事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

おんな城主直虎 第49回 本能寺が変

2017-12-10 | 大河ドラマ

第48回「信長、浜松に来たいってよ」はこちら

前回の視聴率は11.9%とニアピン。というか、すでにこの大河は視聴率的には惨敗したと総括され、『終戦』とまで報じられている。でも、閉店セールのありようで、その印象が変わるってこともあるでしょう。まもなく最終回。森下佳子さんはなにを仕込んでいるのか。

今回の本能寺は、いろいろあるけど信長はそこまで家康に対して腹黒くなかった、でもまわりはそう信じて突っ走ったからいいじゃん、という誰よりも脚本家が腹黒かったという結末(笑)。ああ、これはありだな。

この大河で、ヒロインがただひとり身体を許した(死語)のはカシラ(柳楽優弥)。でも、その男にさえ井伊のために再会の抱擁もなんもなし。バランス感覚ですか。

ひょっとしたらそれほどの才能があったかはわからない徳川の家臣団(榊原康政、酒井忠次、本多忠勝)が、例の伊賀越えをどうしのいだかはあっという間にスルーされる。「真田丸」の関ヶ原以下のあつかい。井伊に関係ない事象はすべて却下。なるほど。

来週で最終回らしいのでこちらも店じまいするけれども、井伊という小国を守るために身も心も捧げた人物として“おんな城主”を大河の主人公にセレクトしたのは果たして正解だったか。そこはやっぱり疑問だと思う。

もちろん、偉人伝に終始するのは論外だけれども、歴史に参画することがほとんどなかった人物を主役にすえるのはやっぱりしんどい(「獅子の時代」は山田太一、「黄金の日日」は市川森一だから対応できたのだ)。

わたしは森下さんのファンだから、何年か後にまた大河を書いてほしいと思っている。どうでしょう、森下佳子脚本の「日出処の天子」ってのは!もちろん主役の厩戸皇子は高橋一生でっ!(違うような気もする)

次回が最終回か……さすがに今回の視聴率は終戦とはいえ12%にのるでしょ。

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おんな城主直虎 第48回 信長、浜松来たいってよ

2017-12-03 | 大河ドラマ

第47回「決戦は高天神」はこちら

先週は大河ブロガー引退とかかましてすみませんでした。もちろん最終回までちゃんとやります、この大河はね。

来年はスルー確定として、再来年は宮藤官九郎脚本で、ビートたけしが志ん生役で語り手というとんでもなさ。見ないわけがないですもん。

にしても、直虎における語り手の中村梅雀はいったい誰という設定なんだろう。井伊家の末裔である、桜田門外でとんでもないことになった人?それとも、まだ登場していないことのほうが不自然な、元草履取りの人

前回の視聴率は11.3%。強敵のイッテQがなかったけれども、伏兵の池の水をぜんぶ抜くヤツがあったので食われちゃったか。

さて今回は信長を接待するお話。家康は妻と長男を殺させた男を必死でもてなす。家中のみんなも腹の底では怒りまくっている。そこへ、今川氏真登場。時節柄微妙な趣向で信長を喜ばせる。この大河では信長はひたすら悪いので、小兵の中野が善戦するのを「桶狭間を思い出すのぉ」と家康につぶやく。倒した今川が用意したのに(笑)。この回のために、氏真は延々と登場していたことがよくわかりました。

みやびな氏真と、教養人である明智光秀が気脈を通じていたという設定を森下さんはとったようだ。お返しに家康を招待するのは、彼を家来ごと亡き者にしようと信長が考えていたと。本能寺については、誰が何を語ってもいいことになっているので、それもありでしょう。

直虎は、すでにフィクサーの風格を身につけて家康をあおる。ドラマとして、筋が通っています。

今回のタイトルはあの青春映画の傑作からいただいている。学校カーストの低位にいる映画少年(神木隆之介)と、最高位にいるイケメン(東出昌大)の関係が最後に、というあのラストを、家康と信長の関係性に……考えすぎですね(笑)。

