事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2017年8月号PART5 てぇへんだてぇへんだ

2017-09-04 | ニュース

PART4「ベーコンエッグ」はこちら

世の中「てぇへんだてぇへんだ!」が多すぎやしませんか。

……ほぼ日刊イトイ新聞における糸井重里の小さな嘆き。ネット上をはじめとして声高な主張が相次ぎ、Jアラートという名の空襲警報が不安をあおる現代。少し、落ち着こうというわけだ。わたしも大いに賛同するのだけれど、残念なことにそのJアラートについて

「使っている方がもう少し勉強していれば」

アンドロイド端末の一部で警報が伝わらなかった件に、総務省の奥野信亮副大臣がコメント。無料のアプリがあるのだからそれをインストールすれば済む、と。所管官庁の№2の発言としていくらなんでも。

北朝鮮のミサイルについて、警報を発することにどれだけの効果があるかははなはだ疑問。国民に有事の意識を浸透させようという意図の方が本音なのではないか、とは多くの人が感じているのでは。わたしのアンドロイド端末は鳴ったけれども、わざわざアプリを入れて政治家の煽りに踊るつもりはまったくない。高価な目覚まし時計としてスマホを使うつもりもない。てぇへんだてぇへんだ、と警報を鳴らしまくる狼少年につきあうつもりもないのだ。

安倍晋三は日本の過去20年政治文化の劣化の「果実」です。

内田樹の講演から。こう続きます。

彼を見て、われわれは深く反省すべきなんです。彼を生み出して、表舞台に押し上げたのはわれわれなんです。彼を支持する人がたくさんいます。それを「こいつらはネトウヨだ。民主主義というものを全く分かっていない」という言葉は喉元まで出かかっているけれど、やはりそれはぐっと飲み込んで、「君たちも、いろいろつらいんだろね」と語りかけてあげなければいけないと思うんです。

……これを、反維新の集会で語ったので場は静まってしまったそうだ。そりゃ、そうですわね(笑)。

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今月の名言2017年7月号PART1 玄人好み。

2017-07-31 | ニュース

2017年6月号「文民」はこちら

「昭和40年代の阪神のよう。守り中心で地味だが、玄人が喜ぶ試合が多かった」

鶴岡の荘内神社で行われた江夏豊の講演会で、鶴岡出身の藤沢周平についてふれて。江夏と藤沢周平の取り合わせには少し驚いた。彼は読書家としても有名なんですって。

「寝付きが悪く悩んでいたら本を読めと勧められた。毎日の試合をこなすには頭の切り替えが大事だが、本のおかげで熟睡できるようになり、うまく対応できた」

その場にいたら突っこみたくなるところ(笑)。もっと頭の切り替えにぴったりの……いやいや、何も申しますまい。

江夏に限らず、藤沢周平に出会えた人生は幸せだと思う。わたしとて「用心棒日月抄」や立花登シリーズに耽溺し、「本所しぐれ町物語」のおしゃれさにノックアウトをくらったのだし。さあまだ読んでいないあなたは、さっそく「橋ものがたり」(新潮文庫)を購入だ!

わたし?実は藤沢の直系ともいえる後継者を見つけてしまって、いま夢中で読み進めています。その名は青山文平。まもなく、大特集します。

「あなたはとても良い体形をしている」You’re in such good shape.

おなじみ、トランプがマクロン仏大統領のブリジット夫人に向けて。これは誤訳だとの指摘もあるようだが、どうしたって下品な物言いであることは疑いない。年上の奥さんを賞めてもらったマクロンが、本音のところでどう考えたか。

トランプについての考察で、なるほどなあとうなったのは例によって内田樹によるものだった。

トランプは軍務の経験も、行政の経験もないはじめての大統領だが、それは軍務に就くことも、公共機関で働くことも、どちらもリバタリアンとしては「やらないにこしたことはない」仕事だからである。アメリカの有権者たちは彼の「公的権力を用いて私利私欲を満たすが、公益のためには何もしない」という態度がたいそう気に入ったのである。

