事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

軍師官兵衛~第三十五話「秀吉のたくらみ」

2014-08-31 | テレビ番組

Funassyimg01 第三十四話「九州出陣」はこちら

前回の視聴率はなんと13.0%と大暴落。こうなると今月初めの数字がバブルだったのかと。今日は24時間テレビでわたしの勤務校(兼務だけどね)の運動会が描かれ、午後は妻と「STAND BY ME ドラえもん」を。

豪雨のニュースじゃないけど、中年男が年間に流す涙を一日で。もう感動はいっぱいいっぱい。邪悪な話をくれ!

今回は秀吉が次第に魔王に変わっていく流れ。邪悪です。

あの手この手で家康を帰順させた秀吉。大坂の事情を長政に確認する官兵衛。家康の大きさに無邪気に感嘆する息子に……

「やったなあのオヤジ」

「やりましたね絶対」

いちおう時代劇口調だった気がしますが(笑)、官兵衛と善助は絵解きをしてみせる。出自が低いことでまだ侮る連中も多いから、ここはわたしに花を持たせてくれと家康に秀吉は芝居を頼んだと。

その大芝居とは、家康が秀吉の陣羽織を所望し、秀吉が拒むも、前線にはわたしが立つから無用のものと家康が主張。秀吉は喜ぶ。プロレスで言うところのブックがここに完成。なるほど。

ここまでは、官兵衛も想定内の秀吉だった。しかしキリシタンの扱いに石田三成のサジェストもあって……

久しぶりにあいさつに来た光と糸に、秀吉は加増の話しかしない。天下人となった彼に、どれだけのお追従の嵐があるかがうかがえる。だから逆に、心根のなかに軽侮がある領主には秀吉は容赦しない。400年!も豊前を治めてきた宇都宮家の鎮房(村田雄浩)に国替えを命じ、しかもその後釜に官兵衛を据えるという。こりゃ、いじめだ。

NHKのトップに、いまとんでもない人物がいる。でも現場では彼に刃向かういろんなことが行われているのだとか。うがちすぎと思われるかもしれないが、今回の秀吉の国家主義的書状をご丁寧に描いたところに、現場の反骨心はあったかも。

でも視聴率は下がるだろうなあ。黄色いTシャツとふなっしーに、わたしはすっかり心をうばわれたので。12%台?

第三十六話「試練の新天地」につづく

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検診2014

2014-08-30 | 健康・病気

2013年版はこちら

もはや年中行事となった検診結果の大公開です。去年はきっちりダイエットに励んでいたけれど、今年はそうでもないので……ま、こんなとこかな。

人間ドックの業界には逆風が吹いていて、顧客を脅すのもいいかげんにしろという風潮が。うん、まったくだ。まわりに関係者もいるので大声ではいえませんが(笑)。

例によって赤字になっている数字は普通じゃないんですってよ。ふ。( )内は昨年の数値です。

身長    180.8(181.1)

体重    83.6kg(81.7㎏)

BMI    25.6(24.9)

肥満度    軽度肥満(普通)

腹囲    90.7(89.3)

視力右    0.6(0.8)

視力左    0.9(1.0)

聴力(右)所見なし(所見なし)

聴力(左)所見なし(所見なし)

血圧    145/96(122/91)

心電図    異常なし(左軸偏位)

内科診察  異常なし(不整脈)

赤血球    492(525)

血色素    15.4(16.7)

ヘマトクリット    46.7(49.3)

白血球    4900(3400)

総蛋白    6.8(7.4)

A/G比    1.9(1.7)

ZTT    9.9(8/0)

総ビリルビン    0.9(0.7)

AST(GOT)    29(27)

ALT(GPT)    30(44)

ALP    159(177)

γ-GT(γ-GTP)    61(68)

LDL-C    61(87)

HDL-C    48(50)

中性脂肪    717(254)

尿素窒素    24.6(17.3)

eGFR    60(新設)   

クレアチニン    1.02(1.11)

血糖    87(99)

呼吸器X線撮影    異常なし(異常なし)

胃がん検診    要精検(要精検)

便潜血検査    +++(異常なし)

