まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

秋の日は 言い訳ばかりを考える

2016年09月09日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は22.2度から29.9度、湿度は88%から68%、風は2mから1mの西北西の風が少しばかり。言うと言わんと、空気は秋の香りになってきた。屋外にいても暑さがすっかりと変わってきた。明日の10日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 花オクラもそろそろおしまいの時期に近づいてきた。

 

 今日も18個の花オクラを収穫して冷蔵庫に保管をしておいた。

 

 花の後には、こんなものが出てきている。これがタネになるらしい。普通のオクラの食べる部分みたいだ。

 

 さて、夏恒例の膝の痛みが今年もやって来た。いつもは7月から8月ごろにやってくるのに、今年は少しばっかり遅かった。別に打撲をしたわけでもケガをした訳でもない。何かの虫やムカデなんかに噛みつかれた訳でもない。医者に行っても分からない。で、一週間もすればうそのように痛みも消えてしまう。

 

 痛みをこらえて、今日は注連縄造り。ま、いわゆる「縄ない作業」である。稲のワラでロープを作る作業である。この力のいれ具合が難しい訳だ。

 

 できあがったものはこんなもの。なかなかにはきれいなものは作れない。この飛び出したものやヒゲ状のものをハサミで切り取って仕上げていく。

 

 で、できあがったものがこれ。これはまだ「縄」で、注連縄ではない。

 

 この縄に「下がり」という、7本、5本、3本の稲わらを編み込んで形ができる。

 

 それに、昨夜作っておいた「紙垂(しで)」を差し込めば「注連縄」ができあがる。

 

 御幣もできているので、私のお仕事は準備万端。日曜日の朝に、これを張り替えたらミッション・クリアになる。

 

 お昼から山間部を走ってみたら、あちらこちらで彼岸花が咲いている。わが家の近くでも二輪ほど花が開いていたし・・・。

 

 いつも、あそこのあるのになぁ・・という場所に行ってみると、あるわ、あるわ・・彼岸花。カレンダーも時計も持っていないのに、なんとけなげな彼岸花。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分には人間だものと言い、他人には人間のくせにと言う」という、いつもの赤松先生のお寺にあったもの。言い訳をするときに、自分には、「人間だもの」と言い、他人を責める時には、「人間のくせに」と言う。車いすの人を「障がい者」と言い、メガネをかけた人は、「健常者」と言う。足と目の違いだけなのに。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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