PART2「冷笑と哄笑」につづく

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今月の名言 2017年6月号 文民。

2017-07-01 | ニュース

2017年5月号PART1「読売新聞を読んでね」はこちら

「自衛隊、防衛省とも連携のある候補を、ぜひ2期目の当選をお願いしたいと、防衛省、自衛隊、防衛相、自民党としてもお願いをしたいと思っています」

もちろんこれは稲田防衛大臣が都議選の自民党候補の集会で発したもの。先月の失言王、大西議員もびっくりのレベル。自衛隊の政治的中立がどうしたと問題になっているようだけれど、わたしは別の意味でこの発言が怖い。

まず、この程度の人物が自衛隊のトップにいることが怖い。もしも明日、なんらかの軍事的“状況”が発生したとき、この稲田朋美が自衛隊を率いるのだ。おまけに最高指揮監督権はあの安倍晋三が握っている。極右コンビがどのような行動に出るのか、わたしは不安でならない。

そして、この大臣は感覚として自衛隊を“自分のもの”だと思っているらしいことがうかがい知れる。極端なことを言えば私兵だと。これまでの失言の数々から、感情を制御できないお調子者に、そう言って悪ければ「子ども」に危ないおもちゃを持たせては絶対にいけないことは現内閣を支持している人たちでもおわかりいただけるでしょう?

最も怖いのは、彼女が防衛省でどのような公務をどのように行っているか、自衛官たちは冷静に見ているはずで、彼ら彼女らが上司としての大臣をどう評価しているかは容易に想像できる。文民統制は近代軍にとって絶対的前提。しかしこの大臣が居座れば居座るほど(居座ってくれたほうが現内閣が弱体化することは確実なので、辞任も罷免もしないでほしいという気持ちも少しはあるけれど)、文民への忠誠心は薄れていく。これが国家的危機でなくてなんだろう。

政治と金をめぐる問題でうんざりしていた時期はまだ幸せだった。極右たちは、積極的に亡国を志向しているとしかわたしには思えない。この大臣が次の総理候補だと自他ともに認めていたことがあったなんて、悪い冗談です。

実は昨夜、ないしょだけどフランチャイズでいっしょになったのは自衛隊。そぉーっと訊きました

「どうなの?トップが稲田って気分は」

みんなニコニコしていました。何も、申しますまい。

2017年7月号PART1「玄人好み。」につづく

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今月の名言2017年5月号PART3 失言王

2017-05-31 | ニュース

臼澤みさき / 鳥になりたい feat.江崎とし子

PART2「仏式大統領恋愛事情」はこちら

反省しています。このシリーズ、ほとんど「名言」をとり上げていない。迷言、失言の嵐。しかもその比率がどんどん上昇中。

それはもちろん、現政権のタガが外れていることもあるだろうが、それ以上に“なにを言ってもかまわない”状態にあるからだ。マスコミも守ってくれるしね。

先日の「リーク」がらみでいえば、読売新聞は“偶然にも”こんなタイミングで各都道府県に公務員獣医師の採用状況のアンケートをとっている。まさか獣医師が足りていないという事実をわざわざ大きく報じたかったのかな?もちろんこの記事(「公務員獣医 定員割れ7割」)には加計学園のかの字も登場しない。出会い系バー報道につづき、すばらしい与党応援団ではないか。さすが読売。

それでも、どうにもフォローできない失言は出てくる。

「働かなければいいんだよ」

自民党厚生労働部会において、三原じゅん子参院議員が受動喫煙がらみでがん患者への対策を求め「患者側は店や仕事場を選べない」と、この人にしてはまっとうな主張をしたら、おなじみの“ザ・失言王”大西英男衆院議員(「巫女のくせになんだ」「まず自分が子どもを産めよ」)がこんな野次を飛ばしたのだとか。

どういう意図でこんな野次が出てくるのか、ちょっと理解できない。めちゃめちゃ好意的に考えて、自民党は厚労省の案の「飲食店屋内全面禁煙」に反対し、小規模な飲食店は喫煙可にもっていこうとしているので、厚労省寄りの提案に茶々を入れたかったのかと……だとしたら喫煙者として言わせてもらう。