あんだよ、赤字へってるじゃねーかよ。2015年版につづく(といいなあ)。

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勇者ヨシヒコ 魔王の城 & 悪霊の鍵

2014-08-29 | テレビ番組

Yoshihikoimg02 テレビ東京が、低予算であることを前面に打ち出した(笑)冒険活劇。ロケはほとんど庄内映画村から出ず、役者も豪華キャスト!とはお世辞にも言えない。しかし……

・ふるさとの村を救うために旅に出る「勇者」に山田孝之

・勇者を仇とねらう当初の目的をみんな忘れてしまっている「素人娘」に木南晴夏

・トレンディ俳優だった過去はいったいどこへ?な「戦士」に宅間伸。

・ほんっとに何の役にもたたない呪文だけを習得する「魔法使い」にムロツヨシ。

・一行にまったく尊敬されない、尊敬される要素のまったくない「仏様」に佐藤二朗。

……いやあすばらしい。特に「20世紀少年」で、原作のキャラそのまんますぎて笑わせてくれた木南晴夏と、わたしは初めて見た(でもうちの音楽教師にそっくりなものだから初めてのような気がしない)ムロツヨシにはまいった。

もちろんこれだけ弾けまくりのキャストのなかで、まったく笑わずにドラマを背負って立った山田孝之にはもう風格まで。なんか、吹っ切ったんだなあ。

そうは言いながら、なんかこのドラマは贅沢な感じがする。というのも、特にアバンタイトルに出てくる敵たちがやけにメジャーな特別出演の嵐なのだ。で、このドラマの特徴である「ぁんだよ、うぜーよ」口調がうまい人(古田新太綾野剛とか)と下手な人(八嶋智人濱田岳とか)に歴然と分けられるあたりがおかしい。演技力とはまったく別の能力なんでしょうね。

それに、このドラマは歴然とドラゴンクエストそのもので、版権とかだいじょうぶなのかなあと心配していたら、スクエアエニックスが完全協力をしているのでした。おかげでメダパニやらパルプンテなんて呪文を実写で見ることができる!まあ、もちろんしょぼい画なんですけどね(笑)

「今日は帰ったらヨシヒコ見るんだあ」という日は朝からうきうき。こんなドラマはなかなかないっす。

Yoshihikoimg01

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結婚できない男PART4

2014-08-28 | テレビ番組

Kekkondekinaiotokoimg04_2 PART3はこちら

辛辣なやりとりを重ねながら、それでも桑野と夏美は関係を深めていく。なにしろ、桑野は毎回ちがった症状をかかえて夏美に診断してもらうのである(笑)。

偏屈で、空気が読めず、皮肉な口調でしか対応できないこの男が、しかし結局は誰からも愛されるようになるのには理由がある。第4話「休日を一人ですごして悪いか!!」で、尾崎脚本はネタばらしをやっているのだ。

桑野と夏美は、偶然にもはとバスで隣り合わせになり(ひとりで予約すると、そういう可能性が高いという理屈は用意してあります)、彼らはなんと葛飾柴又に向かい、桑野は寅さん映画をすべて見ていると得意げに話すのだ。

あ、そうかと気づいた。桑野のモデルは車寅次郎じゃないか!

寅さんと桑野の共通点は、女性に愛されながらも結ばれないこと以上に、独身者として享楽的な生活を送っているように見えながら、実はかなりストイックであることだろう。そのやせ我慢がとんちんかんであるだけ、客は共感できるのだと思う。

夏美は、桑野の所業に毎回あきれながら、その本質が善なるものであることに気づき、あるセリフを桑野に“投げつける”。ここはいいシーンでした。恋愛はキャッチボールだったのね。もう現役じゃないから忘れちゃったけど。

にしても、このコメディに夏川結衣をキャスティングした関西テレビはすごいと思う。彼女がコメディエンヌとしてこれだけの才能を持っているとどうしてわかったのだろう。あ、めちゃめちゃ酒飲みだというから、飲んじゃったら面白い人なのかな。