最終回も近いし、視聴率は12%台復帰と読みました。

第49回「本能寺が変」につづく

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おんな城主直虎 第47回 決戦は高天神 ~TB終了~

2017-11-26 | 大河ドラマ

第46回「悪女について」はこちら

前回の視聴率は12.0%と珍しく的中。

実は本日をもって(自称)大河ブロガー引退が決定。gooブログがトラックバックをやめるってことらしくて。その理由は

「トラックバック機能」について、ご利用者数の減少およびスパム利用が多いことから、送受信ともに2017年11月27日(月)にて機能の提供を終了させていただきます。

要するにブログというメディアのなかで、SNSに浸食された部分を放棄しようということなんでしょう。それはわからないではないけれども、でもわたしはこのTBという機能にけっこう耽溺していたので、とても哀しいです。

似たようなことが今回のお話にも。タイトルは歴然とドリカムをいただいている。わたしは吉田美和の才能を微塵も疑ったことはないけれど、どうしてもちょっとのれないところがあった。もっとわがままになればいいのに。もっと客を無視すればいいのに、と。

同様なことを森下佳子さんにリクエストするってのが客のわがままなのはわかってます。今回は中野、奥山という昔からの“仲間”の退場を描いている。

店じまいが始まったようだ。退場の仕方がとてもスマートなのが、むしろ哀しい。このドラマにおいて、あの井戸がなにより重要な場だったってことはもう承知。そこに矢本をすえたことが、中野と奥山をどれだけ重要視していたかがわかる造りになっている。

でもそこんとここんなにスマートでよかったのかなあ……というのがわたしのこの大河への最大の不満。もっと叩きつけるような大芝居があってもよかったんじゃないかと。

むしろそれがないんだとすれば、シニカルなやりとりがもっとあってもよかったのでは。そのあたりは、大きなお世話だけれどもプロとして森下さんは忖度しすぎた大河ではなかったのでしょうか。ちょっとジーンと来ただけに惜しい。

それでは大河ブロガーのみなさん、これからもがんばってください。っていうか来年の大河は原作者が大嫌いなので絶対に見ないって決めてたので、退場が一ヶ月早まっただけです(笑)。

第48回「信長、浜松来たいってよ」につづく

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おんな城主直虎 第46回 悪女について

2017-11-19 | 大河ドラマ

第45回「魔王のいけにえ」はこちら

前回の視聴率は10.7%と超低空飛行。イッテQ!(日テレ)とスポーツ大将(テレ朝)に食われた……という総括でもないような気がする。この時期に視聴率が下がるのは、やっぱりきつい。

脚本に問題があるんだろうか。森下佳子さん自身が「ほぼ日刊イトイ新聞」でこう語っているし。

「映画は監督のもの、ドラマは脚本家のもの」

というような考え方があって。むかしから言われてるんですけど、映画は、だいたい1時間半とか2時間で、それを撮っていくときは、まあ、少なくとも、脚本がない状態で撮りはじめるということは、基本、ないわけですよ。

つまり、映画には完成した台本があって、最後まで見通せる状態で監督は撮れるんです。だから、責任持って大胆なアレンジが可能なので、監督のものと言われる。だけど、連ドラの場合は、スケジュール上、10話なり13話なりの脚本が撮影前にできあがってるということが少ない。

だから、演出家の方が、想像をたくましくして自分の思う方向へ撮っていくと、あとがつながらなくなる可能性もある。だから、まぁ、どうしても大胆なことができないわけです。じゃあ、誰が責任を持つのか、って言ったときに、それは脚本家なり、プロデューサーなり、というふうになる。たぶん、その違いかなと。

……だから、往時は山田太一倉本聰、そして向田邦子の名がフューチャーされたけれども、演出家は映画に進出するしか(「紅い花」「四季・ユートピアノ」の佐々木昭一郎のような例外はあるにしろ)名をあげる機会はなかったと。異論バリバリでしょうけれども。

今回は勘所の回。これまで森下さんが慎重に伏線を仕込んでいたのを刈り込む回だ。残虐な信長に唯々諾々としたがう家康という構図をひっくり返すために、どれだけのことが行われたかという好例。

「悪女について」というタイトルなのだから当然のこととして築山殿(菜々緒)が悪女ではなかったという造りになっている。

この脚本家は、やはり有能だということを知らしめた回。誰もが、登場しなかったキャラを頭に描いて泣かせられる。しかも、この大騒動が直虎と万千代が直列につながる契機となる仕掛け。おみごとです。久しぶりによかったなあ。視聴率?これで下がるようなら大河ファンはなにやってんだってことですかね。今度こそ12%台復帰と読みました。