迷惑だ。

これでますます喫煙者の肩身は狭くなる。おそらくは非公開の席だったので油断したのだろうが、まさかその内容を同じ政党の議員がブログで明かしてしまうとは思ってもみなかったのだろう。その意味でも、この議員のレベルがわかろうというものではないか。

そしてわたしは期待する。この人が議員としての最低ラインであってほしいと。まさかこれ以下の……ああ来月が怖い。

本日の一曲は、大好きな江崎とし子さんがらみで検索していたら出て来た臼澤みさきの「鳥になりたい」。民謡系からは、たまにとんでもないのが出てくる。

2017年6月号「文民」につづく

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リーク

2017-05-25 | ニュース

5月22日付けの読売新聞に、とても奇妙な記事が載った。社会面にでかでかと

「前川前次官 出会い系バー通い  文科省在職中、平日夜」

見出しも扇情的。名物次官だった前川氏が天下り斡旋がらみで引責辞任したのは、学校事務職員関係で尽力してくれた彼のことだからみんなご存じのことと思う。なぜ、こんな記事がこの時期に載ったのだろう。

読んでみると、歌舞伎町の出会い系バーに頻繁に出入りしていたとあるが、

「教育行政のトップとして不適切な行動に対し、批判が上がりそうだ」

と記述してあって、つまりはまだ批判は出ていない。というか、記事のほとんどは出会い系バーの説明に終始し(「女性らは、『割り切り』と称して、売春や援助交際を男性客に持ちかけることが多い」)、いかにも前川氏が「売春」や「援助交際」の常習であるかのような記事になっている。

疑問はいくつも。

・すでに退職した元公務員について、ここまで大きく報ずる意図はなにか

・前川氏の行動を、誰が“見張って”いたのか

今朝、すべて了解できました。週刊文春の広告は

「『総理のご意向』文書は本物です」文科省前事務次官独占告白150分

というスクープがトップ。加えて朝日新聞が一面トップで

「総理の意向」担当課が文書提示  獣医学部計画 行政ゆがめられた

と加計学園問題がらみの見出し。

わたしは最初こう思った。前川氏は読売の意味不明な記事の意趣返しのために朝日の取材に応じたのかと。よく考えたら逆ですよね。文春と朝日に加計がらみで前川氏が取材されたことにあせった誰かが、前川氏つぶしに動いたのだろう。

一連の流れが納得できたとして、なによりもわたしは読売がすっかり政権の道具に堕していることが哀しい。記者のモチベーションも下がっているだろうなあ。栄光の読売新聞社会部はいまや……ところで、前川氏を尾行していたのはどの役所?

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今月の名言2017年5月号PART1 読売新聞を読んでね。

2017-05-10 | ニュース

Everything But The Girl - Time After Time

2017年4月号PART3「嘘。」はこちら

「党総裁としての考え方は、相当くわしく読売新聞に書いてあるから、ぜひそれを熟読してもらいたい」

まだ5月前半だけれども、もうこれを上回る名言は出てこないでしょうからさっそく紹介。8日の衆院予算委員会において、民進党の長妻昭議員の憲法改正に関する質問に答えて。

ここまで国会をなめた発言もめずらしい。大嫌いな民進党への揶揄もこめたのだろうが、含み笑いさえ浮かべていたではないか。なんてこった。

わたしが怖いのは、2020年をめどに改正したいと公言したことだ。ああやっぱりこの人がオリンピック誘致に懸命になったのは、そういうことだったんだなと。国威発揚、国民熱狂の隙にやっちまえと。いっきに五輪が汚れたものに思えてきました。なーにが「お・も・て・な・し」だよ。発想はあくまで内向き。日本が美しいのと同時に、他国も美しいとは考えない人だからなあ。

日刊ゲンダイは、こんな乱暴な発言をすることで、妻の問題から論点を外したいとしていると読んでいるが、それもちょっとあるような気もするけれど、なによりこの人はいま、一種の躁状態のなかにいる。