わたしにとって夏川は「夜がまた来る」で石井隆の永遠のヒロイン、土屋名美をハードなファックシーンの連続でこなしたガッツのある女優であり、テレビ「点と線」で、詳しくは言えないけれど「すみましたぁ」という衝撃のセリフをラストでかます怖い人だったのだが……

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結婚できない男PART3

2014-08-27 | テレビ番組

Natsukawayuiimg01 PART2はこちら

桑野の生活は結婚して三十年近くなるわたしにとって、一種の桃源郷だ。自分の好きな時間に自分の好きなものを食べ(食べない選択肢もありなのだ)、自分の好きな音楽を好きなだけ金をかけたステレオで再生し……各回のタイトルが、独身男の理想を言い当てているのでいくつか紹介すると

「一人が好きで悪いか!!」

「好きなものを食って悪いか!!」

「好きにお金を使って悪いか!!」

「休日を一人で過ごして悪いか!!」

「家に人を入れないで悪いか!!」

「親戚づきあいが嫌いで悪いか!!」

……まったくだよなあ(遠い目)。ほんとに、なんで結婚などというめんどくさいシステムにのらないと批判されなければならないのだ。

とか言いながら、夫婦とは実は相互補完という意味で便利でもある。桑野の生活は確かにうらやましい。でもね、それは“健康であるかぎり”という留保がつく(すみません、いま盛大に『結婚は介護保険じゃない!』という突っこみが聞こえたんですけど許して)。

桑野は急な腹痛に襲われ、隣人ちなみがいたおかげで病院に搬送してもらえる。義弟が経営するその病院の当直はやはり独身の内科医、早坂夏美(夏川結衣)だった。

おー、ようやくヒロインを登場させることができた。確かに初回からの視聴率が高かったのは、あの阿部寛が「結婚できない男」を演ずるというファクターが大きかったろう。でもこのドラマが歴史に残っているのは、明らかに夏川結衣のおかげだと思う。とにかく、桑野と夏美のかけあいは絶妙だったから。

往年のスペンサー・トレイシーとキャサリン・ヘップバーンの再来だ!……すみません例えが古くて。以下次号

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結婚できない男PART2

2014-08-26 | テレビ番組

Kekkonndekinaiotokoimg02 PART1はこちら

尾崎将也が書いた「結婚しない男」は初回から視聴率20%超え。阿部寛人気もあったとはいえ、この数字はすごい。火曜10時の関西テレビ枠の信用度だけでは片づけられない何かがあったんでしょう。

と他人事なのは、もちろんその頃もテレビドラマをワンクールきっちり見る習慣がなかったからです。でもその評判は伝わっていたし、DVDをレンタルして一気に見るのも一興かと……面白かったー!今さら何を言ってんだとお思いでしょうが、6年前のテレビドラマを今さらながらに特集しております。

設定がまず泣かせる。主人公の桑野(もちろん阿部寛)は建築家。サラリーマンではないので、上司との衝突、取引先との軋轢をドラマのメインにしなくてもいい形。そっちはプロデューサーの沢崎さんにある程度まかせられるし、演じているのが美女の高島礼子なので恋愛系の柱が一本立つ。

彼は高級マンションにひとり暮らし。妹(三浦理恵子)は友人の院長(尾美としのり)と結婚し、母親は二年前に夫を亡くしてからやはりひとり暮らしをしている。

母親を演じる草笛光子がとにかくすばらしくて、偏屈な息子に悪態をつきながらも(息子からはそれ以上の悪態が返ってくる)彼の行く末を案じている微妙さがいい。桑野のまわりには(なにしろドラマだから)たくさんの美女が登場するけれど、その美女たちに敗けてはいけない役なので大御所が必要だったわけだ。

桑野の日常は完全にルーティン化している。オフィスを出ると、ツンツン頭の店員がいるレンタルビデオ屋に寄り(アダルトコーナーにどうしても寄れないあたりは桑野がゲイではないことの強調)、コンビニでちょっとかわいい店員に

