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「あきらめかけている。」
J1昇格が決定したモンテディオ山形に、いきなり改称提案が海保理事長自身から発信されたのには驚いた。その名も「月山山形」。実現すれば日本語のみのチーム名はJリーグ初になるそうだ。モンテディオについては「フルモデルチェンジ」構想が用意されていて、改称はその一環。
名の是非はともかく、どうもこの話は不透明なのだ。構想がオモテに出てきたのが今年の秋。一部サポーターには初春から話があったらしいのだが、デザインやチーム名はすでにまとめ上げられており、担当したのが“海保理事長から個人的に依頼された”東北芸工大の中山ダイスケ教授。「月山山形」の商標登録も教授個人で出願中という手回しの良さ(笑)。冒頭の発言は、理事会で反発があったために中山教授が発したもの。ちなみにこの教授、鶴田真由のダンナです。
サポーターの間でも賛否は分かれているらしい。モンテディオという名への愛着はあるだろうが、観客動員が落ち込んでいるのは事実なので、なんらかの変革は必要なのだし……と。それに、発表された新ロゴなどはやたらにおしゃれだしね。
でもわたしはこう思う。“フルモデルチェンジ”が必要だとしても、改称は来シーズン開幕に間に合わなければほとんど意味がない。加えて、経営が脆弱なクラブにとって、サポーターの支持なしにトップダウンで断行するやり方はやはりまずかった。教授のあきらめの良さも、そのあたりをわかってたからじゃない?
「本当に馬鹿な発言。政党がそれほどうぬぼれてちゃだめだ」
細田博之自民党幹事長が、離党した衆院議員の小選挙区に「刺客」を送ると発言したことについての武部元幹事長のカウンター。
わははははは。世の中で一番それを言ってはいけない人なのに。いったいどのクチが言ってるんざんすかっ!次回衆院選で落選確実の小泉チルドレンを慰撫するためには、これくらい厚顔無恥にならないとやってけないか。やれやれ。