本日の一曲はeverythig but the girlの「タイム・アフター・タイム」
所収の「アコースティック」はスプリングスティーンやエルビス・コステロの名曲をタイトルどおりカバーしているが、この曲のすばらしさは群を抜いている。今日久しぶりに聴いてしみじみ。いいわあ。シンディお姉ちゃんやフーターズのバージョンもいいけどね。

PART2「仏式大統領恋愛事情」につづく

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今月の名言 2017年4月号PART3 嘘。

2017-04-29 | ニュース

PART2「知的であること」はこちら

「道徳を教えるために、教育勅語を使ってはいけないと私が申し上げるべきではない」

松野博一文部科学相が教育勅語を教材で使うことを政府答弁書で認めたことに関して。ほー、と思いました。つまりは何でもありなんだと。これ以降、教員が教材に選択するネタに文科省が文句を言うことは一切ないと考えていいわけだ。ここは、きっちりとおさえておきましょう。

しかし内心では「サヨク系のネタを使ったら容赦しないぞ」と思っているのは見え見え。かように、森友学園をめぐるお話で顕著だったのは“嘘はいくら言ってもいい”という新しい常識だったと思う。

誰もが森友学園への利益供与が首相、および首相夫人のためにあったことはわかっているにもかかわらず、当事者のみんなが否定する。そしてそれをなんとなくみんな納得している。「世の中なんてそんなものさ」と。防衛大臣がまさしくそうですよね。どれだけわかりやすい嘘をつくものだか。

彼女と森友学園が昔からの知己だったという話にはつくづくと感じ入った。類は友を呼ぶんだなあ。そして彼女に向かって「怨」なるFAXを送る籠池夫人がオモテに(ようやく)出てくるなど、レベルの低いやりとりは続いている。

この件に関しては、野党の追及がやはり甘い。籠池氏と野党の関係者がいっしょにマスコミに写真を撮らせるセンスには死んだ。でも真に怖いのは、あの幼稚園ではこの問題があからさまにならなければ、まだあのような教育が行われていたことだ。

そして国粋的な主張を持っている人たちは、その考えのためならいくらでも嘘をついてもいいとどうやら考えている。大義のためならと。

そして思う。お馬鹿なキャラクター合戦を笑っている場合ではないと。この人たちがいま、政治を動かしていることこそが怖いのだ。

2017年5月号PART1「読売新聞を読んでね」にすぐつづく

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今月の名言 2017年4月号PART2 知的であること。

2017-04-28 | ニュース

PART1「復興相」はこちら

「災害後に、誤った認識や被災への無知、そこから生じるねたみなどによって、とりわけ子供たちの人権が脅かされ続けています。その子供たちが今もこれからも、本学の学生になるかも知れません。同じような差別偏見にさらされた時には、大学に相談し問題を共有させて下さい。本学はそのような差別偏見、人権侵害を決して許しません」

田中優子法政大総長の入学式における式辞。被災者いじめという最低の事態への警告。前回も思ったけれど、法政の学生はしあわせだ。その点、あの前復興相は……って比べるのもまちがいか。

娘の大学の学長が、卒業式で学生に語りかけた言葉もすばらしかった。

「役に立つ学問が大学に求められています。これほど知的ではない話はありません。」

全くだ。経済界のリクエストにそこまでお応えする義理は大学にはないぞ。あきれるほどに無駄な学問こそが世界をイノベートして来たのに。およそ就いた職業にまったくなにも貢献しないであろうことを学んだ娘は卒業の夜、しみじみとつぶやいた。

「大学に入ってよかったなあ。」

妻もわたしも、その一言だけで十分に報われた。

「あまちゃんに出なくてよかったなというか」

十年以上も宮藤官九郎作品のドラマにでていなかった阿部サダヲが、2019年の大河ドラマに主演するにあたって発したコメント。大人計画のみんなが「あまちゃん」に出ているのに、阿部だけが考えてみれば外れてたものね。

それにしてもNHKも思い切ったなあ。宮藤官九郎が脚本でネタはオリンピック。主役キャラは前畑秀子を育てた新聞記者……不安もあるけど期待しちゃう。前畑をぜひとも“のん”でお願いしたい。民放はびびって彼女を起用できないらしいので。なにやってんだ。