「スプーンいりますか?ポイントカードありますか?」

と訊かれ(ツンツン頭とこの店員は、のちに結婚することが暗示され、桑野を心理的に追いつめる)、マンションでは隣家の迷惑もかえりみず大音量でクラシックを流し……その隣家に住んでいるのは、おじさんが海外にいる間だけ住まわせてもらっている普通のOLみちる(国仲涼子)と愛犬ケン。

しまった。PART2までやったのに肝心のヒロインがまだ出てこない!以下次号

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結婚できない男PART1

2014-08-25 | テレビ番組

Kekkonndekinaiotokoimg01 70年代後半、女性映画ブームというのがあって、ウディ・アレンの「アニー・ホール」、やはりダイアン・キートンが主演した「ミスター・グッドバーを探して」、アニエス・ヴァルダの「歌う女・歌わない女」など、意識的な、自立した女性を描いて人気を集めていた。

そのなかの一本「結婚しない女」はジル・クレイバーグが主演したポール・マザースキー(名作「ハリーとトント」の監督)作品。

原題はAn Unmarried Womanだから、直訳すればどうしたって「結婚していない女」だし、ヒロインは結婚しないのではなくて、16年も連れ添った夫にいきなり捨てられるシーンから始まるので「結婚しない女」というタイトルは明らかに違っている。違ってはいるけども、その意志的な部分でヒットしたと興行関係では語られていた。配給の20世紀FOXはうまい商売をしたと。

つまり40年近く前は、結婚を自らの意志でしない女性はかっこよかったわけだ。逆に言えば、それまで意志的な未婚に意味づけがなされていなかったということでしょう?

田舎の親は早く結婚しろとうるさいし、三十をこえて未婚だと世間も変な目で見る。なにより、自分が“結婚できない”のではなく“結婚することに意義が見いだせない”のを認めてもらえないフラストレーションが、特に都会に住む女性たちには横溢していたから女性映画ブームにつながったのだと思う。

もちろん、十代の若僧にそんな意義が理解できるはずもなく、なんか、めんどくさい映画が多くなったなあ程度の認識。いま思えばね。

この映画から十年後、わたしと結婚した女性はまさしく「結婚するつもりはないの」と広言していたし、事故のような形でいいかげんな年下の男と出会わなければ、いまでも独身を通していたかもしれない。配偶者として、なんかそんな気がする。そんなタイプ。

じゃあ男性のほうはどうなんだろう。女性が結婚しないのは一種のマニフェストとして認められているようだが(甘いですか)、男の場合は意志的な感じはあまりしない。

独りで生きていくのが女性よりも(経済的な意味でも世間的な意味でも)簡単であることも影響してか「めんどくさいんだろ結局」てな感じであっさり結論づけられてしまうようだ。

だからドラマとして成功させるには「結婚しない男」はむしろ反発を招きかねない。単なる独身主義者だもんね。2008年、だから才能ある某脚本家は、ものすごくルックスがよくて高学歴、しかも高収入の男が“結婚できない”ドラマをつくりあげた。以下次号

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軍師官兵衛~第三十四話「九州出陣」

2014-08-24 | テレビ番組

Kyoakuimg01 第三十三話「傷だらけの魂」はこちら

前回の視聴率は16.7%。そんなものかな。今週のランキングで驚かされるのは高校野球の強さだ。個人として騒ぎになっているのは東海大四高の超スローボール投手ぐらい(山形中央はよく勝ったなあ)だけれど、派手な試合が多いことが影響したか。

天下を手に入れた秀吉にとって、残るは西の島津と東の徳川。三百年後の展開を考えると皮肉な形。

秀吉に煙たがられたこともあってか官兵衛は島津討伐に向かわされる。同じキリシタンである大友宗麟(上条恒彦)を援護するという名目で。

今回の官兵衛のミッションは、さんざん敵対してきた秀吉の命になど従いたくないという(それはもっともなことだ)、吉川元春を九州攻めに加えること。

「いいんだ。おれはこれから物語など読んで暮らしていくんだ」と、わたしなども羨望する暮らしにひきこもる元春(よく考えるとこの人の姓名ってモニカアンジェリーナのキメラ)。わかるわあ。しかしこのままだと毛利の士気が上がらない。そのために官兵衛は……