第47回「決戦は高天神」につづく

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おんな城主直虎 第45回 魔王のいけにえ

2017-11-12 | 大河ドラマ

第44回「井伊谷のばら」はこちら

前回の視聴率は11.4%とむしろ降下。日本シリーズは第6戦でけりがつき(だけどわたしにとってのシリーズMVPはラミレス)、影響はなかったのにイッテQに蹴散らされている。よくわかんない。

さて今回は、例の信長への臣従を示すために家康が本妻と長男を犠牲にするというお話。流行りの“忖度”です。徳川家康とはどれだけ我慢の人だったか、織田信長とはどれだけ悪魔のような人間だったかの回だ。

なにしろサブタイトルがチェーンソーをふりまわす悪鬼からとっていることからわかるように、信長をひたすら悪役にしないと家康の立場がない。そのために森下脚本はさまざまな仕掛けを用意している。ここは、予想通り。

酒井忠次は失態を犯し、築山殿はよけいなこと(信康に側室を求める)をし……とはなっているけれども、やっぱり信長の狂気が印象に残るようにつくってある。籠の中の鳥を信長は射殺し、万千代はだいじにするというあざとさで承知できます。

わたしはつくづく信長嫌いなので、若手サラリーマンの人気ナンバーワン武将が彼であることが不思議でならない。きみたち、本当にあの男のような天才肌で部下がバカだとしか思っていない上司に仕えたいか。仮に明智光秀があのようなことにおよばず、木下藤吉郎が有能な部下のままであったとしても、織田信長が天下をとって、本当に天下布武で穏やかな世の中が来たはずがないと思いませんか。

自分の子たちが愚物ぞろいで、家康の子が優秀であることに彼が嫉妬したという説にはさすがにわたしも首肯しかねる。でもね、家康の世になったら、愚物が二代目でも三百年もつことになったんですよ。

家康好き、信長嫌いの放言でした。あ、直虎は今回なにをやったんでしたっけ?視聴率はもうさっぱり読めません。12%台となんの根拠もなく。

第46回「悪女について」につづく

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おんな城主直虎 第44回 井伊谷のばら

2017-11-05 | 大河ドラマ

第43回「恩賞の彼方に」はこちら

前回の視聴率は12.9%となお上昇。ゆるい感じの方がアップするのかな。日本シリーズの影響もほとんどないあたりで、この大河の視聴者層もうかがい知れる。わたしはきのう油断して7回あたりで寝てしまい、おかげで応援していた(ソフトバンクのファンなのに)DeNAの敗戦にショック。すみませんわたしのせいです。

今回のタイトルは「井伊谷のばら」。薔薇がひらがな表記なので、これはベルサイユ関係のもじりかと。今さら女性の城主であることをオスカルで例えられても……と思ったけれど、今回の薔薇は財前直見を象徴したものでしょう。ちなみに、わたしは実写版で主演したカトリオーナ・マッコールがわりと好きでした。まさかあの映画で脱いでいるとは知らなくて、だったら見ておくんだったと(笑)。

いやいや財前直見のお話でしたね。彼女は不思議な女優で、代表作というのがまず存在しない。それでも仕事は途切れず、常に現役バリバリの女優のイメージが強い。もちろんそれは研音という強力なプロダクションに所属していることが大きいだろうけれど(独立した江角マキコの現状との差に慄然とする)、女性たちから決して嫌われることのない控えめな演技ができるようになったことが奏功しているんだと思います。確実に、年をとってからの方が魅力的。

今回も、娘をひとりしか産めなかったことで直虎に苦労をかけたと語り(過剰な演技をしていないのがいい)、逆に柴咲コウは、ひとり娘であったことの幸福を語る……研音とスターダスト・プロモーションの看板女優のやりとり。

静かな芝居だけではもたないので、その分を菅田将暉(彼は渡辺プロ系列)が顔の筋肉を全部使って大活躍。遠山の金さんそのまんまの見得を切るあたりは時代劇ファンへのサービス。まあ、今回は静かなエピソード。それは迫り来る悲劇への助走だ。薬箱の結び目と同様にゆるい回だったので、ひょっとしたら13%台に視聴率は復帰かも。