PART3「嘘」につづく

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今月の名言 2017年4月号PART1 復興相

2017-04-27 | ニュース

2017年3月号「図書館ってなに?」はこちら

今月は、なんというか名言の嵐だった。たまりにたまった膿が吹き出した感じ。その最大の要因はもちろん現内閣が調子こいてるから。特に今村雅弘前復興相は吠え、謝罪し、また失言とご丁寧なことではあった。

記者「帰れない人はどうするんでしょうか」

復興相「どうするって、それはもう本人の責任でしょう。本人の判断でしょう」

記者「自己責任ですか。(今村復興相、再び「え?」と聞き返す)自己責任だとお考えですか」

復興相「自分はそうだと思いますよ」

……この記者は手練れだなあ。そしてこの挑発に簡単にのった復興相は

復興相「責任持ってやってるじゃないですか! なんて、君は、無礼なこと言うんだ。ここは公式の場なんだよ(演台を小突く)」

記者「そうです」

復興相「だったらなんで無責任だなんて言うんだよ!(さらに強く叩く)」

記者「ですからちゃんと責任を......」

復興相「撤回しなさい!(指さしながら)」

記者「撤回しません!」

復興相「しなさい! 出て行きなさい! もう二度と来ないでください、あなたは!」

……日ごろの記者会見では絶対に行われないやりとりだろう。記者クラブという存在に政治家もマスコミ自身も安住してしまっている。手練れのフリージャーナリストは、その油断をあからさまにしてくれた。

「(東日本大震災が)東北だったから、よかった」

(風評被害払拭に)「生産者の努力が必要」

本音なんでしょうね。それにしても、だ。この人は政治家として何がしたかったのだろう。安倍内閣において、復興に重きが置かれていないのは常々感じているにしても、それにしたってこんな人材しかなかったのか。政治生命をかけて復興にすべてをかける人物はいなかったのか。東北人として、とても、とてもさみしい。

PART2「知的であること」につづく

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森友学園事件PART7

2017-03-15 | ニュース

PART6はこちら

「(小学校の)目の前に自宅を購入した人もいる。ぜひ認可を」

「設置が許可されないことがあったら、どうしてこの小学校に行けないのか、子どもの前で説明していただきたい」

……森友学園が開校をめざしていた小学校に入学させる予定の保護者が大阪府に対して(朝日新聞より)。

少なからず驚き、いやいや普通のことなのかなと思う。ことここに至っても、森友学園の小学校に子どもを行かせたい親はいるのだ。

さまざまな報道の中で、突出して異様だったのは理事長の奥さんだ。今月9日に行われた大阪府教育庁による実地調査において、私学課の職員に

「マスコミに資料を出しているのはお前だろう」

と詰め寄り、顔を撮影しようとしたため(のちにブログにアップする目的だろうと推察された)、この実地調査は中止されている。

実力行使である。

他にも彼女に関連した異常な行動は多数語られているが、どれひとつとってもそのファナティックさは際立っている。ために多くの退園者が出たのはお伝えしたとおりだが、それでもまだ志望者はいるのだ。さすが、カルトかなと失礼ながら考える。

小学校の開校はひとまず見送られた。しかしもしも開校していたとして、定数を大幅に下回る状況で、はたして事業を続けていけたのか。

そしてこれだけは言っておきたい。どうしてそんなに小学校をやりたいんですか、と。

ありもしない推薦枠でPRし、土地は政治家と役人を使ってダンピング、そして違う金額の契約書がいくつも出てくるなど、要するに籠池夫妻は法律や条例などどうでもいいからとにかく学校を開きたかったのだ。自らが信じる教育をやりたいから?いやいや、わたしはこんなときにぴったりな言葉を知っている。

布教

本日の1冊は「新編 われわれはなぜ映画館にいるのか」小林信彦著。われわれにとってこの本が教科書であることは確かです。新たに加わった芝山幹郎氏との「仁義なき戦い」をめぐる対談は必読。

今月の名言2017年4月号PART3「嘘」につづく

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