隠居した年寄り、特に屈託をかかえて引退した人間には、心のどこかに熾火のようなものが残っている。そこを、官兵衛はうまくつく。病いのために秀吉の天下をもう少しのところで見ずに亡くなった盟友、蜂須賀小六の無念が官兵衛に影響していたろうか。

ピエール瀧退場。「凶悪」で無邪気に人を殺しまくったあとだからこそのキャスティングだったか。娘を頼むとの願いはしかし……

「龍馬伝」以来ひさしぶりに役者たちの唾とびまくり&本気のビンタ。うん、こんな回があってもいいよね。自陣では官兵衛は何も語らず、善助にすべてまかせている。両極端の官兵衛。今回の視聴率は上昇して17%台か。来週はわたしの勤務校が24時間テレビに出るのでいまのうちに稼いでおいて(笑)

第三十五話「秀吉のたくらみ」につづく

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うまい店ピンポイント2014夏休み篇最終回 侍

2014-08-23 | 食・レシピ

Ncm_0678 Vol.12「川柳」はこちら

ああ夏休みが終わってしまった。ラーメン三昧の日々もこれでおしまい。残念。

松よしがあったころは、幸福の青い鳥は身近にやっぱりいるんだなあと思っていたけれど、閉店してしまい、はて。

しかしやはり青い鳥は近くにいます。職場からチャリで5分ぐらいのところに「侍」(正式には「支那そばや 侍」あぶない名前だなあ)はあります。強面な店名に反し、味は繊細。特にわたしがお気に入りなのはみそ味中華で、魚ダシとお味噌の風味がマッチしてもう……

ということで今年だけで5杯はいただいております。どこにも行かないでね、青い鳥。大好きなので90点

住所:酒田市亀ヶ崎5-13-19

定休日:火曜日

駐車場:店前に5、6台かな。

置いてある新聞、雑誌:サンケイスポーツ、少年ジャンプ

酒田近郊だけでもこの業界は日々変化していて、ケンチャンラーメン三川店のプレオープンにはすごい行列ができていたとか、亀ヶ崎2丁目に「いけ田」という店が「麺太」があったところに居ぬきで開店するらしいとか……

にしてもつくづく思う。お昼時はどこもいっぱい。どんだけ酒田の人間はラーメンを食べているんだと。若い連中の舌が“強い味”に向かうことは当然のことだと思う。でもいま、酒田には強い味も伝統の味も混在し、人口が減っているのになお新規参入がある。そんなときに、ラーメン激戦区にある学校に勤務することができて幸福です。毎日違う店でラーメンをいただく、こんなバカな夏休みはもうないでしょう(笑)

「利久」篇につづく

Samuraimap01

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お仕事小説その2「推定脅威」 未須本有生著 文藝春秋

2014-08-21 | ミステリ

51dbjfahqzl_sl500_aa300_ その1「ゼロワン 陸の孤島の司法書士事件簿」はこちら

今年の松本清張賞受賞作品。日本でいちばん戦闘機に詳しい人間(某国内メーカーで戦闘機の設計に携わっていた)が書いた航空ミステリだそうな。

犯人の狙いがどうにも小さいんだけれど、マニアックなネタがどかどか注入してあるので(理解できないながらも)面白く読める。これまたお仕事小説として成功しています。

およそ戦闘機の性能だの航空理論だのは読者がわからないのが当然で、そこはわからないながらも(おそらく理解できるひとにぎりの読者向け)なんとなく「はー、そうですか」と納得させられる。

ただ、キャラがほとんど立っていないあたりは御愛敬。ほんとのスパイはあんな行動は絶対にとらないし、人間の感情を理解できない犯人が、ハニートラップをしかけるあたりも無理がある……あ、理解できないからできるのか。次作に期待。

でもこの業界以外のネタで勝負なんて考えないほうがいいと思う。ワン・トリック・ポニーと言われようが、餅は餅屋でしょう。それにしても、この装幀や字体、東宝特撮っぽくていいですなあ。

その3「原発ホワイトアウト」につづく

推定脅威 推定脅威
価格:¥ 1,458(税込)
発売日:2014-06-27
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