第45回「魔王のいけにえ」につづく

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おんな城主直虎 第43回 恩賞の彼方に

2017-10-29 | 大河ドラマ

第42回「長篠に立てる柵」はこちら

前回の視聴率は11.9%と、なんと上昇している。開票速報によるオンエア時刻変更が影響しないほど底堅かったか、あるいは直政出世物語が好感されたか。あるいは選挙結果など誰も見たくなかったか(笑)。

さて今回のタイトルはもちろん菊池寛の「恩讐の彼方に」からいただいているんだけど、わたしはこの週末、痛風で身動きできなかったので(T_T)、その原本を読んでみました。といっても予想よりもはるかに短かったんですけどね。

いやそれにしても主人公の老僧の若いときは悪い悪い。主人の妾としんねこになって(死語)、美人局のあとは強盗やりまくり。まあここまで悪いとトンネルも掘りたくなるか。彼を仇とねらう若侍と最後に理解し合うわけだけど、この二人の共通点は、リカバリーできる機会があって幸福だったということですか。菊池寛の小説的企みがバシバシ仕込んであって最高でした。久しぶりに現国の授業を受けた気分。

で、直虎。なーんだ先週はついに禁忌の方面に踏みこんだと思ったのに、直政と家康の小細工に終わってました。家康は未練たっぷり、ってぐらいが限界だったか。森下さんそれでよかったんですか。

直政がやったことは、複雑な恩賞を有能な総務がチャート化したってこと。直虎がやったことは、後期の「細腕繁盛記」の新珠三千代のように、静かに商売の行方を見守ることだけだった。

「この人(菜々緒)の息子が家康の長男ってことなの?」

妻は不思議がっている。年齢的におかしいだろうと。それ言っちゃうと阿部サダヲだって。

「うん。で、このふたりはもう少しあとで……」

「え。どうして!?」

そこんとこはねぇ。おれも無茶だと思うんだけど史実だから。停滞の回なので、また視聴率は11%台?

なんとあと1ヶ月でgooブログもトラックバック機能停止とか。うわー大河が終わった途端に原稿をまとめ、すばやくアップするのは面白かった以上に修行になっていて、おかげでいろんなブログに会えてうれしかったのに。

「利用数の減少、スパム利用が多いため」

他のブログサービスも次々にこの機能を終了させているらしいので、世の流れなんだろうけどねえ。SNSでも大河関係はやってるだろうけど、そこまではちょっと。やれやれ。

第44回「井伊谷のばら」はこちら

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おんな城主直虎 第42回 長篠に立てる柵

2017-10-22 | 大河ドラマ

第41回「この玄関の片隅で」はこちら

前回の視聴率は11.8%と予想的中。さて今回のタイトルは、おそれおおくもあの名画からいただいたってことかな。「戦場にかける橋」についてはわたし語りたくて仕方がないんです今。というのも、原作を書いたピエール・ブールのもうひとつの代表作「猿の惑星」の新作を見たばかりなので。傑作だし、どうやら客の入りが今ひとつらしいのでぜひ。

さてクワイ河というのはぁ……すみません直虎のお話でした。わたしはこの大河について今まで悪態をさんざんついてきました。その最大の理由は

面白くない。

これにつきます(笑)。でも、この回で「おんな城主直虎」は、違うステージに大河を引き上げた。例によって微温的なやりとりが前半で行われ、オトナである本多正信(六角精児)の世渡りに直政(菅田将暉)がおそれいる……的なお話だと油断していたら、なんとこれまでの大河では決して語られることのなかった同性愛に踏み込んだのだ。わたしはすっかり油断していて、ったくお小姓の支度なんかして直政ってば早とちりなんだから、なんて落としどころに持っていくと思っていたのに(笑)。

これはびっくりだったなあ。確かにネットでチェックすると、家康と直政はそういう関係だったというのが定番だけど、大河ドラマではスルーするのがお約束だと思っていたので。

森下さん、ここは勝負かけましたね。そしてNHKにもこれまで悪口言っててすまなかった。この展開を許容したんだもん。世間は少しずつだけれども進化している。それを感じ取れなかったのは「みなさんのおかげでした!」のフジだけだったか。

