中秋の名月に、ホッコリと…

“名月や 池をめぐりて 夜もすがら” あまりに有名な芭蕉が詠んだ句です。今日９月８日は、旧暦の８月１５日。中秋の名月にあたります。東京地方は生憎の曇天ですが、チャンスに恵まれれば、雲間から迫力あるスーパームーンを観賞できそう。

全国各地で、今夜は観月の宴や催しが繰り広げられる事でしょう。この 名月にススキ、ダンゴ、里芋をお供えしたことから、中秋の名月は別名「芋名月」とも呼ばれております。

私も今夜は、中秋の名月こと芋名月に因んで、お酒の肴に「里芋の鶏肉ソボロ餡掛け」をおだしいたします。作り方は簡単。茹でた里芋に、鶏肉のそぼろ(挽き肉)を餡掛けします。鶏の出し汁で味付けし、サッパリ、ホッコリの味わいです。

ＧＩＮＺＡ と ん ぼ
富士子

デミグラスソース煮込みハンバーグ

西洋料理の基本的なソースの一つが、黒に近い茶褐色のデミグラスソース。デミグラスソースとは、よく煮詰めた濃厚なスープのことを言い、元々はフランス料理によく使われています。日本でも洋食レストランや家庭料理など幅広く用いられています。

ハヤシライス、ビーフシチュー、ハンバーグステーキ等々、家庭料理でお馴染みの味です。今夜は、このデミグラスソースをベースに、煮込みハンバーグを作成してみます。トロトロ濃厚ソースで、肉は松阪牛７・豚肉３の割合いの合挽きを使用します。

合挽き肉に、粗めに切ってみじん切りにしたタマネギを、バターで飴色に炒めて粘り気がでるまで、よく練り上げます。お酒に相伴する料理ですので、小さく一口サイズに丸めてフライパンで、両面に焼き色をつけます。後から煮込むので中まで火が通らなくてもＯＫです。

これをデミグラスソースに入れて煮込みます。目安として弱火～中火で３０分くらい煮込みます。塩・コショウで味を整えて完成です。見映えをよくするため、器に盛り付けるとき、別に茹でておいた群馬産の芽キャベツとジャガイモを添えます。

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秋・イベントが続きます

９月に入り、何となく秋の気配がいつの間にか漂っています。夜、賑やかな鈴虫の鳴き声と、亡くなったお客さまのお墓参り時、墓苑に店の名前の「とんぼ」が群れ飛んでいて「秋」を実感しました。

先日、口の悪い常連客から「ママは肥ゆる季節を先取りしてるね！」とニヤニヤ笑いながら言われました。ムッとした私ですが、顔には出さずタップリの笑顔で「何故ですか？」と、問い返すと、そのお客はジロリと私の体型を観ながら「だって、お腹に浮き輪を巻き付けてるから！」と大笑いします。流石の私も知らないうちに眉間にタテジワを寄せていました。本当に失礼です。私が気にしていた悩みをスバリと指摘されちゃいました。

運動不足を何とかしなくちゃ、と思いながらも、猛暑続きの期間は、熱中症が怖くて何もしないまま、浮き輪がドンドン膨らんでき、焦り気味です。 そこで、無い知恵を絞って思い付いたはお客さまも参加する「とんぼ」主催の秋のイベントです。

まず、９月１４日(日)には、常連客の斎藤さんの実家が営んでいる埼玉・春日部の梨園に恒例の「梨狩りバーベキュー」を第一弾に開催いたします。１０月２６日(日)には、１０回目を迎える「とんぼカップ争奪ゴルフコンペ」を群馬県のレイサムゴルフリゾートで開催します。

この他、日本酒利き酒ツアー、ワイナリーツアー、カラオケ大会等々お客さま同士の懇親親睦をメインに、ついでに私の浮き輪縮小を兼ねたイベントが続きます。お客の皆さま方からの「こんな催しを実施して」との要望も受け付けております。実施するか否かは、私の浮き輪縮小、はたまた消滅するかの目安で判断させていただきます。

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