクター」では

・死者が生きている

・殺しのライセンスとは、殺さないライセンスでもある

このふたつがくり返し描かれます。オープニングが「死者の日」だったのはその象徴だし、悪役(クリストフ・ヴァルツ)も、死んだことになっている人物。ふたつ目の方はネタバレになるので紹介は遠慮しておきましょう。

もちろんこの作品でも、殺人許可証を持ったエージェントが、銃をぶっ放しながら女王陛下に忠誠を尽くすなんてのは古くさい設定ではないかと、Mを追い落とす官僚C(アンドリュー・スコット……「シャーロック」の、あのモリアーティです!)に言わせています。

「00(ダブルオー)プロジェクトは時代後れだ」と。

でも、Mは反論する。ここは007シリーズの根幹にふれています。いいですなあ。「キングスマン」のようにギャグにもっていくのもひとつの手だけれど、正面からスパイを孤高の騎士として描こうという気概がうれしい。

ジェームズ・ボンドの今回の動きが、亡き前任のM(ジュディ・デンチ)の指令によるものだったあたりも泣かせる。そう、今回もボンドは女性のためにひたすら活躍します。以下次号

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「007 スペクター」 SPECTRE (2015 SONY)

2015-11-28 | 洋画

いくら先行上映(STAR WARSが封切られる前にソニーも稼がなきゃね)が平日開始とはいえ、フォーラム山形に並ぶ観客はおじいちゃんおばあちゃんが多すぎないか。さすが007は長寿シリーズだなあ……あ、「いしゃ先生」のお客さんでしたか。失礼しました。

「どの席にいたしましょうか?」
とわたしの前に並ぶおばあちゃんは問われて

「どごでもい(どこでもいい)。あんた選んで」

さすが人生のベテランは言うことが違う(笑)。そこまで達観できないわたしは例によって前の方の席をとる。自分より前に客がいるとそれだけで不満。子どもか。わたしはまだまだ人間ができていない。

さて、「スペクター」開始。うおおお、モンティ・ノーマンのジェームズ・ボンドのテーマにのせて銃口のなかにボンドがあらわれ、客に向かって撃つおなじみのシーン復活!血が騒ぐ、血が騒ぐ。

メキシコの「死者の日」というお祭り。群衆がみんな死者のコスプレ。不気味なお面をつけた長身の男が美女を連れて歩いている。もちろん観客みんな彼がボンドであることを予感。カメラは自在に彼を追う。もう、これだけでこの映画が並の作品ではないことが理解できる。ここからはもう一気呵成のアクションつるべ打ち。前の席なのでマジで目がくらみます。

監督は「スカイフォール」につづいてサム・メンデス。彼だけでなく、新M(レイフ・ファインズ)、Q(ベン・ウィショー……「パフューム」のお兄ちゃん)、マネーペニー(ナオミ・ハリス)などが続投。

というか、この作品はダニエル・クレイグ版007の総括のようなつくりになっていて……以下次号
 

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追悼 原節子

2015-11-26 | 港座

その死を明らかにしないまま、静かに逝ってしまったことは、いかにも原節子らしい。小津の通夜以降、完全な隠遁生活に入った彼女は、きっとずい分と前からそうすることを決めていたのだろう。

何度も何度も彼女を特集して来て、しかし実際に彼女の死を迎えると、予想以上に苦しい。わたしも含めた往年の映画ファンは、どんなときも「彼女がどこかで生きている」ことにすがって生活していたのではないだろうか。

小津の死に号泣した彼女の、それ以降の五十年以上の沈黙を、わたしたちは

「原節子はいまどんな思いでいるだろう」

「彼女はしあわせでいるだろうか」

と案じ、案じることができるという事実に安堵していたのだ。

港座の上映会では、原節子と高峰秀子は圧倒的な存在。他の役者とは歴然と集客力が違う。年輩の観客たちは劇場を出るときに例外なく

「(原節子は)綺麗ねえ」

とつぶやいていく。まったく、そのとおりだと思う。

「お嬢さん乾杯」(木下恵介)で、いきなりアップになるシーン、「わたし、ずるいんです」と義父の前で感情を爆発させる「東京物語」(小津安二郎)、「めし」(成瀬巳喜男)、「青い山脈」(今井正)……名シーン、名作の数々が彼女の名を永遠のものにしている。