でも視聴率は低下するだろう。ひょっとしたら最低を記録するかも。開票速報があるときは確実に下がる。来週から、この展開がどう影響するかの方が心配。

第43回「恩賞の彼方に」につづく

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おんな城主直虎 第41回 この玄関の片隅で

2017-10-15 | 大河ドラマ

第40回「天正の草履番」はこちら

前回の視聴率は11.6%と予想を下回りました。井伊直政(菅田将暉)のやんちゃぶりはそれほど受け入れられなかったか。わたしもちょっとやりすぎかと思ったけれど、数えの15才ってことはいまの中二ぐらい?商売柄言わせていただければ、あいつらにはまだなにも期待できません(笑)

今回のタイトルも思い切ったなあ。あのキネ旬ベストワンのアニメをいただくとは。でも、おかげで宮藤官九郎が書く次の次の大河に、のんを起用する一助になれば。まあ、大河ドラマほど、大手プロダクションの都合が優先される場はないらしいので、かなりきつい話ではあるでしょうが。

さて、直政が出世するためには、次の草履番がきっちり仕事をおぼえてくれなくてはならない。やってきたのは意外に年かさの男(六角精児)で、実はそれは近藤正臣でもあったと……わけわかんないですか。

本多正信にしても山内容堂にしても明智光秀にしても、近藤正臣が演ずると途端に陰影が濃くなる。まさか二年続けて彼を本多正信役に起用するわけにもいかないので、阿部サダヲと鉄道話に興じそうな六角の起用は正解かと。

木材の拠出を直政が安請け合いして出世のとっかかりにしようとする。それを大人の事情でムロツヨシ経由かつ奥山六左衛門への近藤パワハラの解消に使う……ますますこのドラマはちんまりとまとまり、でも少しずつ面白くはなってます。

さて、そろそろ長篠の戦いのお話になるんでしょうね。つくづく思うんですけど、この時代って、信長とか秀吉とか家康の以前に、ひたすら『武田は戦が強い』ということが前提だったんだなあと。タケダタケダタケダァ♪が“前半戦”なんですよね。

今回の視聴率は11%台と読みました。あ、ちょっと不安になってきた。タケダアワーって昔あったの知りませんか?「ウルトラQ」とか「怪奇大作戦」とか「シルバー仮面」とか。いえ、いいです。なんでもありません。

第42回「長篠に立てる柵」につづく

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おんな城主直虎 第40回 天正の草履番

2017-10-08 | 大河ドラマ

第39回「虎松の野望」はこちら

うわあ。今回のタイトルは『あれ』からいただいたんですよね。いいのかなあ、大河ドラマ(このときは「獅子の時代」~「おんな太閤記」)の真裏の番組だったのに。

あ、そうか。リメイクもあってそちらは森下佳子さんが脚本だったんだ。セルフパロディはまことにけっこうだと思います。そのうちに一文字で「陣」とかいう回もあるかも。カズオ・イシグロがノーベル賞を受賞したいきおいで、最終回のタイトルが急遽「おとわを離さないで」になるのもありかと。

前回の視聴率は11.7%と久しぶりに的中。今回は草履取りのお話なので、太閤記どんぴしゃのつくり。

草履番すらまともにできないのかと軽侮される万千代(菅田将暉)。松下常慶(和田正人)は、井伊の名を捨てて跡継ぎとして復帰しろとストレートにからむ。怖いものなしの万千代をいさめようと直虎は浜松まで出向く……。

家康も松下源太郎も、のちの直政に期待していることで万千代のわがままを許す。このあたりはさすがにいい感じ。津田寛治を起用したのはこの回のためだったんですね。直親の遺児と小野の嫡男がタッグを組んで井伊をもり立てていく経緯は、このドラマにとって一種のゴールだ。

でもそれ以上に、脇に回った柴咲コウは、ようやく美人の本領発揮。これまではコスチュームプレイだったけれども、これからは本気で美しさを前面に出せる。加齢とともに徐々にすっぴんに近くなっているのは、さすがポンズダブルホワイトの人

あのぉ、でも草履をあのような方法でお偉方に提供するのは、実は怒る人も多いんじゃないのかなあ。今回の視聴率は12%超えと読みました。

第41回「この玄関の片隅に」につづく

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