まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

見残した 昨日の夢の 金木犀

2016年09月29日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は前線や湿った空気の影響で曇りで夕方まで雨が降り、雷を伴う所があるらしい。気温は23.2度から24.4度、湿度は96%から88%、風は1mから2mの北の風が少しばかり。明日の30日は、前線が四国南岸に停滞するため曇りで、夕方から雨の降る所がある見込みらしい。

 

 天気が悪いらしいので行くところがない。そこでいつもの県立図書館に行ってみた。このアキニレの葉っぱも少しばかり黄色くなってきて、小さな葉っぱを少しずつ落とし始めている。

 

 先週に借りた郷土資料の五冊を返却して、いつもとは違うコーナーを歩いてみた。情報通信、電気工学、美術、音楽・・・・・。

 

 で、こうしたものを借りて来た。楽譜集である。

 

 こういう本も借りてみた。「沖縄を返せ」とか「インターナショナル」とか「イムジン河」とか・・・。

 

 帰り道にホームセンターに寄ってみた。昨日のホームセンターにはナイフは置いてなかったけれど、ここにはあるかなぁ・・と。最近は、カッターナイフが主流で、まさにピンからキリまであって、業務用みたいな高級品まで並んでいる。

 

 そんな隙間から見つけ出したのがこれ。紛れもなく、「登録商標:肥後守定駒」、通称「カネコマ」と呼ばれるもの。刃物生産で有名な兵庫県三木市で作られたものである。

 

 この方が、カネコマこと、永尾元祐さん。明治27年ごろ金物問屋『重松太三郎氏』が鹿児島から持ち帰ったナイフを元に製品を改良。当時取引先の多くが九州熊本だったことから名前を『肥後守ナイフ』と称し販売したことにより大ヒットした。最盛期には登録製造業者40件、三木市で大きな産業に発展したが、様々なトラブル等、歴史経過の中で減少していった。現在『肥後守』登録商標を使用できるのは永尾駒製作所1件のみ。創業明治27年。100年の伝統を後世に伝える為、日々努力しておいでになる。ちなみに登録商標『肥後守定駒』は(ひごのかみさだかねこま)と言う。

 

 お昼からは雨が激しくなってきた。

 

 それでも、わが家の前の県道工事現場ではガリガリと工事が行われている。30年ほど前ならば、「ド○タ殺すにゃ刃物はいらぬ、雨が三日も降ればいい」といい、「電話屋殺すにゃ刃物はいらぬ、雨が三日も降ればいい・・」などと、喫茶店でアブラを売っていたが、すぐに、「雨具を支給しとるんだから仕事に出ろ~」などと言われて雨の中へ追い出されたものだった。

 

 ま、今の重機にはエアコンやらがついていて、雨なんぞへっちゃらだから、「なんだ、こんな坂、なんだ、こんな雨」と作業をやっているんだろう。

 

 それでは・・ということで、わが家の会計帳簿の点検やら分析やらをやっていた。

 

 奥方が会計を握っていたころの帳簿を引き継いだもんだから、どうにもこうにも勝手が悪い。そこをいじくりだすとつじつまが合わなくなったりして。どうにも数字には弱いのだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「葦と書いてもヨシと読む 勝手に決めるな人の善し悪し」というもの。葦(よし)は、葦(あし)のアシと読む音が「悪(あ)し」に通じるのを忌んで、「善し」に因んでヨシというようになったそうで、「悪し」の気持をもって葦の髄をのぞくともっと良くない結果になるのかも。ただ、ものごとの「音」や「ひびき」などで、勝手に、「あし」だの「よし」だのと変えられてはたまらない。人の善し悪しも気分次第で言い換えられたのではたまったものではない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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