特に、わたしが日本映画のベストだと思っている小津の「麦秋」だけでも見てほしい。いかに彼女が特別の存在なのかわかってもらえるはずだ。

女優である限り、舞台に進出する選択肢だってあったはず。しかし彼女は観客と同じ空気を吸い、板(舞台)のうえで注目を浴びるという喜びも拒否してきた。しかも五十年も私生活を明かさないままに。完全な、映画女優。

渥美清緒形拳原田芳雄のときに痛感した思いを、またしてもわたしたちは経験しなければならない。これからわたしたちは、原節子のいない人生を送らなければならないのだ。

それでも、彼女が沈黙することで永遠のものにした「映画における原節子」の美しさはこれからも健在だ。それだけが、それこそが救いではないか。合掌。

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田舎の選挙PART2

2015-11-25 | ニュース

10 CC - "I'm Not In Love" - HQ Audio )))

PART1はこちら

公選法違反:尾花沢市議選買収 鈴木氏が議員辞職 「多大な迷惑かけた」 /山形
毎日新聞 2015年10月14日 地方版

 7月12日投開票の尾花沢市議選を巡り、公職選挙法違反(買収・事前運動)の罪に問われた市議で前議長の鈴木敏正被告(70)=同市上町1=が13日、同市議会を訪れ菅野修一議長(64)に議員辞職願を提出し、受理された。これまでに同市議会が2度にわたり、議員辞職勧告決議を全会一致で可決したが、ようやく応じた形となった。

 鈴木氏は午前8時過ぎに市議会を訪れ、菅野議長に辞職届を提出し「市議会に対し、多大な迷惑をかけ、信頼を失墜させたことを本当に申し訳なく思っている。自分の犯した罪に対して反省し、裁判の判決に対しては反論、控訴はしないつもり」と話した。菅野議長は「一日千秋の気持ちで辞職願の提出を待っていた。早々に辞職勧告決議に応えてほしかったがほっとしている。残された議員で議会の信頼回復に取り組んでいきたい」と述べた。

 同市選管によると、公選法の規定により、投開票日から3カ月以内に死亡や辞職で欠員が出た場合、法定得票数を得た次点候補の有路豊治氏(73)が繰り上げ当選となる。しかし、鈴木氏は13日に辞職願を提出したため、議会は当面定数1減の15人となる。辞職願を提出する前に、鈴木氏は毎日新聞の取材に「(次点候補は)いろいろと問題がある。当選すると議会が混乱する」と話しており、有路氏の繰り上げ当選を阻止した格好となった。

 鈴木氏は8月の逮捕以降、「体調不良」を理由に市議会を欠席しており、議員報酬は「返納して当然」と全額を返納する考え。同市議会事務局によると、今月14日の山形地裁判決を受けて鈴木氏の有罪が確定した場合、公選法で市議選の当選が無効となる。同市では過去の事例や判例に伴い、鈴木氏の任期だった今年7月23日から10月13日までの報酬約94万円の返還を求めるという。【藤井達也】

……この事件は、他にもさまざまに語られている。

・買収された6人のうち、鈴木被告に投票していない人もいた

・むしろ罪悪感のために(投票の)声掛けができなくなった

・毎回毎回買収に訪れるものだから、地元では4年に1回やってくる“オリンピックのような人”と呼ばれていた

・二度にわたって辞職勧告決議が全会一致で可決しているにもかかわらず、辞職しなかった理由を当初は明らかにしていなかった

→その理由が記事のようなものだったわけだ。整理してみよう。

・尾花沢市議会議員選挙は7月12日に投開票が行われた

・公職選挙法の規定によれば、投票日から3ヶ月以内に欠員が出た場合には次点候補が繰り上げ当選する。

・したがって10月12日まで、鈴木被告はなんとしても辞職するわけにはいかなかった

・ひるがえって10月14日の公判で有罪が確定すれば、彼の当選自体が無効となる。つまり、辞職ではなくなる。

だから、空白の一日とも言うべき10月13日に辞職願を出したと。

……………………ふざけんじゃねーぞ!

わたしは記事を読み込んで呆然とした。この男は、報酬を返納するだの控訴はしないなどと殊勝なことを並べてはいるけれど、実は反省などしていない。本当の意味で反省していたら、一刻も早く辞職するのが当然なのに、“次点候補には問題がある”などとほざいて居座っている。問題があるのはあんたでしょうや

鈴木敏正という男のなかに巣食っている、議会を私物のようにとらえる考え方こそ、若者を政治から遠ざけている最大の要因だろう。まず、わたしはこの人に訊いてみたいのだ。いったいどうして政治家になったんですかと。最初から票を金で買うようなことで、政治家としていったい何がしたかったんですか。

本日も10ccで「アイム・ノット・イン・ラブ」驚異の重ね録り。ぼくはきみのことを愛してなんかいないよ、とくり返すラブソング。ほんとに素直じゃない人たち。

間奏に入る「大きい子は泣かないの」という女性の声を利用したのが、あの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でした。続篇ではどんな曲を使ってくれるのかしら。

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田舎の選挙PART1

2015-11-24 | ニュース

10cc - Dreadlock Holiday

ちょっと古い話になってもうしわけない。どうにもこうにもこの事件は気持ち悪くて忘れられない。記事をまず読んでほしい。

前議長、全選挙で買収・山形地裁 尾花沢市議選公選法違反、初公判
2015年10月02日 山形新聞

 7月の尾花沢市議選で有権者に現金を配ったとして公選法違反(買収など)の罪に問われた、同市議会前議長で現市議の鈴木敏正被告(70)=同市上町1丁目=の初公判が1日、山形地裁であり、鈴木被告は起訴内容を認めた。検察側は、鈴木被告が20年前の初出馬時から今回まで過去6回の市議選全てで買収を行い、金を配らずとも確実に得票できる固定票すら把握できなくなっていたと指摘。1票当たり5千円で買収したとした。

 検察側は冒頭陳述で、これまでに行われた買収の実態を明らかにした。鈴木被告は1995年に初出馬。親戚や知人の100票程度しか見込めずに不安になり、現金や物品による買収に手を染めた。その結果、約800票を得て当選した。

 初回選挙で買収をしたことにより、鈴木被告は再選を目指した99年の選挙で自分の固定票が分からなくなり、落選への不安から再び買収を行った。その後も選挙のたびに同じ状況に陥り、買収は常態化。これまで経験した全選挙戦で現金などを配った。
 
 議長として臨んだ今回の市議選では、立場を重く見て大きく票を減らすことはできないと考えた。さらに地元の尾花沢地区からは新人3人が出馬し、同地区の候補者が前回選挙よりも1人増えたことを恐れ、犯行に及んだ。(以下略)

……議長として臨んだ選挙。落選などおよそ考えられない状況で、どうして金を配るなどという愚劣で低レベルな違反に手を染めたのだろうと不思議に思っていた。実際、この人はトップスリーに入る票で当選している。まあ、プライドの問題なのかな、程度の認識でこの人に関するニュースにはそれで興味を失っていた。まさか“買収をしなかったことがなかった”人とも思わずに。

 選挙違反によって地位も名誉もすべて失った彼は、さぞや意気消沈しているだろう。晩節を汚した報いはあまりにも大きい……と思ったら。以下次号

本日の一曲は10ccの「トロピカル・ラブ」この邦題はなんとかならなかったのか(笑)。原題はDreadlock Holiday。ジャマイカの素晴らしき休日の歌。もちろん皮肉です。学生時代にマクドナルドでバイトしているとき、深夜の小田急線の踏切のカンカンという音と、この曲のリズムがみごとにシンクロしていたのを思い出します。名曲。

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「舞台の神に愛される男たち」関容子著 「役者は一日にしてならず」春日太一著

2015-11-23 | 芸能ネタ


どうも向こうの俳優たちに比べて、日本の俳優って“語る”のがヘタじゃないですか。

作品のテーマや演技論を、もっと理性的に語ってくれないかと思っていたけれども、関容子の「舞台の神に愛された男たち」(講談社)そして春日太一の「役者は一日にしてならず」(小学館)において、男優たちはきわめて理知的に、きわめて味わい深く語ってくれている。

つまりはインタビュイーではなくてインタビュアーの質の問題だったのだろう。わたしは映画ファンだからそちらのネタがうれしかったが、舞台に暗いのもたいがいにしないと。白井晃と高泉淳子がむかし夫婦だったなんて初めて知りました。



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「逆境を越えて 宅急便の父 小倉昌男伝」 山岡淳一郎著 KADOKAWA

2015-11-22 | 社会・経済

わたしはビジネス書を読む習慣がない。というかはっきり言うと蛇蝎のように嫌っています(笑)。功成り名遂げた元経営者(往々にして現役の経営者だったりもする)の自慢話や、株が上がるだの下がるだのという与太話(ほら話でもある)を読んで、自分の生活が豊かになるとはとても思えないんだよなあ。

それに、やけに小難しい人生訓を四文字熟語で語ったりするし、後進を叱咤する意味合いもあるだろうけれど「ルール」の押しつけがどうにもうるさくて。

そんなわたしがどうしてこの書を手にとったかというと、小倉氏が官僚相手にさんざんけんかを売っていた経緯をおぼえていたから。消費者の利便を求めるクロネコヤマトの宅急便を、官僚が邪魔しているという構図の報道が多かったじゃないですか。ひょっとして規制緩和を求めるその心根が、新自由主義経済信奉者のそれだとしんどい……そんなことはなかったのでちょっとホッ。彼は小泉郵政改革なるものにも反旗を翻していたのだ。

単なる偉人伝になっていないあたりもいい。彼が大和運輸の二代目として(初代もなかなか魅力的)倒産寸前まで会社を傾けてしまい、最後に打った大バクチが宅急便。

実は小倉氏はYPS(ヤマト・パーセル・サービス)という名前にしたかったらしいけれど、宅急便で大正解よね。彼が官僚に反抗するときに、まずはメディアにコメントするあたりの手管もうまい。佐川急便への対抗意識が確実にあったとか、社内の大株主を駆逐するための権謀術数とか、ビジネス書も面白いっすね。生臭くて。

妻を病で失った彼は、障がい者福祉にのめりこむ。ビジネスマンとして、障がい者の自立を手助けしようというあたりは泣かせます。

この春、ヤマト運輸は信書が郵便でしか送れない現状に異議を唱えるためにクロネコメール便を廃止した。小倉イズムは確実にこの会社に根付いているんだなあ。ちょっとわたしは仕事の方ではそれで困ったりもしたんだけど、そういう経緯なら仕方ないっす。


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お仕事小説その6 「東京ブラックアウト」 若杉冽著 講談社

2015-11-20 | 国際・政治

その5「恋する空港」はこちら

書評という形でなら何でも言っていいですよね。

現役キャリア官僚が書いた「原発ホワイトアウト」の続篇。というより変奏曲だ。

今回、若杉が暴いたのは今上天皇の意向。彼が内心、原発再稼働に反対していて、安倍政権に嫌悪感を抱いているのは、その発言を虚心に読めば誰にでもわかる話であり、その部分をまるまる報じないNHKと読売が(彼らやネトウヨが言うところの)“偏向”しているのだろう。

彼に接することができる中枢だけがそれを知っていて、しかしそれは表ざたになかなかならないために小説という形で叩きつけたわけだ。モデル小説として、原発再稼働などの予想は当たりまくりなのに、大阪市長が政界を引退するところだけは外れたな……と思っていたらこの始末。

なんとこの小説では、彼を総理にしろとの本人の要求を、認証しないという荒技で天皇は拒否する。わたしは今上のことが好きだから(たいがいの日本人よりもリベラルですきっと)納得はするけれども、日本はまだこの人に頼らなければ何もできないのかと……

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港座通信 2015年11月上映会 「風と共に去りぬ」

2015-11-19 | 港座

「地球のどこかで、今日もGWTW(Gone With The Wind)は上映されている」とまで言われた不朽の名作「風と共に去りぬ」を、ふたたび港座でお送りします。いまから思えばスカーレット・オハラ役はヴィヴィアン・リーが必然のように思えますが、さまざまな女優が候補に挙がっていました。当時、ローレンス・オリヴィエとヴィヴィアンは恋仲だったため、オリヴィエは自ら主演する「嵐が丘」にリーを起用したくてイギリスから呼び寄せたのですが、待っていたのはこの作品の主役でした。超大作なのでいつもと時間が違いますのでお気をつけて。



「安城家の舞踏会」は、戦後の荒波に翻弄され、没落していく華族の姿を描いた吉村公三郎監督作品。脚本新藤兼人、主演原節子滝沢修森雅之津島恵子。滅び行くが故に美しい一瞬をみごとにとらえています。第21回キネマ旬報ベストテン第1位。



「バンド・ワゴン」は、文句なくMGMミュージカルの最高峰だと思います。楽曲のレベルが高く、ダンスが(フレッド・アステアですから当然ですが)絶妙。そして観客を陶然とさせるエンディング。映画とはすばらしい存在なのだとあらためて思わせてくれます。

ということで時間は

大劇場 12時&16時 「風と共に去りぬ」

小劇場 12時&15時 「安城家の舞踏会」

      18時 「バンド・ワゴン」

先着20名様に庄内柿プレゼント(笑)。マジっす。

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